さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十八話 思い出の虹
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やがてすみれたちは一枚の絵にたどり着く。
机の上に飾って会っており、綺麗な虹の絵だった。
「なんかすみれの描く絵に似ている……」
あやめが言うのも無理はない。色遣いといい、どことなく似ている気がしたのだ。
おじいさん曰く、孫が描いた絵だという。
おじいさんが虹を見るのが好きだったから描いてくれたのだという。
このベランダから虹がきれいに見えたのだという。
「優しい絵……」
「ええ。優しい色遣い……」
「優しい気持ちになれそう」
「優しい子だったよ……」
おじいさんは過去を思い出しているようだった。
すみれたちはおじいさんと一緒に虹が見えたというベランダの方をみた。
だからその話を聞いていた誰かに気づかなかった。
「しかし親切なおじいさんね……」
アップルティーアが感心する。
「でもどこか寂しそうだったよ。それに懐かしそうな目で私を見るの……」
その視線には覚えがある。母、撫子を知っている人がすみれを見る視線だった。
「おじいさんのお孫さん、私に似ているんだって……」
「へえ……。似ていると言えばすみれのお母さんにも似ていると言う事よね……」
「うん……」
似ている人は後三人いるというが……
(お母さんを知っているのかな……?)
そんなことを思った。
「いろいろお世話になったし、何かお礼をしたいけど……」
「そうねえ……。ものはたくさん持っているだろうしねえ……」
「うん……」
考え込んだ瞬間だった。
「すみれ! お礼を思いついたの。ケロちゃんが教えてくれたよ」
「へえ、どうやって…?」
すみれが訊くと耳打ちしてくる。
「これっていいかも!」
すみれの顔が輝く。
「じゃあ私はあやめを誤魔化しておくわね……」
「うん、お願い……」
姉妹はお礼の打ち合わせをした。
机の上に飾って会っており、綺麗な虹の絵だった。
「なんかすみれの描く絵に似ている……」
あやめが言うのも無理はない。色遣いといい、どことなく似ている気がしたのだ。
おじいさん曰く、孫が描いた絵だという。
おじいさんが虹を見るのが好きだったから描いてくれたのだという。
このベランダから虹がきれいに見えたのだという。
「優しい絵……」
「ええ。優しい色遣い……」
「優しい気持ちになれそう」
「優しい子だったよ……」
おじいさんは過去を思い出しているようだった。
すみれたちはおじいさんと一緒に虹が見えたというベランダの方をみた。
だからその話を聞いていた誰かに気づかなかった。
「しかし親切なおじいさんね……」
アップルティーアが感心する。
「でもどこか寂しそうだったよ。それに懐かしそうな目で私を見るの……」
その視線には覚えがある。母、撫子を知っている人がすみれを見る視線だった。
「おじいさんのお孫さん、私に似ているんだって……」
「へえ……。似ていると言えばすみれのお母さんにも似ていると言う事よね……」
「うん……」
似ている人は後三人いるというが……
(お母さんを知っているのかな……?)
そんなことを思った。
「いろいろお世話になったし、何かお礼をしたいけど……」
「そうねえ……。ものはたくさん持っているだろうしねえ……」
「うん……」
考え込んだ瞬間だった。
「すみれ! お礼を思いついたの。ケロちゃんが教えてくれたよ」
「へえ、どうやって…?」
すみれが訊くと耳打ちしてくる。
「これっていいかも!」
すみれの顔が輝く。
「じゃあ私はあやめを誤魔化しておくわね……」
「うん、お願い……」
姉妹はお礼の打ち合わせをした。
