さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十四話 繰り返す一日
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友枝小学校では一学期に一回は特別授業がある。
今日は藤隆の番でピラミッドについて説明していた。
(お父さん、素敵だな……)
すみれはほほ笑んだ。
「すみれのお父さん、素敵ね」
「ええ、わかりやすくて素敵ですわね」
美空と智世が声をかけてくれる。
「うん。お父さんの授業分かりやすい」
すみれは褒められてうれしくなった。
やがて話している途中でチャイムが鳴ってしまった。
「あれ? あと10分はあったと思ったけど……」
藤隆は困惑しているようだ。
拍手の中授業は終わった。
「すみれ」
「小龍」
すみれが振り向くと小龍がいた。
「授業とてもよかった! いろいろ聞きたいことが増えちゃった」
小龍の目はきらきらとしていた。
「小龍は考古学とか好きなんだね」
「うん。小狼も僕もそう言うのは好きだね」
「へえ~。あれ? その李小狼君は?」
すみれがあたりを見回す。
「ああ、あそこにいるよ」
指さす方を見ると小狼が藤隆に質問していた。
「行かなくていいの?」
「今日はいいの。小狼の方が興味があるだろうし……」
小龍はそう言いながらも質問したそうだ。
「意地はっちゃって……。今度うちに来なよ。そしていろいろ質問するといいんじゃない。お父さん質問されて嬉しそうだし」
「いいの?」
小龍はすみれの言葉に顔を輝かせる。
「うん。きっと嬉しいと思うよ」
すみれはそう言ってほほ笑んだのだった
今日は藤隆の番でピラミッドについて説明していた。
(お父さん、素敵だな……)
すみれはほほ笑んだ。
「すみれのお父さん、素敵ね」
「ええ、わかりやすくて素敵ですわね」
美空と智世が声をかけてくれる。
「うん。お父さんの授業分かりやすい」
すみれは褒められてうれしくなった。
やがて話している途中でチャイムが鳴ってしまった。
「あれ? あと10分はあったと思ったけど……」
藤隆は困惑しているようだ。
拍手の中授業は終わった。
「すみれ」
「小龍」
すみれが振り向くと小龍がいた。
「授業とてもよかった! いろいろ聞きたいことが増えちゃった」
小龍の目はきらきらとしていた。
「小龍は考古学とか好きなんだね」
「うん。小狼も僕もそう言うのは好きだね」
「へえ~。あれ? その李小狼君は?」
すみれがあたりを見回す。
「ああ、あそこにいるよ」
指さす方を見ると小狼が藤隆に質問していた。
「行かなくていいの?」
「今日はいいの。小狼の方が興味があるだろうし……」
小龍はそう言いながらも質問したそうだ。
「意地はっちゃって……。今度うちに来なよ。そしていろいろ質問するといいんじゃない。お父さん質問されて嬉しそうだし」
「いいの?」
小龍はすみれの言葉に顔を輝かせる。
「うん。きっと嬉しいと思うよ」
すみれはそう言ってほほ笑んだのだった
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