さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第九十七話 もう一人のさくら!?
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「ただいま~」
すみれは家に帰ると赤いセーターの上に白いジーンズ生地のワンピースを着た。
「お兄ちゃんもお姉ちゃんもさくらもあやめも帰っていないみたい……」
「さくらならさっき帰ってきて部屋でケルベロスとごそごそしていたわよ」
アップルティーアがそんなことを言う。
「部屋で?」
嫌な予感がしたすみれはノックしたうえでさくらの部屋に入った。
「魔力が濃い……」
「占いしたみたいね」
「占い……。昨日の子の……」
思わず呟く。
「そっくりさん、ね。クロウカードの『鏡(ミラー)』が化けた」
アップルティーアに話してあったので理解が早かった。
「何かあったのかな?」
「さあ? 血相を変えて出ていったわ」
よっぽどのことがあったのだろう。
「ただいま~」
「お姉ちゃんだ」
梅香が帰ってきたことを知ったすみれはほっとして彼女を出迎えた。
「お帰り。あれ? お兄ちゃんだけ?」
部活があるにしてもいつもは同時に帰ってくるのに姉だけというのはおかしかった。
「あ~。桃矢はさくらを見つけて、彼女の用事に付き合うって」
頭をかきながらそんなことを言った。
「え!? さくらの用事に? でもさくらは……」
自分より先に帰っていたはず。
ということはそのさくらは偽物だ。
『親しい人を狙うかもしれません』
脳裏を警告のように『鏡(ミラー)』のカードの言葉がよぎる。それと同時に桃の花が思い浮かんだ。
「お兄ちゃん!」
すみれはなりふり構わず靴を履いて家から飛び出した。
すみれは家に帰ると赤いセーターの上に白いジーンズ生地のワンピースを着た。
「お兄ちゃんもお姉ちゃんもさくらもあやめも帰っていないみたい……」
「さくらならさっき帰ってきて部屋でケルベロスとごそごそしていたわよ」
アップルティーアがそんなことを言う。
「部屋で?」
嫌な予感がしたすみれはノックしたうえでさくらの部屋に入った。
「魔力が濃い……」
「占いしたみたいね」
「占い……。昨日の子の……」
思わず呟く。
「そっくりさん、ね。クロウカードの『鏡(ミラー)』が化けた」
アップルティーアに話してあったので理解が早かった。
「何かあったのかな?」
「さあ? 血相を変えて出ていったわ」
よっぽどのことがあったのだろう。
「ただいま~」
「お姉ちゃんだ」
梅香が帰ってきたことを知ったすみれはほっとして彼女を出迎えた。
「お帰り。あれ? お兄ちゃんだけ?」
部活があるにしてもいつもは同時に帰ってくるのに姉だけというのはおかしかった。
「あ~。桃矢はさくらを見つけて、彼女の用事に付き合うって」
頭をかきながらそんなことを言った。
「え!? さくらの用事に? でもさくらは……」
自分より先に帰っていたはず。
ということはそのさくらは偽物だ。
『親しい人を狙うかもしれません』
脳裏を警告のように『鏡(ミラー)』のカードの言葉がよぎる。それと同時に桃の花が思い浮かんだ。
「お兄ちゃん!」
すみれはなりふり構わず靴を履いて家から飛び出した。
