さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十九話 怪盗初挑戦!?
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そんなすみれたちを見つめる影があった。
「クロウカードの気配だ」
緑色の式服をきた少年の手元には複雑な文字が書かれた盤面。
リディアカードのものとそっくりで少し違うもの──羅針盤だ。
「やっと見つけた。小狼」
そこへ青い式服をした少年、小龍が降り立つ。
「小龍」
小狼と呼ばれた少年が小龍の方を振り向く。
「叔母上、心配していたよ。黙っていなくなるから……」
「それは悪いことをしたな……」
小狼は俯く。
「まあ、こんなことだろうと思っていたけどね。偵察をしていたんだろう。ライバルとなる少女のことを」
図星を指されて小狼は視線を逸らす。
「おまえ、真面目だものね。次の学校は大丈夫そう?」
「ああ。上手くやる。この世の災いを起こさないように頑張ってカードを集める。失敗はしない。そのために俺は来たんだ。だろう、小龍」
「……そうだね。でもあんまり気を張っていると良くないから……」
小龍は苦笑した。
リディアカードを集めるために来た自分もそうだったと思いだしたのだ。
「小龍は余裕ができたみたいに見える。日本に来たことで成長しているみたいに思える……。母上は正しかったみたいだ」
小狼はまじまじと三つ子の兄を見つめる。
自分たち三つ子の一番上の小龍。次の自分や末っ子の小琳と比べてもはるかに成長していた。
「そう、かな。お前にもいつかわかるよ。まあ、頑張れ」
小龍はほほ笑んだ。
(木之本さくらさん……。小狼が迷惑かけるかもしれないけど頑張れ……。それとすみれ、まだいろいろ話せてなくてごめん……)
小龍はこれからのことを思って心の中でさくらとすみれに謝った。
「いくぞ、小龍。叔母上が心配しているから帰る」
「分かったよ。ふう……。探し回ったから疲れたけどまあいいか」
小龍は肩をすくめた。
そんな二人を満月が照らしていたのだった。
「クロウカードの気配だ」
緑色の式服をきた少年の手元には複雑な文字が書かれた盤面。
リディアカードのものとそっくりで少し違うもの──羅針盤だ。
「やっと見つけた。小狼」
そこへ青い式服をした少年、小龍が降り立つ。
「小龍」
小狼と呼ばれた少年が小龍の方を振り向く。
「叔母上、心配していたよ。黙っていなくなるから……」
「それは悪いことをしたな……」
小狼は俯く。
「まあ、こんなことだろうと思っていたけどね。偵察をしていたんだろう。ライバルとなる少女のことを」
図星を指されて小狼は視線を逸らす。
「おまえ、真面目だものね。次の学校は大丈夫そう?」
「ああ。上手くやる。この世の災いを起こさないように頑張ってカードを集める。失敗はしない。そのために俺は来たんだ。だろう、小龍」
「……そうだね。でもあんまり気を張っていると良くないから……」
小龍は苦笑した。
リディアカードを集めるために来た自分もそうだったと思いだしたのだ。
「小龍は余裕ができたみたいに見える。日本に来たことで成長しているみたいに思える……。母上は正しかったみたいだ」
小狼はまじまじと三つ子の兄を見つめる。
自分たち三つ子の一番上の小龍。次の自分や末っ子の小琳と比べてもはるかに成長していた。
「そう、かな。お前にもいつかわかるよ。まあ、頑張れ」
小龍はほほ笑んだ。
(木之本さくらさん……。小狼が迷惑かけるかもしれないけど頑張れ……。それとすみれ、まだいろいろ話せてなくてごめん……)
小龍はこれからのことを思って心の中でさくらとすみれに謝った。
「いくぞ、小龍。叔母上が心配しているから帰る」
「分かったよ。ふう……。探し回ったから疲れたけどまあいいか」
小龍は肩をすくめた。
そんな二人を満月が照らしていたのだった。
