さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十七話 あちらこちらで大喧嘩
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何時間も探したが、見つかりそうになかった。
「もう暗くなりそうなのに……」
すみれは泣きそうになった。
「大丈夫よ。きっと見つかる」
美空が慰める。
「具体的な場所が分かればいいんですが……。そう言うすみれカードはないですしね……」
「うん、小龍の羅針盤とか便利なのにね……」
すみれは智世の言葉に頷く。
「あの子、人探しの魔法とか習ってそうだしね。李家だし。電話する?」
「ううん。まだ電話しない。姉妹喧嘩に巻き込むのも気が引けるし……」
すみれは首を横に振った。
この時、実は彼女はクロウカードの気配を感じ取っていたが、上空をさくらが飛んでいくのを感じ取っていたため、あやめを優先した。
「そっか……。私の力で人探しとかできないしな……」
美空は考え込んだ。
神力にはそういうものはないのだ。
「そっか……。せめて声だけでもわかれば……。風が運んでくる声とか聞けない?」
「! さすがすみれ。私たち混乱していたみたい。向川美空の名のもとに。風が運ぶ数多の声を我の前に運べ」
美空が呟くと風が吹いた。
美空は一生懸命運んでくる声を聞いた。その中にはさくらがカードを封印する声もあったが、これは終わりかけていることだからいいと美空は思った。
(今回は私たちの出番なし……。う~ん。あやめは……)
「すみれの馬鹿! 今年に入ってからさくらばっかり優先されている気がする……。寂しいよ……。すみれ……」
そんな声が聞こえた。さらに何かを揺らす声が聞こえた。
「いた!」
「え、どこにいたの?」
「何かを揺らす声が聞こえた気がしたから……。ブランコかな?」
「ペンギン大王がある公園のあたりでは?」
美空の言葉から智世が推察する。
「ペンギン大王のあたりね! 行ってくる!」
すみれはペンギン大王に向けて走っていった。
「私たちも行きましょうか」
「ええ」
美空と智世もそのあとを追いかけていった。
すみれとあやめ。姉妹の顛末を見届けなかった。
「もう暗くなりそうなのに……」
すみれは泣きそうになった。
「大丈夫よ。きっと見つかる」
美空が慰める。
「具体的な場所が分かればいいんですが……。そう言うすみれカードはないですしね……」
「うん、小龍の羅針盤とか便利なのにね……」
すみれは智世の言葉に頷く。
「あの子、人探しの魔法とか習ってそうだしね。李家だし。電話する?」
「ううん。まだ電話しない。姉妹喧嘩に巻き込むのも気が引けるし……」
すみれは首を横に振った。
この時、実は彼女はクロウカードの気配を感じ取っていたが、上空をさくらが飛んでいくのを感じ取っていたため、あやめを優先した。
「そっか……。私の力で人探しとかできないしな……」
美空は考え込んだ。
神力にはそういうものはないのだ。
「そっか……。せめて声だけでもわかれば……。風が運んでくる声とか聞けない?」
「! さすがすみれ。私たち混乱していたみたい。向川美空の名のもとに。風が運ぶ数多の声を我の前に運べ」
美空が呟くと風が吹いた。
美空は一生懸命運んでくる声を聞いた。その中にはさくらがカードを封印する声もあったが、これは終わりかけていることだからいいと美空は思った。
(今回は私たちの出番なし……。う~ん。あやめは……)
「すみれの馬鹿! 今年に入ってからさくらばっかり優先されている気がする……。寂しいよ……。すみれ……」
そんな声が聞こえた。さらに何かを揺らす声が聞こえた。
「いた!」
「え、どこにいたの?」
「何かを揺らす声が聞こえた気がしたから……。ブランコかな?」
「ペンギン大王がある公園のあたりでは?」
美空の言葉から智世が推察する。
「ペンギン大王のあたりね! 行ってくる!」
すみれはペンギン大王に向けて走っていった。
「私たちも行きましょうか」
「ええ」
美空と智世もそのあとを追いかけていった。
すみれとあやめ。姉妹の顛末を見届けなかった。
