さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十九話 怪盗初挑戦!?
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「美術館の絵が動いた…?」
知世が不思議そうに訊いた。
友枝美術館を出て小学校に帰るために信号待ちしているときにさくらから話は聞けた。
「うん。そしたら急に音が聞こえなくなって…。一瞬だったんだけど……。もしかしてあれかな? 不幸な死を遂げた画家の怨念が……とかって。きっとあの絵は呪われていてそれで……」
さくらは自分で言っていて怖くなったのか涙を流し始めた。
「う~ん……」
さくらが言っていることは内心ちょっと怖いかもと思いつつ、そんなことはないと思った。あの濃い気配は……
小龍を見ると彼は頷いた。同じことを考えていたらしい。
「そんなに怖かったんですの?」
知世が訊いた。
「あの時は全然怖くなかった」
思い出したかのようにさくらが言った。
「さくらちゃん、お化けとか幽霊には敏感でしょう? ということはひょっとするんじゃありません?」
知世が考え込みながら言った。
「あ、クロウカード!」
さくらがはっとする。
「一緒に確かめに行きましょう」
「うん」
さくらが頷く。
「私も一緒に行く。その絵がちょっと気になるしね」
すみれは話に入り込んだ。
「私も」
「私もすみれちゃんを撮らなければいけないですから」
美空と智世も行く気満々だ。
「俺はちょっと予定があって……」
小龍が視線を逸らす。
「そっかあ、残念だね」
「ええ、予定があるなら仕方ないですわ」
あっさとさくらと知世が頷く。
「予定って弟さん?」
すみれはこっそりと訊いた。
「…やっぱりわかるかな。今、来ているんだ。だから……」
「気にしないで。いつかは弟さんを紹介してくれるんでしょう?」
「……そうだな……。いつかは分かる」
意味深に小龍は頷いたのだった。
やがて信号が赤になる。
「「あ!」」
渡り切るのを忘れたことにすみれたちは気づいて声を上げたのだった。
知世が不思議そうに訊いた。
友枝美術館を出て小学校に帰るために信号待ちしているときにさくらから話は聞けた。
「うん。そしたら急に音が聞こえなくなって…。一瞬だったんだけど……。もしかしてあれかな? 不幸な死を遂げた画家の怨念が……とかって。きっとあの絵は呪われていてそれで……」
さくらは自分で言っていて怖くなったのか涙を流し始めた。
「う~ん……」
さくらが言っていることは内心ちょっと怖いかもと思いつつ、そんなことはないと思った。あの濃い気配は……
小龍を見ると彼は頷いた。同じことを考えていたらしい。
「そんなに怖かったんですの?」
知世が訊いた。
「あの時は全然怖くなかった」
思い出したかのようにさくらが言った。
「さくらちゃん、お化けとか幽霊には敏感でしょう? ということはひょっとするんじゃありません?」
知世が考え込みながら言った。
「あ、クロウカード!」
さくらがはっとする。
「一緒に確かめに行きましょう」
「うん」
さくらが頷く。
「私も一緒に行く。その絵がちょっと気になるしね」
すみれは話に入り込んだ。
「私も」
「私もすみれちゃんを撮らなければいけないですから」
美空と智世も行く気満々だ。
「俺はちょっと予定があって……」
小龍が視線を逸らす。
「そっかあ、残念だね」
「ええ、予定があるなら仕方ないですわ」
あっさとさくらと知世が頷く。
「予定って弟さん?」
すみれはこっそりと訊いた。
「…やっぱりわかるかな。今、来ているんだ。だから……」
「気にしないで。いつかは弟さんを紹介してくれるんでしょう?」
「……そうだな……。いつかは分かる」
意味深に小龍は頷いたのだった。
やがて信号が赤になる。
「「あ!」」
渡り切るのを忘れたことにすみれたちは気づいて声を上げたのだった。
