さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十六話 男女逆転シンデレラと桃矢
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すみれたちは桃矢たちの高校の文化祭に来ていた。
「わ~い! わ~い!」
「文化祭♪ 文化祭♪」
「ふふふ~ん♪」
すみれたちははしゃいでいた。
「たのしそうですわね。さくらちゃんたち」
「ええ。とっても楽しそうですわ」
知世と智世がほほ笑む。
「「うん!」」
「もちろん!」
すみれたちは頷いた。
誘われた。それが嬉しいだけじゃない。
さくらにとっては雪兎が誘ってくれたのが重要だった。
それが分かるだけに微笑ましいなとすみれは思った。
(好きな人からもらったものだもの。嬉しいよね。私のチケットは聖奈さんがくれたけど)
すみれはほほ笑む。
そして思い出すのは聖奈がチケットをくれた時のことだった。
『今度の日曜日にうちの高校で文化祭やるんだ。よかったら来ない?』
『行きます!』
すみれは嬉しそうに頷いた。
『あ、でも貰っちゃったかな?』
『いいえ。去年はくれたけど今年は……。お姉ちゃんは渡そうとしてくれたみたいですけど、お兄ちゃんが恥ずかしがって渡してくれないんです』
『ああ……。劇のこと気にしているのかな?』
聖奈には思い当たる節があるようだ。
『劇?』
すみれはきょとんとした。
『なんでもないわ。よかったら来てね。お友達と一緒に』
聖奈はそう言って笑った。
(それにしてもお兄ちゃんとお姉ちゃん何をするんだろう? 誘ってもくれないし……。あ~。お姉ちゃんは一度だけ話そうとしてくれたけどお兄ちゃんがきて離せなかったんだよね)
すみれは梅香が文化祭のことを訊いた際に話そうとしてくれたが、すぐに兄の桃矢がやってきて終わったことを思い出した。
恥ずかしがっている。その言葉通りだった。
「お兄ちゃんとお姉ちゃん何をやるんだろうね」
「不思議そうに考え込むすみれちゃんも素敵ですわ」
ビデオを回しながら智世が言った。
「ビ、ビデオ持ってきていたの?」
すみれはぎょっとした。
「もちろんですわ。すみれちゃんの可愛さを取らなくてはいけませんわ!」
「はあ……」
すみれは肩を落とした。
「智世ちゃんならそうするってわかるでしょ?」
美空はすみれを慰めたのだった。
「わ~い! わ~い!」
「文化祭♪ 文化祭♪」
「ふふふ~ん♪」
すみれたちははしゃいでいた。
「たのしそうですわね。さくらちゃんたち」
「ええ。とっても楽しそうですわ」
知世と智世がほほ笑む。
「「うん!」」
「もちろん!」
すみれたちは頷いた。
誘われた。それが嬉しいだけじゃない。
さくらにとっては雪兎が誘ってくれたのが重要だった。
それが分かるだけに微笑ましいなとすみれは思った。
(好きな人からもらったものだもの。嬉しいよね。私のチケットは聖奈さんがくれたけど)
すみれはほほ笑む。
そして思い出すのは聖奈がチケットをくれた時のことだった。
『今度の日曜日にうちの高校で文化祭やるんだ。よかったら来ない?』
『行きます!』
すみれは嬉しそうに頷いた。
『あ、でも貰っちゃったかな?』
『いいえ。去年はくれたけど今年は……。お姉ちゃんは渡そうとしてくれたみたいですけど、お兄ちゃんが恥ずかしがって渡してくれないんです』
『ああ……。劇のこと気にしているのかな?』
聖奈には思い当たる節があるようだ。
『劇?』
すみれはきょとんとした。
『なんでもないわ。よかったら来てね。お友達と一緒に』
聖奈はそう言って笑った。
(それにしてもお兄ちゃんとお姉ちゃん何をするんだろう? 誘ってもくれないし……。あ~。お姉ちゃんは一度だけ話そうとしてくれたけどお兄ちゃんがきて離せなかったんだよね)
すみれは梅香が文化祭のことを訊いた際に話そうとしてくれたが、すぐに兄の桃矢がやってきて終わったことを思い出した。
恥ずかしがっている。その言葉通りだった。
「お兄ちゃんとお姉ちゃん何をやるんだろうね」
「不思議そうに考え込むすみれちゃんも素敵ですわ」
ビデオを回しながら智世が言った。
「ビ、ビデオ持ってきていたの?」
すみれはぎょっとした。
「もちろんですわ。すみれちゃんの可愛さを取らなくてはいけませんわ!」
「はあ……」
すみれは肩を落とした。
「智世ちゃんならそうするってわかるでしょ?」
美空はすみれを慰めたのだった。
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