さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十九話 夜の学校
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「智世ちゃんがいない! どうしよう!」
すみれは取り乱していた。
なにせ親友が行方不明なのだ。
「落ち着いて。焦ってもどうにもならない」
「……うん……」
すみれはうなずいた。
「ドアを一つ一つ開けていっても無駄だよね……」
「法則性はないみたいだしね」
アップルティーアの言うとおりだった。
「じゃあ『抜(スルー)』のカードで……」
「それはだめだ。『抜(スルー)』は使っているものの魔力に比例する……。魔力が切れて壁に閉じ込められたらどうするんだ」
『抜(スルー)』を使うアイディアは小龍が却下した。
「若造は人探しの術を習得していないの?」
「何か本人を示すものがあればできるけど……」
「教室に智世ちゃんの傘があるけど……」
すみれが恐る恐る言った。
「教室に行けるんだったら智世のところに行けるでしょうが」
アップルティーアが言った。
「美空は何か使える神力はないの?」
「あるけどここでは使えない……」
「どういうことだ?」
小龍が訊く。
「この空間魔力がたまっている異空間になっているの。こんな空間では人探しといった繊細さが求められる術は使えそうにないの……」
「う~ん……」
「う~ん……」
「うむむ」
「え~と……」
4人でしばらく考えた。
「ダメだ! 全然思いつかない!」
アップルティーアが叫ぶ。
(智世ちゃん、きっと心細いだろうな……)
すみれは智世のことを思った。
すると歌が聞こえてきた。
智世の歌である。
「智世ちゃん……」
智世が元気づけてくれたような気がした。
(助けに行かなきゃ……!)
そういって自分の影を見つめる。
そこですみれはあることを思いついた。
「そうだ! あのカードなら!」
すみれは取り乱していた。
なにせ親友が行方不明なのだ。
「落ち着いて。焦ってもどうにもならない」
「……うん……」
すみれはうなずいた。
「ドアを一つ一つ開けていっても無駄だよね……」
「法則性はないみたいだしね」
アップルティーアの言うとおりだった。
「じゃあ『抜(スルー)』のカードで……」
「それはだめだ。『抜(スルー)』は使っているものの魔力に比例する……。魔力が切れて壁に閉じ込められたらどうするんだ」
『抜(スルー)』を使うアイディアは小龍が却下した。
「若造は人探しの術を習得していないの?」
「何か本人を示すものがあればできるけど……」
「教室に智世ちゃんの傘があるけど……」
すみれが恐る恐る言った。
「教室に行けるんだったら智世のところに行けるでしょうが」
アップルティーアが言った。
「美空は何か使える神力はないの?」
「あるけどここでは使えない……」
「どういうことだ?」
小龍が訊く。
「この空間魔力がたまっている異空間になっているの。こんな空間では人探しといった繊細さが求められる術は使えそうにないの……」
「う~ん……」
「う~ん……」
「うむむ」
「え~と……」
4人でしばらく考えた。
「ダメだ! 全然思いつかない!」
アップルティーアが叫ぶ。
(智世ちゃん、きっと心細いだろうな……)
すみれは智世のことを思った。
すると歌が聞こえてきた。
智世の歌である。
「智世ちゃん……」
智世が元気づけてくれたような気がした。
(助けに行かなきゃ……!)
そういって自分の影を見つめる。
そこですみれはあることを思いついた。
「そうだ! あのカードなら!」
