さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十六話 アップルと不思議な出会い
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同じころ、木之本家では……。
「アップル、お兄ちゃんとお姉ちゃんから文化祭のチケットをもらったの」
「文化祭のチケット? お菓子とかあるかな?」
アップルティーアの瞳が輝く。
「アップルは本当にお菓子が好きね……」
すみれは半分呆れながら言った。
「お菓子は私の人生よ!」
アップルティーアは断言する。
「そこまで言わなくても……」
「だって生きていくには美味しいもの食べたほうがいいじゃない?」
「まあ、それには同意するけど」
美味しいものを食べて生きていきたい。その考えは理解できるものだった。
「それでもアップルは食い意地張りすぎだと思う……」
ケーキをホールで食べるような人だ。
「まあいいや。アップルにはあとでお菓子の差し入れとかするから絶対に文化祭のお菓子を食べつくさないでね」
「差し入れしてくれるのならしないわよ」
アップルティーアは自信満々に言った。
「だといいけど……」
前に木之本家のお菓子を食べつくしたことを気にしているのだ。
「もう、信用ないわね! 明日、お兄ちゃん、お姉ちゃんのところの文化祭でしょ? 早く寝なさい」
どうやらアップルティーアの機嫌を損ねてしまったらしい。
「はあい。お休み、アップル」
すみれの部屋が暗くなった。
それからしばらくして二つ分の寝息が聞こえてきた。
寝静まった木之本家の地下の書庫で異変が起き始めていた。
地下にある一つの本が輝き始めていた。
『THE CLOW』と背表紙に書かれている赤い装丁の本だった。
光ったり、光らなかったりをその本が繰り返していた。
まるで眠りから目覚めるように……。
「アップル、お兄ちゃんとお姉ちゃんから文化祭のチケットをもらったの」
「文化祭のチケット? お菓子とかあるかな?」
アップルティーアの瞳が輝く。
「アップルは本当にお菓子が好きね……」
すみれは半分呆れながら言った。
「お菓子は私の人生よ!」
アップルティーアは断言する。
「そこまで言わなくても……」
「だって生きていくには美味しいもの食べたほうがいいじゃない?」
「まあ、それには同意するけど」
美味しいものを食べて生きていきたい。その考えは理解できるものだった。
「それでもアップルは食い意地張りすぎだと思う……」
ケーキをホールで食べるような人だ。
「まあいいや。アップルにはあとでお菓子の差し入れとかするから絶対に文化祭のお菓子を食べつくさないでね」
「差し入れしてくれるのならしないわよ」
アップルティーアは自信満々に言った。
「だといいけど……」
前に木之本家のお菓子を食べつくしたことを気にしているのだ。
「もう、信用ないわね! 明日、お兄ちゃん、お姉ちゃんのところの文化祭でしょ? 早く寝なさい」
どうやらアップルティーアの機嫌を損ねてしまったらしい。
「はあい。お休み、アップル」
すみれの部屋が暗くなった。
それからしばらくして二つ分の寝息が聞こえてきた。
寝静まった木之本家の地下の書庫で異変が起き始めていた。
地下にある一つの本が輝き始めていた。
『THE CLOW』と背表紙に書かれている赤い装丁の本だった。
光ったり、光らなかったりをその本が繰り返していた。
まるで眠りから目覚めるように……。
