さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十四話 さくらと素敵なお友達
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お昼休み――。
「というわけでさくらはカードキャプターになったんや!」
お昼を食べながらケルベロスが知世と智世と美空に説明する。
お昼を食べているのはさくらとすみれ、小龍、智世、知世、美空だ。
彼がついてきたのはさくらの学校を見てみたかったからとのこと。アップルティーアはノリで。きつく彼女を叱ったのは無理もない。
「次は私ね―――」
アップルティーアがすみれのことを話す。
「すばらしいですわ。クロウカードのわざわいからご町内をまもるカードキャプター。かっこいいですわ!」
知世はうっとりしている。
「そんな大変なこと私には無理だよ」
「いいえ。さくらちゃんならできます。よろしければ魔法を使うところを見せていただけません?」
「ええ―――!?」
「ええど、ええど、やったれ」
「でも……」
さくらは乗り気でないようだ。
「かまへんかまへん。誰も見ておらんて。ぱぱーっとやったれ」
「ノリが軽いな……」
小龍が呟く。
「若造が何をいうねん」
「若造はだまってなさい」
ケルベロスとアップルティーアからにらまれる。
(やっぱりケロちゃんとは相性悪いのかな……)
小龍の属性は“月”とのことだし、“太陽”の属性とは相性が悪いようだ。ちなみにケルベロスのことをケロちゃんと呼ぶことになった。名前が長いから略しているのだ。本人は不服のようだが。
「さあ、さくら」
すみれが促す。
「うん……。闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ。契約のもと、さくらが命じる。封印解除(レリーズ)」
鍵が杖になった。
「この杖で魔法が使えるのですね」
「カードがいるけどね」
「これやな」
ケルベロスがランドセルからカードを出す。
「い、いつの間に……」
さくらがぎょっとする。
「それですみれちゃんの方は……」
「やってみる」
今度はすみれがシートから芝生の方に向かった。
智世がいそいそとビデオの準備をする。
「ハートの力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約のもと、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
ハートの杖に変わった。
「それでこのカードで魔法を使うの」
すみれが水色のカードを見せる。
「まあ、すみれちゃんの場合は決めポーズがあるのですね! さくらちゃんの場合はあるのでしょうか?」
「な、なんで……」
さくらが戸惑う。
「決めポーズと呪文は魔法少女のお約束ですわ!」
さくらは戸惑っているようだった。
「ちょっと話がある」
ケルベロスがすみれに言った。
「分かった」
すみれは頷いた。
美空と小龍がついてくる。
「というわけでさくらはカードキャプターになったんや!」
お昼を食べながらケルベロスが知世と智世と美空に説明する。
お昼を食べているのはさくらとすみれ、小龍、智世、知世、美空だ。
彼がついてきたのはさくらの学校を見てみたかったからとのこと。アップルティーアはノリで。きつく彼女を叱ったのは無理もない。
「次は私ね―――」
アップルティーアがすみれのことを話す。
「すばらしいですわ。クロウカードのわざわいからご町内をまもるカードキャプター。かっこいいですわ!」
知世はうっとりしている。
「そんな大変なこと私には無理だよ」
「いいえ。さくらちゃんならできます。よろしければ魔法を使うところを見せていただけません?」
「ええ―――!?」
「ええど、ええど、やったれ」
「でも……」
さくらは乗り気でないようだ。
「かまへんかまへん。誰も見ておらんて。ぱぱーっとやったれ」
「ノリが軽いな……」
小龍が呟く。
「若造が何をいうねん」
「若造はだまってなさい」
ケルベロスとアップルティーアからにらまれる。
(やっぱりケロちゃんとは相性悪いのかな……)
小龍の属性は“月”とのことだし、“太陽”の属性とは相性が悪いようだ。ちなみにケルベロスのことをケロちゃんと呼ぶことになった。名前が長いから略しているのだ。本人は不服のようだが。
「さあ、さくら」
すみれが促す。
「うん……。闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ。契約のもと、さくらが命じる。封印解除(レリーズ)」
鍵が杖になった。
「この杖で魔法が使えるのですね」
「カードがいるけどね」
「これやな」
ケルベロスがランドセルからカードを出す。
「い、いつの間に……」
さくらがぎょっとする。
「それですみれちゃんの方は……」
「やってみる」
今度はすみれがシートから芝生の方に向かった。
智世がいそいそとビデオの準備をする。
「ハートの力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約のもと、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
ハートの杖に変わった。
「それでこのカードで魔法を使うの」
すみれが水色のカードを見せる。
「まあ、すみれちゃんの場合は決めポーズがあるのですね! さくらちゃんの場合はあるのでしょうか?」
「な、なんで……」
さくらが戸惑う。
「決めポーズと呪文は魔法少女のお約束ですわ!」
さくらは戸惑っているようだった。
「ちょっと話がある」
ケルベロスがすみれに言った。
「分かった」
すみれは頷いた。
美空と小龍がついてくる。
