さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十七話 あちらこちらで大喧嘩
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次の日──。
すみれはいつも通り学校に向かった。
「まあ、ケロちゃんが家出を?」
「そうみたい……。昨日は帰ってこなかったの。アップルティーアがすごいしょげていたわ」
すみれは智世と美空にそう説明する。
今は昼休みなので説明しやすかったのだ。
「まさかさくらとの喧嘩の末に家出するとは……。アップルティーアと喧嘩したときも一時期家出をしてなかった?」
「ああ。でも一晩帰ってこなかったって言うことはなかったわ……」
すみれは考え込むとアップルティーアとの喧嘩のことを思い出した。
「そうねえ……。うちの妹たちが喧嘩して美雨とかち合った感じだものね」
美空がしみじみと頷く。
「美雨ったらいまだに『妖精さん』のことを言うのよ。妖精界に帰ったからいないよって誤魔化しているけどね」
美空は苦笑した。
アップルティーアのことは言えないからその対応になるのも当然だろう。
「まあ来年小学校に上がるし、友達もたくさんできるだろうから大丈夫だろうけどね」
美空はほほ笑んだ。
「ああ。美雨ちゃんと美地ちゃんもうそんな年なんだ」
あの時3歳だった子がこんなに大きくなるとはと時の流れを感じた。
「それで放課後手伝うんですの?」
智世が訊いてきた。
「うん……。心配だからね……」
すみれは頷いた。
「それもそうだけど、あやめとのこと何とかしなきゃね」
「ケロちゃん見つけたらちゃんと謝る……」
自分も悪かったのだと反省していた。
「そう……。居場所位分かればいいけどね……」
美空が言った。
「そうだね……」
ケルベロスが居場所を教えてくれればとそう願った。
そして放課後──。
「早く見つけないと……」
すみれが呟いた時だった。
「何を見つけなきゃいけないの?」
「あやめ?」
振り向くとあやめがいた。
「また私を仲間外れ?」
「そんなつもりじゃ……」
すみれはもごもごと言い訳した。
「嘘。仲間外れにしている! もうすみれなんか知らない!」
あやめはそう言ってかけていった。
「あやめ!」
すみれは走り去っていたあやめを呼ぶが、彼女はそれを無視した。
「私、あやめの気持ち考えられていなかったの……?」
後にはもやもやする気持ちだけが残った。
すみれはいつも通り学校に向かった。
「まあ、ケロちゃんが家出を?」
「そうみたい……。昨日は帰ってこなかったの。アップルティーアがすごいしょげていたわ」
すみれは智世と美空にそう説明する。
今は昼休みなので説明しやすかったのだ。
「まさかさくらとの喧嘩の末に家出するとは……。アップルティーアと喧嘩したときも一時期家出をしてなかった?」
「ああ。でも一晩帰ってこなかったって言うことはなかったわ……」
すみれは考え込むとアップルティーアとの喧嘩のことを思い出した。
「そうねえ……。うちの妹たちが喧嘩して美雨とかち合った感じだものね」
美空がしみじみと頷く。
「美雨ったらいまだに『妖精さん』のことを言うのよ。妖精界に帰ったからいないよって誤魔化しているけどね」
美空は苦笑した。
アップルティーアのことは言えないからその対応になるのも当然だろう。
「まあ来年小学校に上がるし、友達もたくさんできるだろうから大丈夫だろうけどね」
美空はほほ笑んだ。
「ああ。美雨ちゃんと美地ちゃんもうそんな年なんだ」
あの時3歳だった子がこんなに大きくなるとはと時の流れを感じた。
「それで放課後手伝うんですの?」
智世が訊いてきた。
「うん……。心配だからね……」
すみれは頷いた。
「それもそうだけど、あやめとのこと何とかしなきゃね」
「ケロちゃん見つけたらちゃんと謝る……」
自分も悪かったのだと反省していた。
「そう……。居場所位分かればいいけどね……」
美空が言った。
「そうだね……」
ケルベロスが居場所を教えてくれればとそう願った。
そして放課後──。
「早く見つけないと……」
すみれが呟いた時だった。
「何を見つけなきゃいけないの?」
「あやめ?」
振り向くとあやめがいた。
「また私を仲間外れ?」
「そんなつもりじゃ……」
すみれはもごもごと言い訳した。
「嘘。仲間外れにしている! もうすみれなんか知らない!」
あやめはそう言ってかけていった。
「あやめ!」
すみれは走り去っていたあやめを呼ぶが、彼女はそれを無視した。
「私、あやめの気持ち考えられていなかったの……?」
後にはもやもやする気持ちだけが残った。
