さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十六話 アップルと不思議な出会い
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その一部始終をアップルティーアはバスケットの隙間から見ていた。
「ふう……。やはり甘いものは苦手です……」
紫の髪の少女がつぶやく。
大きさはアップルティーアと同じくらい。
アップルティーアは今まで自分と似たような存在にはあったことがなかった。
「!?」
少女が驚く。
アップルティーアがバスケットから飛び出て少女の前に飛び上がったからだ。
「あなたは……」
アップルティーアがつぶやく。
一方のレモンティーアは内心少し焦っていた。
(出ましたね。アップルティーア。まさかここで会うとは予想外でした……)
レモンティーアはアップルティーアのことを知っているが、アップルティーアはこちらのことを知らないのだ。
(しかしアリアのために私たちの正体を知られるわけには行きません。どうごまかしましょうか……)
「あなた……。あなた妖怪?」
アップルティーアの言葉に内心レモンティーアはずっこけた。
正体がばれなかったのはうれしかったが、この言葉はいただけない。
(妖怪? 妖怪ですって? ちょっとそれはないんじゃないでしょうか。むしろ妖精のほうがまだましな気がします……)
レモンティーアは少しムカついていた。
「妖怪か~。妖怪に私は初めてあったわ!」
アップルティーアは興奮している。
「それで名前なんて言うの?」
この質問にレモンティーアは困った。
まさか本名を出すわけにはいかない。正体がばれる可能性があるからだ。
その時、レモンティーアの脳裏にある名前が浮かんだ。
『レモン!』
それはリュヌこと光夜が呼ぶ名前だった。
この名前で呼ばれることを彼女は嫌っていたが仕方がない。
「レモン……」
「レモンね! レモン……。いい名前じゃない!」
アップルティーアはそう言って笑った。
レモンティーアは心穏やかではなかった。
(レモンと呼ばれるのはなんだか嫌ですが……。まあ、仕方ないでしょう。正体を知られるわけにはいきませんからね)
レモンティーアは何とか心を落ち着けることにした。
「そういえばお菓子があるの! 一緒に食べない?」
「いえ、私は……」
アップルティーアの言葉にどう断ろうかとレモンティーアは思った。
「遠慮なんかしないで! ほら!」
アップルティーアはクッキーをレモンティーアの口に突っ込んだ。
レモンティーアの口に甘い味が広がる。
それを感じたと脳が理解した瞬間、彼女の頬は赤くなった。
ものすごい勢いでクッキーを食べるとアップルティーアのバスケットのお菓子を食べつくした。
「え? どうしたの!?」
アップルティーアが焦る。
「はむはむはむ。もっとたべりゅ~!」
そう言ってふらふらとレモンティーアは校舎の方へと行ってしまった。
さながら酔っぱらっている人のように。
「待ってよ――――!!」
慌ててアップルティーアも追いかけた。
「ふう……。やはり甘いものは苦手です……」
紫の髪の少女がつぶやく。
大きさはアップルティーアと同じくらい。
アップルティーアは今まで自分と似たような存在にはあったことがなかった。
「!?」
少女が驚く。
アップルティーアがバスケットから飛び出て少女の前に飛び上がったからだ。
「あなたは……」
アップルティーアがつぶやく。
一方のレモンティーアは内心少し焦っていた。
(出ましたね。アップルティーア。まさかここで会うとは予想外でした……)
レモンティーアはアップルティーアのことを知っているが、アップルティーアはこちらのことを知らないのだ。
(しかしアリアのために私たちの正体を知られるわけには行きません。どうごまかしましょうか……)
「あなた……。あなた妖怪?」
アップルティーアの言葉に内心レモンティーアはずっこけた。
正体がばれなかったのはうれしかったが、この言葉はいただけない。
(妖怪? 妖怪ですって? ちょっとそれはないんじゃないでしょうか。むしろ妖精のほうがまだましな気がします……)
レモンティーアは少しムカついていた。
「妖怪か~。妖怪に私は初めてあったわ!」
アップルティーアは興奮している。
「それで名前なんて言うの?」
この質問にレモンティーアは困った。
まさか本名を出すわけにはいかない。正体がばれる可能性があるからだ。
その時、レモンティーアの脳裏にある名前が浮かんだ。
『レモン!』
それはリュヌこと光夜が呼ぶ名前だった。
この名前で呼ばれることを彼女は嫌っていたが仕方がない。
「レモン……」
「レモンね! レモン……。いい名前じゃない!」
アップルティーアはそう言って笑った。
レモンティーアは心穏やかではなかった。
(レモンと呼ばれるのはなんだか嫌ですが……。まあ、仕方ないでしょう。正体を知られるわけにはいきませんからね)
レモンティーアは何とか心を落ち着けることにした。
「そういえばお菓子があるの! 一緒に食べない?」
「いえ、私は……」
アップルティーアの言葉にどう断ろうかとレモンティーアは思った。
「遠慮なんかしないで! ほら!」
アップルティーアはクッキーをレモンティーアの口に突っ込んだ。
レモンティーアの口に甘い味が広がる。
それを感じたと脳が理解した瞬間、彼女の頬は赤くなった。
ものすごい勢いでクッキーを食べるとアップルティーアのバスケットのお菓子を食べつくした。
「え? どうしたの!?」
アップルティーアが焦る。
「はむはむはむ。もっとたべりゅ~!」
そう言ってふらふらとレモンティーアは校舎の方へと行ってしまった。
さながら酔っぱらっている人のように。
「待ってよ――――!!」
慌ててアップルティーアも追いかけた。
