さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第八十話 さくらにライバル登場!
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学校につくと予鈴がなった。
「おはよう!」
すみれは挨拶をする。
「おはようございます。すみれちゃん」
「おはよう、すみれ」
智世と美空が挨拶をしてくる。
「なんか浮かない顔ね?」
美空がすみれをのぞき込んでくる。
「う、うん。なんか変な夢を見て……」
「変な夢? 話せないこと?」
「ええとね。ちょっとそのことで小龍に訊きたい事があったんだけど……」
きょろきょろとあたりを見回す。
「僕がどうしたって?」
小龍が声をかけてくる。
「小龍。今日、予知夢らしき夢を見たの。小龍と色違いの中国服を着た男の子が出てきたんだよ」
その言葉に小龍が席を揺らす。
「……何色だった?」
真剣な顔をしてすみれに詰め寄る。
「緑だったかな……」
「緑……」
小龍は難しい顔をして黙り込んでしまう。
「小龍?」
すみれは黙り込んだ小龍が心配になった。
「……式服が緑ならきっと上の弟だと思う。下の弟は黄色なんだ……」
ぼそりと呟く。
「下の弟って小狼君のこと?」
こくりと小龍は頷いた。
「ホームルーム始めるぞ」
寺田先生が入ってきた。
すみれたちは慌てて席についた。
席順は窓側からすみれ、小龍、さくらでさくらの後ろには誰も座っていない。すみれの隣は智世で智世の後ろには美空が座っていた。美空の後ろは知世。知世の後ろにはこれまた誰も座っていなかった。
(そういえばさくらと知世ちゃんの席の後ろって誰も座っていなかったよね……)
自分の前の席のあやめとその隣の実世をみながらすみれはそんなことを思った。
やがて寺田先生は点呼を取り始める。
「全員出席だな」
そう言って出席簿を閉じてしまう。
寺田先生は誤魔化すように咳払いをした。
(…? 先生……?)
すみれはきょとんとした。
(先生ってば……)
すべてを察した美空はにやにやとする。
「今日は転校生を紹介するぞ」
その言葉にあたりがざわつく。
「……胃が痛い……」
小龍が胃を抑える。
「小龍……?」
きょとんと彼を見た。
「さ、入って」
転校生が入ってくる。
転校生は小龍にそっくりでますますざわつく。
先生が名前を書いている間、その男の子はさくらをじっと睨んでいた。
「はあ……」
そのことに小龍は深いため息をついた。
「李小龍君にそっくりですわね」
「関係があるのかもね」
智世と美空が言いあう。
「李 小狼君。香港から来たんだ。察している人もいるかもしれないが、李 小龍君の三つ子の弟だそうだ。みんな仲良くな」
そう寺田先生は紹介する。
「三つ子の弟さんですのね」
「初めて見たけど似ているね。それにしてもさくらのことを見ていない」
「私もそんな気がしていた。あそこまで睨まなくてもいいんじゃないかな……」
すみれたちはそんなことを言いあう。
「小狼……。余計なことはしないでくれよ……」
小龍は祈るようにそんなことを呟く。
「じゃあ席は……。木之本さくらの後ろが開いているな」
「へ……?」
さくらは戸惑った。
睨まれているから当たり前だ。
小狼はさくらの前までくるとじっと彼女を睨んだ。
「小狼、木之本さくらさんが困っているから……!」
「席はこちらですわ」
小龍と知世が助け舟を出す。
その言葉に小狼は席に着いた。
そのあとも小狼はじっとさくらのことを睨み続けて、さくらを困らせ続けた。
「胃が痛い……。余計なことしないでほしいよ。小狼……」
そんな小狼の言動に小龍は頭を痛めた。
「なんかさくらってそちらの李小狼君に何かしたかなあ……?」
「してないよ。……こっちの事情。あとで話す」
小龍は安心させるようにすみれにほほ笑んだ。
「後で話してね……」
すみれは心配そうに小龍を見つめた。
「おはよう!」
すみれは挨拶をする。
「おはようございます。すみれちゃん」
「おはよう、すみれ」
智世と美空が挨拶をしてくる。
「なんか浮かない顔ね?」
美空がすみれをのぞき込んでくる。
「う、うん。なんか変な夢を見て……」
「変な夢? 話せないこと?」
「ええとね。ちょっとそのことで小龍に訊きたい事があったんだけど……」
きょろきょろとあたりを見回す。
「僕がどうしたって?」
小龍が声をかけてくる。
「小龍。今日、予知夢らしき夢を見たの。小龍と色違いの中国服を着た男の子が出てきたんだよ」
その言葉に小龍が席を揺らす。
「……何色だった?」
真剣な顔をしてすみれに詰め寄る。
「緑だったかな……」
「緑……」
小龍は難しい顔をして黙り込んでしまう。
「小龍?」
すみれは黙り込んだ小龍が心配になった。
「……式服が緑ならきっと上の弟だと思う。下の弟は黄色なんだ……」
ぼそりと呟く。
「下の弟って小狼君のこと?」
こくりと小龍は頷いた。
「ホームルーム始めるぞ」
寺田先生が入ってきた。
すみれたちは慌てて席についた。
席順は窓側からすみれ、小龍、さくらでさくらの後ろには誰も座っていない。すみれの隣は智世で智世の後ろには美空が座っていた。美空の後ろは知世。知世の後ろにはこれまた誰も座っていなかった。
(そういえばさくらと知世ちゃんの席の後ろって誰も座っていなかったよね……)
自分の前の席のあやめとその隣の実世をみながらすみれはそんなことを思った。
やがて寺田先生は点呼を取り始める。
「全員出席だな」
そう言って出席簿を閉じてしまう。
寺田先生は誤魔化すように咳払いをした。
(…? 先生……?)
すみれはきょとんとした。
(先生ってば……)
すべてを察した美空はにやにやとする。
「今日は転校生を紹介するぞ」
その言葉にあたりがざわつく。
「……胃が痛い……」
小龍が胃を抑える。
「小龍……?」
きょとんと彼を見た。
「さ、入って」
転校生が入ってくる。
転校生は小龍にそっくりでますますざわつく。
先生が名前を書いている間、その男の子はさくらをじっと睨んでいた。
「はあ……」
そのことに小龍は深いため息をついた。
「李小龍君にそっくりですわね」
「関係があるのかもね」
智世と美空が言いあう。
「李 小狼君。香港から来たんだ。察している人もいるかもしれないが、李 小龍君の三つ子の弟だそうだ。みんな仲良くな」
そう寺田先生は紹介する。
「三つ子の弟さんですのね」
「初めて見たけど似ているね。それにしてもさくらのことを見ていない」
「私もそんな気がしていた。あそこまで睨まなくてもいいんじゃないかな……」
すみれたちはそんなことを言いあう。
「小狼……。余計なことはしないでくれよ……」
小龍は祈るようにそんなことを呟く。
「じゃあ席は……。木之本さくらの後ろが開いているな」
「へ……?」
さくらは戸惑った。
睨まれているから当たり前だ。
小狼はさくらの前までくるとじっと彼女を睨んだ。
「小狼、木之本さくらさんが困っているから……!」
「席はこちらですわ」
小龍と知世が助け舟を出す。
その言葉に小狼は席に着いた。
そのあとも小狼はじっとさくらのことを睨み続けて、さくらを困らせ続けた。
「胃が痛い……。余計なことしないでほしいよ。小狼……」
そんな小狼の言動に小龍は頭を痛めた。
「なんかさくらってそちらの李小狼君に何かしたかなあ……?」
「してないよ。……こっちの事情。あとで話す」
小龍は安心させるようにすみれにほほ笑んだ。
「後で話してね……」
すみれは心配そうに小龍を見つめた。
