さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十三話 さくらと不思議な本
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二人は夕飯をすぐさま食べるとさくらの部屋に向かった。
「どう?」
「あかん。カードがどこにあるんか、まったくわからんわ」
ケルベロスはずっとクロウカードのありかを探していた。
「はい」
下からもってきたプリンをさくらはケルベロスのまえに置いた。すみれが置いたプリンはアップルティーアが食べていた。
「この本の中にはクロウカードが入っとったんや」
「クロウカード?」
さくらにはピンとこないようだ。
「クロウカード。その封印が解かれるときこの世に災いが訪れる」
そんな不吉な言葉から始まった。
「そのカードはクロウ・リードっちゅうすごい魔術師が創ったカードでな、一枚一枚が生きててすごい力が宿っとるんやが、それぞれ好き勝手に行動したがりよる上に並のもんでは歯がたたん。せやからクロウ自身がこの本を創って封印の獣であるわいを本の表紙に置いたんや」
「へえ~」
さくらは感心していた。
「で、つきおうてもらうで」
「なんで私が?」
「お前さんが風の魔法でカードをばらけさしてもうたんやろうが」
「でもあなたはちゃんとこのカードを封印しておくのが仕事なんでしょう?」
さくらのいうことは正論だった。
「いや~。つい居眠りしてもうて」
さっきもそんなことをいっていたな。とすみれは思った。
「とにかくこの本を開けれたっちゅうことは多少なりとも魔力をもってるっちゅうこっちゃ! お前さん名前は?」
「さくら」
正直にさくらは答えた。
(あれ、この流れ見たことあるかも……)
すみれはそう思った。
案の定、彼女はカードキャプタ―にさせられた。
「えええええっ!」
彼女の叫びが部屋に響いた。
「どう?」
「あかん。カードがどこにあるんか、まったくわからんわ」
ケルベロスはずっとクロウカードのありかを探していた。
「はい」
下からもってきたプリンをさくらはケルベロスのまえに置いた。すみれが置いたプリンはアップルティーアが食べていた。
「この本の中にはクロウカードが入っとったんや」
「クロウカード?」
さくらにはピンとこないようだ。
「クロウカード。その封印が解かれるときこの世に災いが訪れる」
そんな不吉な言葉から始まった。
「そのカードはクロウ・リードっちゅうすごい魔術師が創ったカードでな、一枚一枚が生きててすごい力が宿っとるんやが、それぞれ好き勝手に行動したがりよる上に並のもんでは歯がたたん。せやからクロウ自身がこの本を創って封印の獣であるわいを本の表紙に置いたんや」
「へえ~」
さくらは感心していた。
「で、つきおうてもらうで」
「なんで私が?」
「お前さんが風の魔法でカードをばらけさしてもうたんやろうが」
「でもあなたはちゃんとこのカードを封印しておくのが仕事なんでしょう?」
さくらのいうことは正論だった。
「いや~。つい居眠りしてもうて」
さっきもそんなことをいっていたな。とすみれは思った。
「とにかくこの本を開けれたっちゅうことは多少なりとも魔力をもってるっちゅうこっちゃ! お前さん名前は?」
「さくら」
正直にさくらは答えた。
(あれ、この流れ見たことあるかも……)
すみれはそう思った。
案の定、彼女はカードキャプタ―にさせられた。
「えええええっ!」
彼女の叫びが部屋に響いた。
