さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十話 さくらにライバル登場!
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昼休み──。
「え、クロウカード捕獲のために来たの!? あの子!」
美空が驚く。
四人はだれもいない移動教室にいた。
小龍から小狼が日本に来たわけを教えてもらったのだ。
「さくらのライバルってこと?」
「そうなるな。穏便にって言ったんだけど……。木之本さくらさんには迷惑かけたかもしれない……」
小龍はうなだれる。
「なんか初期の李小龍みたい。あの時は確かすみれのことをカードをよこせって脅していたよね?」
美空の鋭い指摘にますますうなだれる。
「……それはごめん。あの時は余裕がなくて……」
小龍は謝った。
「いいのよ。仲良くなれたし……。それに最終的には……」
恋人になれた。
そのことに顔を赤くする。
「つまり李小狼君は余裕がないってことですの?」
「そうかもしれない。基本的に真面目だから。あいつ」
智世の言葉に頷く。
「ん? あれ? じゃあ同じことする可能性があるんじゃない……?」
美空ははっとクロウカードを奪おうとする可能性を指摘する。
「さくらが危ないってこと!? 急がなきゃ!」
すみれは慌てる。
それと同時に魔力の気配がした。
「小狼が羅針盤を使ったな! 止めないと!」
小龍も慌てる。
「封印解除(レリーズ)!」
誰もいないことを確認して魔法を使う。
「こっちの方が早い。捕まって!」
小龍は頷くとすみれの手をつなぐ。
「魔力が発動した場所へ導け! 『瞬(テレポート)』!」
『瞬(テレポート)』で先程魔力が発動した場所へ向かう。
そこにはカードを奪い取ろうとする小狼ととられまいとするさくらがいた。
「さくら!」
「さくらちゃん!」
すみれの声とさくらを探してここまでやってきた知世の声が被る。
「何やってんだ! 小狼!」
小龍が大きな声を上げる。
すみれたちは小狼に駆け寄ろうとする。
「てめえ! 俺の妹に何やってんだ!」
桃矢が小狼に声を上げる。
小狼は桃矢を見て拳法の構えを取った。
「お、お兄ちゃん……」
すみれは唖然とした。
そこで兄が出てくるとは思わなかったのだ。
「あ~あ。桃矢キレているわね。ま、当然だけど」
梅香が構えを取る二人を見ていった。
「お姉ちゃん……」
姉まで出てきた。
「それで、ガキ1号。そこにいるのはあんたの関係者」
「え、あ。はい……。僕の弟です」
じろりと梅香に睨まれてしどろもどろに小龍は言った。
「ちっ……。弟の躾位ちゃんとしなさいよね」
梅香は舌打ちをした。
(お姉ちゃんまでキレている……)
どうやら姉も腹が立っている。
「それにしてもどうしよう……」
兄と小狼は膠着して動かない。
ここからどうすればいいのか分からなかった。
「お~い! あったよ!」
雪兎が駆け寄ってくる。
「肉まんあったよ」
「ゆき……」
急に駆け寄ってくる雪兎にすみれたちは呆然とする。
「売店にまだあったんだ」
そういって肉まんを出してくる。
「雪兎がごめんね。お邪魔しちゃったかしら。はい、梅香も」
聖奈が謝りながら梅香に肉まんを出す。
「空気ぶち壊しよ……」
梅香は呆れながらも受け取った。
「みんなも食べる?」
そういって数を雪兎は数えていく。
「5…。ピッタリ!」
硬直している小狼に声をかける。
「ほら、肉まん」
そういってにっこり笑って雪兎は差し出す。
小狼は顔を赤くしてどこかに逃げていった。
「あんな小狼見たことないな……」
小龍が呟く。
「月城さんに何かあるんじゃないですの?」
「ああ。確かに。聖奈さんと似た感じだよね」
智世の言葉に美空が頷く。
「それにしても一体あの子は何なのよ……」
「それは……。ごめん……」
小龍は謝りながら深いため息をついた。
「え、クロウカード捕獲のために来たの!? あの子!」
美空が驚く。
四人はだれもいない移動教室にいた。
小龍から小狼が日本に来たわけを教えてもらったのだ。
「さくらのライバルってこと?」
「そうなるな。穏便にって言ったんだけど……。木之本さくらさんには迷惑かけたかもしれない……」
小龍はうなだれる。
「なんか初期の李小龍みたい。あの時は確かすみれのことをカードをよこせって脅していたよね?」
美空の鋭い指摘にますますうなだれる。
「……それはごめん。あの時は余裕がなくて……」
小龍は謝った。
「いいのよ。仲良くなれたし……。それに最終的には……」
恋人になれた。
そのことに顔を赤くする。
「つまり李小狼君は余裕がないってことですの?」
「そうかもしれない。基本的に真面目だから。あいつ」
智世の言葉に頷く。
「ん? あれ? じゃあ同じことする可能性があるんじゃない……?」
美空ははっとクロウカードを奪おうとする可能性を指摘する。
「さくらが危ないってこと!? 急がなきゃ!」
すみれは慌てる。
それと同時に魔力の気配がした。
「小狼が羅針盤を使ったな! 止めないと!」
小龍も慌てる。
「封印解除(レリーズ)!」
誰もいないことを確認して魔法を使う。
「こっちの方が早い。捕まって!」
小龍は頷くとすみれの手をつなぐ。
「魔力が発動した場所へ導け! 『瞬(テレポート)』!」
『瞬(テレポート)』で先程魔力が発動した場所へ向かう。
そこにはカードを奪い取ろうとする小狼ととられまいとするさくらがいた。
「さくら!」
「さくらちゃん!」
すみれの声とさくらを探してここまでやってきた知世の声が被る。
「何やってんだ! 小狼!」
小龍が大きな声を上げる。
すみれたちは小狼に駆け寄ろうとする。
「てめえ! 俺の妹に何やってんだ!」
桃矢が小狼に声を上げる。
小狼は桃矢を見て拳法の構えを取った。
「お、お兄ちゃん……」
すみれは唖然とした。
そこで兄が出てくるとは思わなかったのだ。
「あ~あ。桃矢キレているわね。ま、当然だけど」
梅香が構えを取る二人を見ていった。
「お姉ちゃん……」
姉まで出てきた。
「それで、ガキ1号。そこにいるのはあんたの関係者」
「え、あ。はい……。僕の弟です」
じろりと梅香に睨まれてしどろもどろに小龍は言った。
「ちっ……。弟の躾位ちゃんとしなさいよね」
梅香は舌打ちをした。
(お姉ちゃんまでキレている……)
どうやら姉も腹が立っている。
「それにしてもどうしよう……」
兄と小狼は膠着して動かない。
ここからどうすればいいのか分からなかった。
「お~い! あったよ!」
雪兎が駆け寄ってくる。
「肉まんあったよ」
「ゆき……」
急に駆け寄ってくる雪兎にすみれたちは呆然とする。
「売店にまだあったんだ」
そういって肉まんを出してくる。
「雪兎がごめんね。お邪魔しちゃったかしら。はい、梅香も」
聖奈が謝りながら梅香に肉まんを出す。
「空気ぶち壊しよ……」
梅香は呆れながらも受け取った。
「みんなも食べる?」
そういって数を雪兎は数えていく。
「5…。ピッタリ!」
硬直している小狼に声をかける。
「ほら、肉まん」
そういってにっこり笑って雪兎は差し出す。
小狼は顔を赤くしてどこかに逃げていった。
「あんな小狼見たことないな……」
小龍が呟く。
「月城さんに何かあるんじゃないですの?」
「ああ。確かに。聖奈さんと似た感じだよね」
智世の言葉に美空が頷く。
「それにしても一体あの子は何なのよ……」
「それは……。ごめん……」
小龍は謝りながら深いため息をついた。
