さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第九十五話 素敵な歌
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2階、3階へとすみれたちは上がっていく。
(この声……)
「まさかこの声……」
智世は何か気づいたようだった。
やがて歌が聞こえる場所の近くまでやってきた。
「この声、知世ちゃんみたい」
「さくらもそう思った? 私もそう思った」
すみれは言った。
「分かったで! これは……」
「『歌(ソング)』のカードだ」
小狼に先に言われてケルベロスが崩れ落ちる。
「わいが今言おう思ったのに!」
そして怒り出した。
「『歌(ソング)』って何ができるカードなの?」
さくらが訊いた。
「『歌(ソング)』中のはな。とりあえず歌を歌うカードや」
「そこは一緒なんだ……」
すみれは自分のカードと能力が一緒なことに納得した。
「歌って何をするの?」
苺鈴が訊く。
「聞くんや」
「ほかには?」
今度はさくらが質問した。
「それだけや」
その事にさくらは呆れたようだ。
(う~ん。能力としてはそれだけなんだよな……)
自分の『歌(ソング)』を思い出して頷く。
「じゃあどうして知世ちゃんの声なの!」
さくらは気になったようだ。
「ええ、知世の声がコピーされた理由が知りたいですわ」
智世は真剣な顔をしていた。
「『歌(ソング)』はな。誰よりも歌の上手いもんの歌をコピーするようにできているんや」
「それなら智世ちゃんでもよかったような……」
美空が首をかしげる。智世も歌が上手いのだ。
「今回は知世がうまかったというわけ。別にそこに意味はないわ」
アップルティーアがなだめる。
「知世ちゃん歌、うまいもんね……」
さくらは納得したようだ。
「私だって歌上手いもん」
苺鈴が膨れる。
「小娘の歌なんかコピーしたらクロウカードの名折れや」
「ええ。下手なんでしょうし」
ケルベロスとアップルティーアがからかう。
「なんですって──!」
苺鈴が大きな声を出す。
そのせいか『歌(ソング)』の歌声は消えてしまった。
(この声……)
「まさかこの声……」
智世は何か気づいたようだった。
やがて歌が聞こえる場所の近くまでやってきた。
「この声、知世ちゃんみたい」
「さくらもそう思った? 私もそう思った」
すみれは言った。
「分かったで! これは……」
「『歌(ソング)』のカードだ」
小狼に先に言われてケルベロスが崩れ落ちる。
「わいが今言おう思ったのに!」
そして怒り出した。
「『歌(ソング)』って何ができるカードなの?」
さくらが訊いた。
「『歌(ソング)』中のはな。とりあえず歌を歌うカードや」
「そこは一緒なんだ……」
すみれは自分のカードと能力が一緒なことに納得した。
「歌って何をするの?」
苺鈴が訊く。
「聞くんや」
「ほかには?」
今度はさくらが質問した。
「それだけや」
その事にさくらは呆れたようだ。
(う~ん。能力としてはそれだけなんだよな……)
自分の『歌(ソング)』を思い出して頷く。
「じゃあどうして知世ちゃんの声なの!」
さくらは気になったようだ。
「ええ、知世の声がコピーされた理由が知りたいですわ」
智世は真剣な顔をしていた。
「『歌(ソング)』はな。誰よりも歌の上手いもんの歌をコピーするようにできているんや」
「それなら智世ちゃんでもよかったような……」
美空が首をかしげる。智世も歌が上手いのだ。
「今回は知世がうまかったというわけ。別にそこに意味はないわ」
アップルティーアがなだめる。
「知世ちゃん歌、うまいもんね……」
さくらは納得したようだ。
「私だって歌上手いもん」
苺鈴が膨れる。
「小娘の歌なんかコピーしたらクロウカードの名折れや」
「ええ。下手なんでしょうし」
ケルベロスとアップルティーアがからかう。
「なんですって──!」
苺鈴が大きな声を出す。
そのせいか『歌(ソング)』の歌声は消えてしまった。
