さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十六話 男女逆転シンデレラと桃矢
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「あ、そろそろ時間だ」
しばらく案内した後、雪兎はそう言った。
「何の時間ですの?」
知世が訊いた。
「劇だよ。うちのクラスの。体育館でやるんだ」
「お兄ちゃんも出るんですか?」
「お姉ちゃんも?」
すみれとさくらが訊くと
「うん」
と頷いた。
「何の役なんだろう?」
「それは見てからのお楽しみかな」
雪兎はくすくすと笑いながら言った。
「聖奈は劇の役ではないけど出ないけど重要な役割をしているんだ」
「へえ~」
聖奈は何の役割をするのだろうか。ちょっとすみれは気になった。
考え込んでいる間も雪兎はくすくす笑った。
「よっぽど変な役なのかしら?」
美空は首を傾げた。
「あの~」
小狼が顔を少し赤らめながら声をかけた。
「ん?」
雪兎がこちらを向く。
「で、出るんですか?」
「僕? うん」
「わあ…! 何の役なんですか?」
「気になります!」
さくらとあやめが訊く。
「鯖の缶詰」
その言葉に全員で驚く。
「鯖」
「の」
「缶詰?」
さくら、知世、小狼が思わずそれぞれで一つの言葉を話してしまう。
「「「……」」」
あまりの劇に似つかわしくない役で微妙な空気が流れる。
「な、なんだかおいしそうな役ですね……」
さくらが苦笑しながらフォローする。
「そうなんだよね! 鯖の缶詰って美味しいよね」
微妙な空気に気づかずに雪兎は言った。
「そういう事じゃないです……」
すみれは呟いた。
「天然ってレベルじゃない気も……」
小龍も呟く。
「「はあ……」」
二人そろってため息をついた。
しばらく案内した後、雪兎はそう言った。
「何の時間ですの?」
知世が訊いた。
「劇だよ。うちのクラスの。体育館でやるんだ」
「お兄ちゃんも出るんですか?」
「お姉ちゃんも?」
すみれとさくらが訊くと
「うん」
と頷いた。
「何の役なんだろう?」
「それは見てからのお楽しみかな」
雪兎はくすくすと笑いながら言った。
「聖奈は劇の役ではないけど出ないけど重要な役割をしているんだ」
「へえ~」
聖奈は何の役割をするのだろうか。ちょっとすみれは気になった。
考え込んでいる間も雪兎はくすくす笑った。
「よっぽど変な役なのかしら?」
美空は首を傾げた。
「あの~」
小狼が顔を少し赤らめながら声をかけた。
「ん?」
雪兎がこちらを向く。
「で、出るんですか?」
「僕? うん」
「わあ…! 何の役なんですか?」
「気になります!」
さくらとあやめが訊く。
「鯖の缶詰」
その言葉に全員で驚く。
「鯖」
「の」
「缶詰?」
さくら、知世、小狼が思わずそれぞれで一つの言葉を話してしまう。
「「「……」」」
あまりの劇に似つかわしくない役で微妙な空気が流れる。
「な、なんだかおいしそうな役ですね……」
さくらが苦笑しながらフォローする。
「そうなんだよね! 鯖の缶詰って美味しいよね」
微妙な空気に気づかずに雪兎は言った。
「そういう事じゃないです……」
すみれは呟いた。
「天然ってレベルじゃない気も……」
小龍も呟く。
「「はあ……」」
二人そろってため息をついた。
