さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十七話 あちらこちらで大喧嘩
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家にそっと変えると少し濡れたコスチュームを乾かす。
「あ、さくらがお風呂から上がったみたい。アップル行くよ」
「は~い!」
アップルティーアがすみれについてくる。
「帰ってきたの?」
そこへあやめが声をかける。アップルティーアは慌てて隠れた。
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「どこに行っていたの?」
細かいところまで聞くなと思いつつもまるっきり嘘を言うわけにはいかない。
「ちょっとそこまで……」
「そこまで……。ふ~ん。そうなの……」
すみれが答えるとあやめの声色が変わった。
「じゃあもう一つ質問。夜中にさくらと何をしているの?」
「え、それは……」
答えられなかった。
クロウカードのことはこの妹には絶対に言えないと思った。関係ないし、危険だからだ。
「答えて」
「あ、あやめには関係ないでしょ?」
しつこいあやめにムッとしてきた。
「いえないんだ? 私には言えないんだ?」
「あやめ?」
そこでようやくあやめの様子がおかしいことにすみれは気づいた。
「どうしていつも私に何も言えないの!? そんなに私を仲間外れにして面白い!?」
「な、仲間外れにしてないもん!」
そんなつもりはない。
「嘘。黙ってさくらと出かけているじゃない! 私たち姉妹でしょ!? なんで言えないのよ!」
「そ、それは……」
「この間だってお兄ちゃんとお姉ちゃんの学園祭でちょっとふらふらしていたし……。なのに何も言ってくれない!」
『時(タイム)』のカードを使った時のことだ。
「私ばっかり仲間外れ! 末っ子だから? 今日は話してもらうまで返さない! 答えて!」
心配してくれているのは分かっている。だが言えないのに言えと駄々っ子のように言ってくることにいらいらしてきた。
「答えてよ! ねえすみれ!」
すみれの我慢の限界だった。
「今日に限ってしつこいよ!? なんで細かいところまで気にするの!? 姉妹でも言えないことはあるでしょ!」
すみれは叫び返した。
「それはそうだけど、最近私ばっかり残されているんだもん! すみれの馬鹿! 秘密主義! 最近さくらと一緒に怪我ばっかりするのに何も言ってくれない!」
「あやめの出しゃばり! 細かいところまで聞かないでよ!」
すみれとあやめはにらみ合った。
「「ふん!」」
二人はそっぽを向きあった。
(うわ……。大変なことになった……)
後ろの隠れていたアップルティーアはそんなことを思った。
「あやめったら言えないって言っているのに無理に聞き出そうとして……」
すみれはお風呂が終わって部屋に戻ってもいらいらしていた。
「心配しているのは分かっているんでしょ?」
「それはそうだけど……」
でもあんなにしつこくしかなくてもいいと思うのだ。
「しかし仲間外れと思われたのは心外だな……。いろいろなところに一緒に出掛けたりしていたと思うんだけど……」
すみれが首を傾げた時だった。
さくらの部屋から怒鳴り声が聞こえた。
「あれはあやめじゃないよね?」
「違うね。ケルベロスとさくらね……」
「喧嘩……?」
「たぶん」
アップルティーアは頷いた。
「今日はあちらこちらで喧嘩ね……。さあ、寝ましょう。一晩寝たら謝れるって」
「うん。わかった……」
すみれは頷くとベッドに入った。
アップルティーアは電気を消すと自分の寝床にはいった。
「おやすみ、すみれ。良い夢を……」
そう言ってアップルティーアも寝た。
「あ、さくらがお風呂から上がったみたい。アップル行くよ」
「は~い!」
アップルティーアがすみれについてくる。
「帰ってきたの?」
そこへあやめが声をかける。アップルティーアは慌てて隠れた。
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「どこに行っていたの?」
細かいところまで聞くなと思いつつもまるっきり嘘を言うわけにはいかない。
「ちょっとそこまで……」
「そこまで……。ふ~ん。そうなの……」
すみれが答えるとあやめの声色が変わった。
「じゃあもう一つ質問。夜中にさくらと何をしているの?」
「え、それは……」
答えられなかった。
クロウカードのことはこの妹には絶対に言えないと思った。関係ないし、危険だからだ。
「答えて」
「あ、あやめには関係ないでしょ?」
しつこいあやめにムッとしてきた。
「いえないんだ? 私には言えないんだ?」
「あやめ?」
そこでようやくあやめの様子がおかしいことにすみれは気づいた。
「どうしていつも私に何も言えないの!? そんなに私を仲間外れにして面白い!?」
「な、仲間外れにしてないもん!」
そんなつもりはない。
「嘘。黙ってさくらと出かけているじゃない! 私たち姉妹でしょ!? なんで言えないのよ!」
「そ、それは……」
「この間だってお兄ちゃんとお姉ちゃんの学園祭でちょっとふらふらしていたし……。なのに何も言ってくれない!」
『時(タイム)』のカードを使った時のことだ。
「私ばっかり仲間外れ! 末っ子だから? 今日は話してもらうまで返さない! 答えて!」
心配してくれているのは分かっている。だが言えないのに言えと駄々っ子のように言ってくることにいらいらしてきた。
「答えてよ! ねえすみれ!」
すみれの我慢の限界だった。
「今日に限ってしつこいよ!? なんで細かいところまで気にするの!? 姉妹でも言えないことはあるでしょ!」
すみれは叫び返した。
「それはそうだけど、最近私ばっかり残されているんだもん! すみれの馬鹿! 秘密主義! 最近さくらと一緒に怪我ばっかりするのに何も言ってくれない!」
「あやめの出しゃばり! 細かいところまで聞かないでよ!」
すみれとあやめはにらみ合った。
「「ふん!」」
二人はそっぽを向きあった。
(うわ……。大変なことになった……)
後ろの隠れていたアップルティーアはそんなことを思った。
「あやめったら言えないって言っているのに無理に聞き出そうとして……」
すみれはお風呂が終わって部屋に戻ってもいらいらしていた。
「心配しているのは分かっているんでしょ?」
「それはそうだけど……」
でもあんなにしつこくしかなくてもいいと思うのだ。
「しかし仲間外れと思われたのは心外だな……。いろいろなところに一緒に出掛けたりしていたと思うんだけど……」
すみれが首を傾げた時だった。
さくらの部屋から怒鳴り声が聞こえた。
「あれはあやめじゃないよね?」
「違うね。ケルベロスとさくらね……」
「喧嘩……?」
「たぶん」
アップルティーアは頷いた。
「今日はあちらこちらで喧嘩ね……。さあ、寝ましょう。一晩寝たら謝れるって」
「うん。わかった……」
すみれは頷くとベッドに入った。
アップルティーアは電気を消すと自分の寝床にはいった。
「おやすみ、すみれ。良い夢を……」
そう言ってアップルティーアも寝た。
