さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十七話 小龍とエレベーター
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学校帰り、小龍は聖奈を見かけた。
「あ、今帰り?」
「え、あ、はい」
小龍は頬が赤くなるのを感じた。
聖奈を見ると赤くなってしまう。
「ちょうどよかった。一緒に選んでほしいものがあるのよ」
「??」
小龍はきょとんと聖奈を見た。
二人は日用品が売ってあるお店にいた。
「またすみれちゃんたちにお呼ばれしているんだけど……。いつもごちそうになってばかりだからたまには私から何か持っていこうと思って。クッキーの型とか全然わかんないから一緒に選んでほしいなって」
「僕でお役に立てるのなら……」
役に立てるかはわからないが、必要としているのなら選ぶべきだろう。
クッキーの型はハートとか星とか丸とか様々な方があった。
その中で小龍はうさぎの形をしたクッキーの型に目を止めた。
その型をみて思い出したことがある。
それはすみれの作ったうさぎが大きくなった事件の後だった。
聖奈に渡したぬいぐるみがどうしてうさぎだったのかということだった。
聖奈はべつに特別うさぎが好きというわけでもなかったらしい。なのにどうして手作りとして定番のくまではなくうさぎを選んだのだろうか。
『馬鹿ね。それはすみれがうさぎが好きに決まっているからでしょう』
『自分の好きなものを作ることで聖奈さんを励ましたかったのだと思います。あの頃、聖奈さんは少し体調が悪そうでしたし……』
そう言ってきたのは美空と智世だった。
このことから小龍の頭の中にはすみれはうさぎが好きと刻まれた。
「あ、可愛いね。うさぎ?」
小龍がうさぎのクッキー型を見つめていると聖奈がのぞいてきた。
「これにしようかな……」
そういう聖奈のかごにはクッキーの型がたくさんある。
「いいと思います! 彼女はうさぎが好きだし、あなたからもらったものなら何でも食べると思います」
「本当にすみれちゃんのこと大好きなんだね」
聖奈は微笑んだ。
(好き……? 彼女のことを……?)
小龍は戸惑って店を飛び出した。
「あ、ちょっと……」
後ろで聖奈が呼び止めていたが、今の小龍はそれどころではなかった。
「あ、今帰り?」
「え、あ、はい」
小龍は頬が赤くなるのを感じた。
聖奈を見ると赤くなってしまう。
「ちょうどよかった。一緒に選んでほしいものがあるのよ」
「??」
小龍はきょとんと聖奈を見た。
二人は日用品が売ってあるお店にいた。
「またすみれちゃんたちにお呼ばれしているんだけど……。いつもごちそうになってばかりだからたまには私から何か持っていこうと思って。クッキーの型とか全然わかんないから一緒に選んでほしいなって」
「僕でお役に立てるのなら……」
役に立てるかはわからないが、必要としているのなら選ぶべきだろう。
クッキーの型はハートとか星とか丸とか様々な方があった。
その中で小龍はうさぎの形をしたクッキーの型に目を止めた。
その型をみて思い出したことがある。
それはすみれの作ったうさぎが大きくなった事件の後だった。
聖奈に渡したぬいぐるみがどうしてうさぎだったのかということだった。
聖奈はべつに特別うさぎが好きというわけでもなかったらしい。なのにどうして手作りとして定番のくまではなくうさぎを選んだのだろうか。
『馬鹿ね。それはすみれがうさぎが好きに決まっているからでしょう』
『自分の好きなものを作ることで聖奈さんを励ましたかったのだと思います。あの頃、聖奈さんは少し体調が悪そうでしたし……』
そう言ってきたのは美空と智世だった。
このことから小龍の頭の中にはすみれはうさぎが好きと刻まれた。
「あ、可愛いね。うさぎ?」
小龍がうさぎのクッキー型を見つめていると聖奈がのぞいてきた。
「これにしようかな……」
そういう聖奈のかごにはクッキーの型がたくさんある。
「いいと思います! 彼女はうさぎが好きだし、あなたからもらったものなら何でも食べると思います」
「本当にすみれちゃんのこと大好きなんだね」
聖奈は微笑んだ。
(好き……? 彼女のことを……?)
小龍は戸惑って店を飛び出した。
「あ、ちょっと……」
後ろで聖奈が呼び止めていたが、今の小龍はそれどころではなかった。
