さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十三話 智世の家へようこそ!
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東屋には笑い声が響き渡っていた。
「それでその人ったらね」
園美が面白い話をしてくれたのだ。
そこへメイドが電話をもってやってくる。
「本社の秘書室からお電話です」
「もう……」
仕方ないとばかりに電話に出る。
そして一言二言話すと謝ってくる。
「ごめんなさい、ちょっと長くなっちゃいそう」
「大丈夫ですわ」
智世がケーキをもって立ち上がる。
「お部屋で遊んでいますわ」
知世も同じく立ち上がる。
「ごめんなさいね」
「いえ、ごちそうさまでした」
「ケーキ美味しかったです。ごちそうさまでした」
さくらとすみれはにっこりと笑って立ち上がった。
「行きましょう」
知世に促されて四人は部屋へと向かった。
その後ろ姿に園美は声をかける。
「さくらちゃん、すみれちゃん! 後で夕飯一緒に食べましょうね! 約束よ~! 絶対よ~!」
手を振る園美
「「は~い!!」」
二人は笑顔で言った。
「知世ちゃんと智世ちゃんのお母さん素敵な人だね」
「うん、すっごく素敵な人」
家に戻るとさくらとすみれは言った。
「ありがとうございます。母も喜びますわ」
「ええ、とってもよろこびますわ」
智世と知世がほほ笑む。
そしてドアを開けるとケルベロスとアップルティーアが飛び出してくる。
「わいだけ仲間外れにした!」
「私たちだけケーキ食べられなかった~!」
そうって恨めし気に言った。
「お待たせしました。ケロちゃんの分ですわ」
「こちらはアップルの分です」
しかし自分たちの分が準備されていると知ると恨めし気な視線は消えていった。
「やった~!」
「わ~い!」
にこにこでケーキを持つ。
「ん~! うまい!」
「おいしい!」
ケルベロスとアップルティーアははニコニコ顔でケーキを食べた。
「この部屋なんかクロウカードの気配するし、アップルティーアと二人でちょっと寂しかってんで」
「そうそう。落ち着かなかったしね!」
アップルティーアが同調する。
「クロウカード?」
さくらがきょとんとする。
「え? まさか……」
すみれが慌てて気配を探ると確かに感じた。カードの気配を。
「やっぱり……」
「あれはそういう事だったのですね……!」
知世と智世は顔を見合わせる。
「さすがケロちゃんですわ」
「専門家は頼りになりますわね」
知世と智世には何やら心あたりがありそうだ。
「それでその人ったらね」
園美が面白い話をしてくれたのだ。
そこへメイドが電話をもってやってくる。
「本社の秘書室からお電話です」
「もう……」
仕方ないとばかりに電話に出る。
そして一言二言話すと謝ってくる。
「ごめんなさい、ちょっと長くなっちゃいそう」
「大丈夫ですわ」
智世がケーキをもって立ち上がる。
「お部屋で遊んでいますわ」
知世も同じく立ち上がる。
「ごめんなさいね」
「いえ、ごちそうさまでした」
「ケーキ美味しかったです。ごちそうさまでした」
さくらとすみれはにっこりと笑って立ち上がった。
「行きましょう」
知世に促されて四人は部屋へと向かった。
その後ろ姿に園美は声をかける。
「さくらちゃん、すみれちゃん! 後で夕飯一緒に食べましょうね! 約束よ~! 絶対よ~!」
手を振る園美
「「は~い!!」」
二人は笑顔で言った。
「知世ちゃんと智世ちゃんのお母さん素敵な人だね」
「うん、すっごく素敵な人」
家に戻るとさくらとすみれは言った。
「ありがとうございます。母も喜びますわ」
「ええ、とってもよろこびますわ」
智世と知世がほほ笑む。
そしてドアを開けるとケルベロスとアップルティーアが飛び出してくる。
「わいだけ仲間外れにした!」
「私たちだけケーキ食べられなかった~!」
そうって恨めし気に言った。
「お待たせしました。ケロちゃんの分ですわ」
「こちらはアップルの分です」
しかし自分たちの分が準備されていると知ると恨めし気な視線は消えていった。
「やった~!」
「わ~い!」
にこにこでケーキを持つ。
「ん~! うまい!」
「おいしい!」
ケルベロスとアップルティーアははニコニコ顔でケーキを食べた。
「この部屋なんかクロウカードの気配するし、アップルティーアと二人でちょっと寂しかってんで」
「そうそう。落ち着かなかったしね!」
アップルティーアが同調する。
「クロウカード?」
さくらがきょとんとする。
「え? まさか……」
すみれが慌てて気配を探ると確かに感じた。カードの気配を。
「やっぱり……」
「あれはそういう事だったのですね……!」
知世と智世は顔を見合わせる。
「さすがケロちゃんですわ」
「専門家は頼りになりますわね」
知世と智世には何やら心あたりがありそうだ。