さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十五話 不思議な扉
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途中、ライオンに追いかけられたり、サルにちょっかいを出されたり、道に迷ったりしながら三人は扉についた。
しかし扉のサイズはすごく小さかった。
「すごく小さい……」
「小人サイズね……」
美空がつぶやく。
そう、小人のサイズだったのだ。
「こんなの通れないよ~!」
すみれは言った。
「まるで不思議の国ですわね」
「「確かに」」
智世の言葉に二人はうなずいた。
有名な小説に出てくる世界に似ているのだ。
「確か、薬を飲んで小さくなるシーンがあったわよね」
「ああ!」
美空の言葉にすみれははっとした。
「どうしたの? すみれ」
「この扉を通れる方法があった。『小(スモール)』で小さくなればいいんだ!」
「その手があったわね!」
「じゃあ使うわよ。リディアの創りしカードよ。古き姿を捨て、生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに! 『小(スモール)』!」
三人は小さくなった。
「これで扉を開けることができますわね」
ギイイッ
古びた音がして扉が開いた。
扉を通ると今度は広い砂浜だった。
「二つ目の扉を探さなきゃ……」
話の中では主人公は二つ目の扉を見つけていったん家に帰ったのだ。
「鍵を見つけるシーンがあったはず……」
そう。二つ目の扉には鍵がかかっていたことをすみれは知っていた。
「砂浜から鍵を探すわよ」
三人は広い砂浜を駆け回りながら探し回った。
「あ!」
すみれは岩肌においてある鍵を見つけた。
それを手に取ろうとした瞬間だった。
カモメがやってきて鍵を取っていった。
「『翔(フライ)!』 それを返して!」
すみれは『翔(フライ)』でカモメを追った。
カモメは攻撃されると勘違いしたのかスピードを上げた。
「それがないと帰れないの!」
すみれは叫んだ。
おまけに仲間が攻撃されていると勘違いをしたのかカモメたちが攻撃してくる。
すみれは慌てて攻撃をかわしながらカモメを追う。
「返してえええ!」
すみれは思いっきり叫んだ。
その声に驚いたのかカモメは鍵を取り落としてしまう。
すみれは鍵を海に落ちる前にとキャッチした。
キャッチした後にほっとして地上を見下ろすと白い扉のようなものが浜の端っこに見えた。
「あれは……」
すみれはしばらくそれを見ていた。
「すみれ!!」
「すみれちゃん!!」
二人が叫ぶ。
その叫びにすみれははっとすると、鍵を持って二人のそばに降り立った。
「鍵を手に入れたよ」
「それはよかったけど……。見てて冷や冷やしたわ」
美空は心配していたらしい。
「でもさすがすみれちゃん。かっこよかったですわ」
智世はすみれの飛びっぷりに目をキラキラとさせた。
「そういえばさっき扉を見つけたよ」
「本当? 案内してくれる?」
「もちろん」
すみれはうなずいた。
白い砂浜をまっすぐまっすぐ歩いていく。
「そういえば海、行きたいな……」
「ああ。最近全然行っていないものね。今度行く?」
「うん」
「それではすみれちゃんの水着とかを作らなければ」
智世がイメージしているのは金魚をモチーフにした水着だ。
いつかすみれに着てもらいたいと思っている。
「はははははっ」
すみれは乾いた笑いをこぼすしかなかった。
「ほら、見えてきたわよ」
美空が指をさしている先には白い扉があった。
「しかし今度は大きいわね」
まるで巨人の扉のようだった。
「う~ん……。本では普通の扉だったのに少し違うところもあるのね……」
美空は首をひねった。
「確かにそうね。でもそれはここを出てからでもいいんじゃないかな」
「そうね」
すみれの言葉に美空はうなずいた。
すみれはあるカードをすみれカードに変えた。
「我を天高くそびえ立つ塔のように大きくせよ! 『大(ビッグ)』!」
するとすみれたちは大きくなり、なんとか扉に手が届くくらいになった。
ガチャリ。
扉を開けるとすみれたちを光が包んだ。
そして次の瞬間にすみれたちは教室にいた。
「よかった。戻れたみたい……」
すみれはほっとした。
「よかったですわね」
智世もうれしそうだ。
予鈴が鳴り始めた。
「そろそろ時間だ。次、音楽だから遅れないようにしないと」
三人は慌てて次の授業の準備をし始めた。
そんな彼女たちを見つめる影があった。
「がんばりましたね、すみれさん」
影はそうつぶやくとその場を去っていったのだった。
しかし扉のサイズはすごく小さかった。
「すごく小さい……」
「小人サイズね……」
美空がつぶやく。
そう、小人のサイズだったのだ。
「こんなの通れないよ~!」
すみれは言った。
「まるで不思議の国ですわね」
「「確かに」」
智世の言葉に二人はうなずいた。
有名な小説に出てくる世界に似ているのだ。
「確か、薬を飲んで小さくなるシーンがあったわよね」
「ああ!」
美空の言葉にすみれははっとした。
「どうしたの? すみれ」
「この扉を通れる方法があった。『小(スモール)』で小さくなればいいんだ!」
「その手があったわね!」
「じゃあ使うわよ。リディアの創りしカードよ。古き姿を捨て、生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに! 『小(スモール)』!」
三人は小さくなった。
「これで扉を開けることができますわね」
ギイイッ
古びた音がして扉が開いた。
扉を通ると今度は広い砂浜だった。
「二つ目の扉を探さなきゃ……」
話の中では主人公は二つ目の扉を見つけていったん家に帰ったのだ。
「鍵を見つけるシーンがあったはず……」
そう。二つ目の扉には鍵がかかっていたことをすみれは知っていた。
「砂浜から鍵を探すわよ」
三人は広い砂浜を駆け回りながら探し回った。
「あ!」
すみれは岩肌においてある鍵を見つけた。
それを手に取ろうとした瞬間だった。
カモメがやってきて鍵を取っていった。
「『翔(フライ)!』 それを返して!」
すみれは『翔(フライ)』でカモメを追った。
カモメは攻撃されると勘違いしたのかスピードを上げた。
「それがないと帰れないの!」
すみれは叫んだ。
おまけに仲間が攻撃されていると勘違いをしたのかカモメたちが攻撃してくる。
すみれは慌てて攻撃をかわしながらカモメを追う。
「返してえええ!」
すみれは思いっきり叫んだ。
その声に驚いたのかカモメは鍵を取り落としてしまう。
すみれは鍵を海に落ちる前にとキャッチした。
キャッチした後にほっとして地上を見下ろすと白い扉のようなものが浜の端っこに見えた。
「あれは……」
すみれはしばらくそれを見ていた。
「すみれ!!」
「すみれちゃん!!」
二人が叫ぶ。
その叫びにすみれははっとすると、鍵を持って二人のそばに降り立った。
「鍵を手に入れたよ」
「それはよかったけど……。見てて冷や冷やしたわ」
美空は心配していたらしい。
「でもさすがすみれちゃん。かっこよかったですわ」
智世はすみれの飛びっぷりに目をキラキラとさせた。
「そういえばさっき扉を見つけたよ」
「本当? 案内してくれる?」
「もちろん」
すみれはうなずいた。
白い砂浜をまっすぐまっすぐ歩いていく。
「そういえば海、行きたいな……」
「ああ。最近全然行っていないものね。今度行く?」
「うん」
「それではすみれちゃんの水着とかを作らなければ」
智世がイメージしているのは金魚をモチーフにした水着だ。
いつかすみれに着てもらいたいと思っている。
「はははははっ」
すみれは乾いた笑いをこぼすしかなかった。
「ほら、見えてきたわよ」
美空が指をさしている先には白い扉があった。
「しかし今度は大きいわね」
まるで巨人の扉のようだった。
「う~ん……。本では普通の扉だったのに少し違うところもあるのね……」
美空は首をひねった。
「確かにそうね。でもそれはここを出てからでもいいんじゃないかな」
「そうね」
すみれの言葉に美空はうなずいた。
すみれはあるカードをすみれカードに変えた。
「我を天高くそびえ立つ塔のように大きくせよ! 『大(ビッグ)』!」
するとすみれたちは大きくなり、なんとか扉に手が届くくらいになった。
ガチャリ。
扉を開けるとすみれたちを光が包んだ。
そして次の瞬間にすみれたちは教室にいた。
「よかった。戻れたみたい……」
すみれはほっとした。
「よかったですわね」
智世もうれしそうだ。
予鈴が鳴り始めた。
「そろそろ時間だ。次、音楽だから遅れないようにしないと」
三人は慌てて次の授業の準備をし始めた。
そんな彼女たちを見つめる影があった。
「がんばりましたね、すみれさん」
影はそうつぶやくとその場を去っていったのだった。
