さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十九話 怪盗初挑戦!?
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そのころ、すみれたちは静かな美術館の中を進んでいった。
やがて音がして、身を伏せて音の方向を見る。
「何をしているんだろう?」
「もしかして美術品を盗みに来たんじゃ……」
さくらと知世が様子を見ながら言いあう。
「このままだと時間がかかるわね」
腕時計を見ながら美空が言った。
「何とかして退散してほしいですわね」
「それなら任せてくださいな」
知世には考えがあるようだ。
「うん、実行してみて。もしもがあっても私が何とかするから。すみれもね!」
美空が知世の考えに頷く。
「そうだね。私たちで何とかする」
すみれもフォローするから大丈夫と安心させるように頷いた。
知世はケルベロスの影絵を使って声をかける。
子供はひるまずにこちらに来るがケルベロスに脅かされて、美術品にぶつかって気絶した。
慌てて駆け寄るすみれたち。
ケルベロスとアップルティーアは美術品が壊れないように支えた。
「やっぱり子供ですわ」
懐中電灯で照らしながら知世が言った。
「小学校二年生くらいかな……」
美空が呟く。
「あ、この子……」
さくらが何かに気づく。
「お知り合いですか?」
「今日ここで……」
昼間に見た子だと言った。
「ぐぎぎぎぎぎ」
「うぐぐぐぐぐ」
ケルベロスとアップルティーアがもがく。
「はよ助けてくれ~」
「重いのよ~!」
「あ、ごめん、ごめん。美空の名において、風よ、支えよ」
美空が慌てて自分の『力』で美術品を支えて元に戻す。
やがて子供が目を覚ました。
「目を覚ましたようですわ」
「ええ、気づいたようですわね」
知世と智世が頷きあう。
「うわああああ!」
子供はケルベロスを見て悲鳴を上げる。
「大丈夫だよ。ただのぬいぐるみだから」
「だってさっき……」
先程のことを思い出したのかおびえる。
「これは腹話術のぬいぐるみ」
「どろぼうかとおもって堪忍な~」
ケルベロスは腹話術のふりをする。
「ぷくっ……!」
アップルティーアは面白いのかこっそりと笑う。
「アップル…!」
聞こえないようにすみれは慌てて彼女の口をふさいだ。
「変な顔。びっくりして損した」
子供はアップルティーアの声に気づかなかったのかケルベロスを見てそう言った。
彼の顔がちょっと引き攣る。
さくらも何といえばいいのかちょっと苦笑いをした。
「僕は泥棒じゃないよ。お前たちほど何をしているんだ。絵にいたずらした犯人だったら許さないぞ」
油絵に使用するペインティングナイフをかざして子供は言った。
「そんなことしてない」
「するわけないじゃない」
否定をするさくらとすみれ。
「私たちは華麗なる怪盗ですもの。そんなことしませんわ」
「へ…?」
「知世ちゃん…?」
急に怪盗といい始めた知世に驚くさくらとすみれ。
「怪盗? それじゃあ……!」
険しい顔をする子供。
「ち、ちがうわ。忘れ物を取りに来ただけよ」
慌てて否定をするさくら。
「じゃあその恰好はなんだ!」
「へ……」
「ええと……」
さくらとすみれは赤くなって、どういえばいいか考える。
「「趣味ですわ」」
にっこりと笑って智世と知世が言った。
「特別な時には特別な格好をするのが鉄則でしょう?」
美空もにっこりと笑っていった。
(知世ちゃん、智世ちゃん、美空……)
あまりにきっぱりと言い切られて何といえばいいのかすみれは分からなかった。
「絵にいたずらした犯人じゃなきゃいいよ。僕急ぐから」
子供はそう言って去っていこうとする。
「ちょっと待って! ゆうきくん!」
さくらの言葉に子供は足を止めた。
「どうして僕の名前を…?」
怪訝そうな顔でさくらをみた。
さくらは名札をみせた。
それは「たちばな ゆうき」と書かれた名札だった。
やがて音がして、身を伏せて音の方向を見る。
「何をしているんだろう?」
「もしかして美術品を盗みに来たんじゃ……」
さくらと知世が様子を見ながら言いあう。
「このままだと時間がかかるわね」
腕時計を見ながら美空が言った。
「何とかして退散してほしいですわね」
「それなら任せてくださいな」
知世には考えがあるようだ。
「うん、実行してみて。もしもがあっても私が何とかするから。すみれもね!」
美空が知世の考えに頷く。
「そうだね。私たちで何とかする」
すみれもフォローするから大丈夫と安心させるように頷いた。
知世はケルベロスの影絵を使って声をかける。
子供はひるまずにこちらに来るがケルベロスに脅かされて、美術品にぶつかって気絶した。
慌てて駆け寄るすみれたち。
ケルベロスとアップルティーアは美術品が壊れないように支えた。
「やっぱり子供ですわ」
懐中電灯で照らしながら知世が言った。
「小学校二年生くらいかな……」
美空が呟く。
「あ、この子……」
さくらが何かに気づく。
「お知り合いですか?」
「今日ここで……」
昼間に見た子だと言った。
「ぐぎぎぎぎぎ」
「うぐぐぐぐぐ」
ケルベロスとアップルティーアがもがく。
「はよ助けてくれ~」
「重いのよ~!」
「あ、ごめん、ごめん。美空の名において、風よ、支えよ」
美空が慌てて自分の『力』で美術品を支えて元に戻す。
やがて子供が目を覚ました。
「目を覚ましたようですわ」
「ええ、気づいたようですわね」
知世と智世が頷きあう。
「うわああああ!」
子供はケルベロスを見て悲鳴を上げる。
「大丈夫だよ。ただのぬいぐるみだから」
「だってさっき……」
先程のことを思い出したのかおびえる。
「これは腹話術のぬいぐるみ」
「どろぼうかとおもって堪忍な~」
ケルベロスは腹話術のふりをする。
「ぷくっ……!」
アップルティーアは面白いのかこっそりと笑う。
「アップル…!」
聞こえないようにすみれは慌てて彼女の口をふさいだ。
「変な顔。びっくりして損した」
子供はアップルティーアの声に気づかなかったのかケルベロスを見てそう言った。
彼の顔がちょっと引き攣る。
さくらも何といえばいいのかちょっと苦笑いをした。
「僕は泥棒じゃないよ。お前たちほど何をしているんだ。絵にいたずらした犯人だったら許さないぞ」
油絵に使用するペインティングナイフをかざして子供は言った。
「そんなことしてない」
「するわけないじゃない」
否定をするさくらとすみれ。
「私たちは華麗なる怪盗ですもの。そんなことしませんわ」
「へ…?」
「知世ちゃん…?」
急に怪盗といい始めた知世に驚くさくらとすみれ。
「怪盗? それじゃあ……!」
険しい顔をする子供。
「ち、ちがうわ。忘れ物を取りに来ただけよ」
慌てて否定をするさくら。
「じゃあその恰好はなんだ!」
「へ……」
「ええと……」
さくらとすみれは赤くなって、どういえばいいか考える。
「「趣味ですわ」」
にっこりと笑って智世と知世が言った。
「特別な時には特別な格好をするのが鉄則でしょう?」
美空もにっこりと笑っていった。
(知世ちゃん、智世ちゃん、美空……)
あまりにきっぱりと言い切られて何といえばいいのかすみれは分からなかった。
「絵にいたずらした犯人じゃなきゃいいよ。僕急ぐから」
子供はそう言って去っていこうとする。
「ちょっと待って! ゆうきくん!」
さくらの言葉に子供は足を止めた。
「どうして僕の名前を…?」
怪訝そうな顔でさくらをみた。
さくらは名札をみせた。
それは「たちばな ゆうき」と書かれた名札だった。
