さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十二話 花の運動会と思い出
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夜の向川邸──。
向川香恋は写真立てをふいていた。
「うん、綺麗になった」
満足げに香恋は笑った。
そこには花嫁衣裳を着た女性と肩までの髪の女性、そして若いころの香恋が写っていた。
「奥様、お夕飯のご準備が整いました」
そこへ執事が香恋を呼びに行く。
「分かったわ。今行きます」
香恋は頷くと食堂へと向かった。
香恋がつくと一家がそろったので食べ始める。
「そう言えば美空。今度の土曜日に運動会があるんだっけ?」
美空の父、葉が美空に声をかける。
「うん! お父さん、お母さんは来るよね?」
「もちろん! 何があっても調整するさ」
「もちろんよ。仕事は入れてないわ」
笑顔で香恋と葉は頷いた。
「よかった! すみれたちのお父さんも仕事があるみたいだけど早めに終わらせて来るって」
「木之本先生、相変わらずお忙しいのね」
香恋はぽつりと恩師のことを思った。
「大学の教授っていうしね。それで智世さんのご家族は来るのかい? 智世さんたちだけだと良くないから誘いたいって思っていて」
葉の言葉に香恋の手が止まる。
「大丈夫。智世ちゃんのお母さんも仕事だけど来るって!」
美空の言葉に香恋は持っていたフォークを落とした。
「その…いえ、智世ちゃんのお母さま来るのね?」
「そう言っていたよ?」
「そう…そうなの……」
「お母さん?」
不審な目を向ける美空。
「なんでもないわ。それより食べましょうか」
無理やり笑顔を作る香恋だったが、内心今度の運動会で起きるであろう修羅場のことを考えたいたのだった。
向川香恋は写真立てをふいていた。
「うん、綺麗になった」
満足げに香恋は笑った。
そこには花嫁衣裳を着た女性と肩までの髪の女性、そして若いころの香恋が写っていた。
「奥様、お夕飯のご準備が整いました」
そこへ執事が香恋を呼びに行く。
「分かったわ。今行きます」
香恋は頷くと食堂へと向かった。
香恋がつくと一家がそろったので食べ始める。
「そう言えば美空。今度の土曜日に運動会があるんだっけ?」
美空の父、葉が美空に声をかける。
「うん! お父さん、お母さんは来るよね?」
「もちろん! 何があっても調整するさ」
「もちろんよ。仕事は入れてないわ」
笑顔で香恋と葉は頷いた。
「よかった! すみれたちのお父さんも仕事があるみたいだけど早めに終わらせて来るって」
「木之本先生、相変わらずお忙しいのね」
香恋はぽつりと恩師のことを思った。
「大学の教授っていうしね。それで智世さんのご家族は来るのかい? 智世さんたちだけだと良くないから誘いたいって思っていて」
葉の言葉に香恋の手が止まる。
「大丈夫。智世ちゃんのお母さんも仕事だけど来るって!」
美空の言葉に香恋は持っていたフォークを落とした。
「その…いえ、智世ちゃんのお母さま来るのね?」
「そう言っていたよ?」
「そう…そうなの……」
「お母さん?」
不審な目を向ける美空。
「なんでもないわ。それより食べましょうか」
無理やり笑顔を作る香恋だったが、内心今度の運動会で起きるであろう修羅場のことを考えたいたのだった。
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