さくらの三つ子の姉です。髪の色以外は撫子さんに生き写しです。
第七十九話 怪盗初挑戦!?
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次の日─。
すみれは図工の授業の一環で友枝美術館に来ていた。
まずは館長の話を聞いていた。
「静かなところね……」
「ええ、そうですわね」
「美術館ってそういうところだしね」
智世と美空が同意する。
やがて中庭で絵を描く人とそれ以外で別れた。
「美空と智世ちゃんはどうする?」
「私はあの絵を描こうかな」
美空が指したのは綺麗な湖の絵だ。
「私もそうしようかと」
「じゃあ私もそうしようっと!」
三人で座って絵を描くことにした。
「それにしても李君残念でしたわね。一緒に絵が描けなくて」
智世が残念そうにすみれに言った。小龍は澤田龍一と藤原初という仲のいい子と一緒に絵を描きに行ったのだ。
「仕方ないよ。澤田君と藤原君と一緒の方が良いだろうし」
すみれだって智世と美空と一緒に書きたかったのでそれは良いと思っている。
「それにしても最近、李小龍ってため息ついたばっかりじゃなかった?」
「ああ……」
すみれは頷く。
理由を一応は訊いていた。三つ子の弟が日本に来るかもしれないと言っていた。一週間前にそう言っていたので、もう日本に来ているのかもしれない。
いろいろとやることが多くて少し疲れているのだろう。
「理由は知っているのね?」
「一応ね。でもここは美術館だからあとでね」
「うん」
美空が頷いた時だった。
「あ──!」
さくらの大声が聞こえた。
「さくらの声ね」
すみれは下の階を覗いた。
下の彫刻があるところにさくらがいて、クロッキー帳をみて声を上げていた。寺田先生がきて注意をしている。
「さくらちゃんうっかりさんですわね……」
「きっとケロちゃんが何かしたんだと思うわ……」
思わず呟く智世とすみれだった。
すみれは図工の授業の一環で友枝美術館に来ていた。
まずは館長の話を聞いていた。
「静かなところね……」
「ええ、そうですわね」
「美術館ってそういうところだしね」
智世と美空が同意する。
やがて中庭で絵を描く人とそれ以外で別れた。
「美空と智世ちゃんはどうする?」
「私はあの絵を描こうかな」
美空が指したのは綺麗な湖の絵だ。
「私もそうしようかと」
「じゃあ私もそうしようっと!」
三人で座って絵を描くことにした。
「それにしても李君残念でしたわね。一緒に絵が描けなくて」
智世が残念そうにすみれに言った。小龍は澤田龍一と藤原初という仲のいい子と一緒に絵を描きに行ったのだ。
「仕方ないよ。澤田君と藤原君と一緒の方が良いだろうし」
すみれだって智世と美空と一緒に書きたかったのでそれは良いと思っている。
「それにしても最近、李小龍ってため息ついたばっかりじゃなかった?」
「ああ……」
すみれは頷く。
理由を一応は訊いていた。三つ子の弟が日本に来るかもしれないと言っていた。一週間前にそう言っていたので、もう日本に来ているのかもしれない。
いろいろとやることが多くて少し疲れているのだろう。
「理由は知っているのね?」
「一応ね。でもここは美術館だからあとでね」
「うん」
美空が頷いた時だった。
「あ──!」
さくらの大声が聞こえた。
「さくらの声ね」
すみれは下の階を覗いた。
下の彫刻があるところにさくらがいて、クロッキー帳をみて声を上げていた。寺田先生がきて注意をしている。
「さくらちゃんうっかりさんですわね……」
「きっとケロちゃんが何かしたんだと思うわ……」
思わず呟く智世とすみれだった。