さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第九十八話 新しい素敵な先生
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「ここの向こうだ。お~い! 小狼!」
「さくら! 知世ちゃん!」
すみれが手を振る。
「小龍!」
「すみれ!」
さくらと小狼の顔が明るくなって駆け寄ってくる。
「苺鈴は?」
ふと小龍は苺鈴がいないことに気づいた。
「はぐれてしまって、今迎えに行くところだ。あそこだ」
そう言って苺鈴がいる場所を示す。
「一人だけ別のところか……。苺鈴! 迎えに行くから待っててくれ!」
「小龍! 小狼! 早くね~」
そう苺鈴が叫ぶ。
「一人だけは寂しいですわよね。早く迎えに行ってあげましょう」
智世の言葉に全員頷くと進み始めた。
しばらく進むと苺鈴がじれたのか「小狼、小龍~。早く~」と言ってきた。
「もう少しだ」
そう言って小狼は前方のトンネルを見た。
「ここへ入ってしまうと苺鈴ちゃんの姿が見えなくなってしまいますわ」
知世の言う通りだった。
「戻るか……」
「でもほら、あそこまで進めばまた苺鈴ちゃんが見えるようになるよ」
そうさくらが指し示す。
「戻るのは時間のロスが激しいからね。小狼」
小龍が小狼を促す。
「合図してもらうしかないんじゃない?」
美空が提案する。
「ああ。苺鈴」
小狼は頷くと苺鈴に声をかける。
「なあに?」
「俺たちはこれからこのトンネルに入る。お前は叫んで居場所を教えてくれ」
「なんて言えばいいの?」
「ゆっくり数を数えるんだ」
「わかったわ」
苺鈴が頷いたのを確認すると全員でトンネルに入った。
トンネルに入ってしばらくは声が聞こえていた。
しかし途中から声が聞こえなくなった。
「「苺鈴!」」
小龍と小狼は駆け出す。
すみれたちも何かあったのではないかと走りだした。
「ああ!」
苺鈴がいたはずの場所には彼女はいなかった。
「苺鈴!」
彼女の名前を呼ぶが返事はない。
すみれたちも探すがいなかった。
「あいつ動くなって言ったのに……」
「小狼のせいじゃない。どこに行ったんだ……」
小狼と小龍は悔しそうだ。
「とにかくさがそう。苺鈴ちゃん待ってるよ!」
さくらが励まして、小狼が頷いた時だった。
リーン!
何か鈴の音が聞こえた。
「これ……あの時の……」
「似ている……」
すみれと小龍にはこの音に聞き覚えがあった。
昨年の最後の審判で使われた鈴の音に……。
「この音は……」
「迷路が現れるときに聞こえた……」
さくらと小狼は別の意味で聞き覚えがあった。
コツコツ
足音が聞こえた。
小狼と小龍がすみれたちの前に出てかばう。
「小狼!」
苺鈴が現れて小狼に抱き着いた。
「よかったですわ」
「ええ、会えてよかったです」
知世と智世がほほ笑む。
「どうやってここに?」
小龍が訊く。
「助けてもらったの」
「誰に?」
今度は小狼が訊いた。
リーン!
また鈴の音が聞こえた。
姿を現したのは観月先生だった。
「さくら! 知世ちゃん!」
すみれが手を振る。
「小龍!」
「すみれ!」
さくらと小狼の顔が明るくなって駆け寄ってくる。
「苺鈴は?」
ふと小龍は苺鈴がいないことに気づいた。
「はぐれてしまって、今迎えに行くところだ。あそこだ」
そう言って苺鈴がいる場所を示す。
「一人だけ別のところか……。苺鈴! 迎えに行くから待っててくれ!」
「小龍! 小狼! 早くね~」
そう苺鈴が叫ぶ。
「一人だけは寂しいですわよね。早く迎えに行ってあげましょう」
智世の言葉に全員頷くと進み始めた。
しばらく進むと苺鈴がじれたのか「小狼、小龍~。早く~」と言ってきた。
「もう少しだ」
そう言って小狼は前方のトンネルを見た。
「ここへ入ってしまうと苺鈴ちゃんの姿が見えなくなってしまいますわ」
知世の言う通りだった。
「戻るか……」
「でもほら、あそこまで進めばまた苺鈴ちゃんが見えるようになるよ」
そうさくらが指し示す。
「戻るのは時間のロスが激しいからね。小狼」
小龍が小狼を促す。
「合図してもらうしかないんじゃない?」
美空が提案する。
「ああ。苺鈴」
小狼は頷くと苺鈴に声をかける。
「なあに?」
「俺たちはこれからこのトンネルに入る。お前は叫んで居場所を教えてくれ」
「なんて言えばいいの?」
「ゆっくり数を数えるんだ」
「わかったわ」
苺鈴が頷いたのを確認すると全員でトンネルに入った。
トンネルに入ってしばらくは声が聞こえていた。
しかし途中から声が聞こえなくなった。
「「苺鈴!」」
小龍と小狼は駆け出す。
すみれたちも何かあったのではないかと走りだした。
「ああ!」
苺鈴がいたはずの場所には彼女はいなかった。
「苺鈴!」
彼女の名前を呼ぶが返事はない。
すみれたちも探すがいなかった。
「あいつ動くなって言ったのに……」
「小狼のせいじゃない。どこに行ったんだ……」
小狼と小龍は悔しそうだ。
「とにかくさがそう。苺鈴ちゃん待ってるよ!」
さくらが励まして、小狼が頷いた時だった。
リーン!
何か鈴の音が聞こえた。
「これ……あの時の……」
「似ている……」
すみれと小龍にはこの音に聞き覚えがあった。
昨年の最後の審判で使われた鈴の音に……。
「この音は……」
「迷路が現れるときに聞こえた……」
さくらと小狼は別の意味で聞き覚えがあった。
コツコツ
足音が聞こえた。
小狼と小龍がすみれたちの前に出てかばう。
「小狼!」
苺鈴が現れて小狼に抱き着いた。
「よかったですわ」
「ええ、会えてよかったです」
知世と智世がほほ笑む。
「どうやってここに?」
小龍が訊く。
「助けてもらったの」
「誰に?」
今度は小狼が訊いた。
リーン!
また鈴の音が聞こえた。
姿を現したのは観月先生だった。
