さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十三話 さくらと不思議な本
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部活動も終えた放課後、すみれは小龍と待ち合わせをしていた。
「ごめん、待った?」
「全く」
小龍は優しい。
「それであれからどうだ? 夢を見た?」
小龍が訊いたのはさくら関連の夢を見たかどうかである。
「今日も見た。クロウカードがやっぱり出てきたよ……」
「そうか……」
小龍は頷いた。
「私、今日何か起きそうな気がするの」
「それは予感か?」
「うん……。夢は予兆を現しているんじゃないかって思うの」
「予兆か……」
小龍は何か考えているようだった。
その時だった。
キイイイイイン!
大きな魔力を感じた。
「「!!」」
二人は感じた方向を見た。
「あの方向はうちがある方角!?」
すみれは驚いた。
その方向から光の矢みたいなものが四方八方に飛び散る。
「なんだこれ!?」
小龍は戸惑った。
「多分、あの方向はうちだよ! 小龍、紅花 さんにこのこと伝えて! 私は家に帰る!」
「分かった!」
二人は別方向へと向かった。
すみれは誰もいないのを確認すると魔法を使う。
「ハートの力を秘めし鍵よ! 真の姿を我の前に示せ。契約のもと、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
ハートが真ん中に描かれた魔法陣が足元に現れ、輪に羽と輪の中にハートがある杖が現れた。
「我を力の源に導け! 『瞬(テレポート)』!」
すみれは自分の家近くの誰もいない場所へと飛んだ。
飛ぶとすぐに自分の家の中に入った。
家の中は魔力で満ちていた。
この事態にアップルティーアが気づいていないわけがない。すみれは名前を呼んだ。
「アップル!」
「すみれ!」
すぐに二階から彼女がやってきた。
魔力の濃い方へと向かった。すぐに分かった。
地下だ。
「ごめん、待った?」
「全く」
小龍は優しい。
「それであれからどうだ? 夢を見た?」
小龍が訊いたのはさくら関連の夢を見たかどうかである。
「今日も見た。クロウカードがやっぱり出てきたよ……」
「そうか……」
小龍は頷いた。
「私、今日何か起きそうな気がするの」
「それは予感か?」
「うん……。夢は予兆を現しているんじゃないかって思うの」
「予兆か……」
小龍は何か考えているようだった。
その時だった。
キイイイイイン!
大きな魔力を感じた。
「「!!」」
二人は感じた方向を見た。
「あの方向はうちがある方角!?」
すみれは驚いた。
その方向から光の矢みたいなものが四方八方に飛び散る。
「なんだこれ!?」
小龍は戸惑った。
「多分、あの方向はうちだよ! 小龍、
「分かった!」
二人は別方向へと向かった。
すみれは誰もいないのを確認すると魔法を使う。
「ハートの力を秘めし鍵よ! 真の姿を我の前に示せ。契約のもと、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
ハートが真ん中に描かれた魔法陣が足元に現れ、輪に羽と輪の中にハートがある杖が現れた。
「我を力の源に導け! 『瞬(テレポート)』!」
すみれは自分の家近くの誰もいない場所へと飛んだ。
飛ぶとすぐに自分の家の中に入った。
家の中は魔力で満ちていた。
この事態にアップルティーアが気づいていないわけがない。すみれは名前を呼んだ。
「アップル!」
「すみれ!」
すぐに二階から彼女がやってきた。
魔力の濃い方へと向かった。すぐに分かった。
地下だ。
