さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第九十話 楽しい夏祭り
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
神社の裏にいる二人を見つけるのは簡単だった。
兎のぬいぐるみはさくらと雪兎の手に渡った。
「なんだかんだで妹思いじゃない?」
梅香がからかう。
「うるせー。お前だって同じことするだろうが」
じろりと桃矢は梅香を睨んだ。
「えへへ。まあね……」
シスコンだと言う事を少しは自覚した梅香だった。
「さくらちゃん!」
「すみれちゃん!」
千春と瑠衣がすみれとさくらを呼ぶ。
「かき氷食べない~?」
どうやらかき氷を食べようかと言う話になっているようだ。
「かき氷おいしそうだよね。ねえ、さくら……」
そこですみれの足が止まる。
さくらが立ち止まっていたからだ。気になる事があるようだ。
「先行っていてくださいな~!」
知世が声をかける。
「小龍先に行っていて」
すみれはこっそりと小龍に弟のところに行くように促した。
「大丈夫か?」
クロウカードだと察した小龍は心配そうだ。
「大丈夫。危険なカードじゃない」
はっきりと断言する。
「分かった。もしもがあったら呼べよ」
小龍は頷いた。
後にはさくら、すみれ、知世、智世、美空の5人が残された。
「どうなさったんですの?」
知世が訊いたその時だった。
ふわふわと蛍のような灯りがこちらに寄ってくる。
「まあ……!」
「きれいですわ……!」
知世と智世が声をあげる。
「夢で見たの。これと同じの」
さくらは眺めながらそう言った。
(さくらの力も強くなっているのね……)
予知夢を見るのは力の強いものだけだ。リディア・リードに匹敵する魔力を持つすみれと比べれば全然だが、さくらの魔力もちゃんと強くなっているのが分かって安心した。
「ひょっとして……」
知世はさくらの話を聞いて察したらしい。
さくらは頷くと鍵を取り出した。
「封印解除(レリーズ)!」
鍵が杖になった。
「汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード」
さくらはゆっくりと封印の呪文を唱えた。
カードに戻ると『灯(グロウ)』の文字が見えた。
「やっぱり『灯(グロウ)』だったのね……」
すみれが呟く。
「全然気配感じなかった……」
「李小狼君も気配を感じなかったようですしね……」
知世が頷く。
「気配感じないから経験していないと分からないよね……」
すみれが頷く。
このカードは幸せな気持ちにしてくれるカードだとすみれは思う。
「このカードのおかげで私幸せな気持ちになった。ありがとう」
さくらはカードを抱きしめた。
(うん、幸せが一番だよね)
すみれは笑った。
「さあ、行こうか。みんな待っているよ」
今まで黙っていた美空が声をかけた。
「うん」
すみれは頷くと瞬く星が見守る中で先に行った友達たちのところへと向かったのだった。
兎のぬいぐるみはさくらと雪兎の手に渡った。
「なんだかんだで妹思いじゃない?」
梅香がからかう。
「うるせー。お前だって同じことするだろうが」
じろりと桃矢は梅香を睨んだ。
「えへへ。まあね……」
シスコンだと言う事を少しは自覚した梅香だった。
「さくらちゃん!」
「すみれちゃん!」
千春と瑠衣がすみれとさくらを呼ぶ。
「かき氷食べない~?」
どうやらかき氷を食べようかと言う話になっているようだ。
「かき氷おいしそうだよね。ねえ、さくら……」
そこですみれの足が止まる。
さくらが立ち止まっていたからだ。気になる事があるようだ。
「先行っていてくださいな~!」
知世が声をかける。
「小龍先に行っていて」
すみれはこっそりと小龍に弟のところに行くように促した。
「大丈夫か?」
クロウカードだと察した小龍は心配そうだ。
「大丈夫。危険なカードじゃない」
はっきりと断言する。
「分かった。もしもがあったら呼べよ」
小龍は頷いた。
後にはさくら、すみれ、知世、智世、美空の5人が残された。
「どうなさったんですの?」
知世が訊いたその時だった。
ふわふわと蛍のような灯りがこちらに寄ってくる。
「まあ……!」
「きれいですわ……!」
知世と智世が声をあげる。
「夢で見たの。これと同じの」
さくらは眺めながらそう言った。
(さくらの力も強くなっているのね……)
予知夢を見るのは力の強いものだけだ。リディア・リードに匹敵する魔力を持つすみれと比べれば全然だが、さくらの魔力もちゃんと強くなっているのが分かって安心した。
「ひょっとして……」
知世はさくらの話を聞いて察したらしい。
さくらは頷くと鍵を取り出した。
「封印解除(レリーズ)!」
鍵が杖になった。
「汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード」
さくらはゆっくりと封印の呪文を唱えた。
カードに戻ると『灯(グロウ)』の文字が見えた。
「やっぱり『灯(グロウ)』だったのね……」
すみれが呟く。
「全然気配感じなかった……」
「李小狼君も気配を感じなかったようですしね……」
知世が頷く。
「気配感じないから経験していないと分からないよね……」
すみれが頷く。
このカードは幸せな気持ちにしてくれるカードだとすみれは思う。
「このカードのおかげで私幸せな気持ちになった。ありがとう」
さくらはカードを抱きしめた。
(うん、幸せが一番だよね)
すみれは笑った。
「さあ、行こうか。みんな待っているよ」
今まで黙っていた美空が声をかけた。
「うん」
すみれは頷くと瞬く星が見守る中で先に行った友達たちのところへと向かったのだった。
