さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十七話 小龍とエレベーター
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「楽しかった~!」
お土産にうさぎのキーホルダーを買ってすみれはご満悦だ。
すみれと小龍を先頭に一同は歩き出す。
「帰ろっかな~♪」
すみれがにこにこしながらエレベーターに乗り、小龍が続く。
アリアは手を少し動かした。
エレベーターが開いたり閉まったりして、階を表示するランプが奇妙に点滅した。
そしてすみれと小龍のあとに続こうとした智世と美空の目の前でエレベーターが閉まった。
「すみれ!?」
「どうしたの!?」
「すみれちゃん! 李君!」
「すみれ! 大丈夫!?」
4人は慌てた。
「すみれがエレベーターに閉じ込められちゃった!」
さくらは姉が心配でたまらなかった。
「故障でしょうか? 係の者を呼んできます」
アリアの言葉にさくらもあやめも少しは落ち着いたようだ。
「おねがいね、アリアちゃん」
「ええ。きっと」
アリアはそう言ってその場を離れると人気のないところに向かった。
人気のないところで杖を取り出して、魔法を使い始める。
「さて、どうしますか? すみれさん」
アリアは微笑んだ。
「さくら! あやめ! 智世ちゃん! 美空!」
エレベーターに閉じ込められたすみれは叫んだ。
「閉じ込められちゃったみたい……」
そういった時だった。
「うわっ!」
「何!?」
エレベーターの中が真っ暗になった。
小龍はエレベーターに備え付けられている緊急用の電話に飛びついた。
「……だめだ。連絡がつかない……」
しばらくして連絡がつかなかったようで肩を落とした。
「ここ暗くて寒い……」
すみれは心細くなってきた。
「大丈夫」
小龍は札を取り出して火をつけてくれた。
「……ありがとう……。一緒に座ろう」
ハンカチを出して床に敷き、小龍に示した。
「え、でも……」
女の子と背中合わせで座ることに小龍は戸惑った。
「ほら、早くしないと疲れちゃうよ」
しぶしぶとすみれと背中合わせで座った。
「あ、そうだ。クッキーがあるの」
すみれは鞄からクッキーを取り出した。
「昨日、聖奈さんがクッキーを作ってきてくれたんだけど……」
すみれは話し始める。
『いつもお世話になっているから』
そう言って大きなクッキーの袋を机に置く。
『うわ~! 大きい量』
『ほえ~!』
『でかい!』
三姉妹は驚いた。
「だけどちょっと目を離したすきにアップルにほとんど食べられちゃったんだよね……」
『美味しかった~!』
『ああ~~!!』
すみれはその時ぎょっとしたのだった。
「それで残ったのがこれだけ」
すみれが持っていたのはうさぎの形のクッキーだった。
「でも……」
すみれはうさぎが好きなはずだ。それを半分にして食べてもいいのだろうか。
「みんなで食べたほうがおいしいでしょ」
すみれはクッキーを半分に割って、渡してくれた。
「……ありがとう」
小龍は受け取って食べた。
お土産にうさぎのキーホルダーを買ってすみれはご満悦だ。
すみれと小龍を先頭に一同は歩き出す。
「帰ろっかな~♪」
すみれがにこにこしながらエレベーターに乗り、小龍が続く。
アリアは手を少し動かした。
エレベーターが開いたり閉まったりして、階を表示するランプが奇妙に点滅した。
そしてすみれと小龍のあとに続こうとした智世と美空の目の前でエレベーターが閉まった。
「すみれ!?」
「どうしたの!?」
「すみれちゃん! 李君!」
「すみれ! 大丈夫!?」
4人は慌てた。
「すみれがエレベーターに閉じ込められちゃった!」
さくらは姉が心配でたまらなかった。
「故障でしょうか? 係の者を呼んできます」
アリアの言葉にさくらもあやめも少しは落ち着いたようだ。
「おねがいね、アリアちゃん」
「ええ。きっと」
アリアはそう言ってその場を離れると人気のないところに向かった。
人気のないところで杖を取り出して、魔法を使い始める。
「さて、どうしますか? すみれさん」
アリアは微笑んだ。
「さくら! あやめ! 智世ちゃん! 美空!」
エレベーターに閉じ込められたすみれは叫んだ。
「閉じ込められちゃったみたい……」
そういった時だった。
「うわっ!」
「何!?」
エレベーターの中が真っ暗になった。
小龍はエレベーターに備え付けられている緊急用の電話に飛びついた。
「……だめだ。連絡がつかない……」
しばらくして連絡がつかなかったようで肩を落とした。
「ここ暗くて寒い……」
すみれは心細くなってきた。
「大丈夫」
小龍は札を取り出して火をつけてくれた。
「……ありがとう……。一緒に座ろう」
ハンカチを出して床に敷き、小龍に示した。
「え、でも……」
女の子と背中合わせで座ることに小龍は戸惑った。
「ほら、早くしないと疲れちゃうよ」
しぶしぶとすみれと背中合わせで座った。
「あ、そうだ。クッキーがあるの」
すみれは鞄からクッキーを取り出した。
「昨日、聖奈さんがクッキーを作ってきてくれたんだけど……」
すみれは話し始める。
『いつもお世話になっているから』
そう言って大きなクッキーの袋を机に置く。
『うわ~! 大きい量』
『ほえ~!』
『でかい!』
三姉妹は驚いた。
「だけどちょっと目を離したすきにアップルにほとんど食べられちゃったんだよね……」
『美味しかった~!』
『ああ~~!!』
すみれはその時ぎょっとしたのだった。
「それで残ったのがこれだけ」
すみれが持っていたのはうさぎの形のクッキーだった。
「でも……」
すみれはうさぎが好きなはずだ。それを半分にして食べてもいいのだろうか。
「みんなで食べたほうがおいしいでしょ」
すみれはクッキーを半分に割って、渡してくれた。
「……ありがとう」
小龍は受け取って食べた。
