さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十三話 パニック自転車
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すみれは図書館近くまで『駆(ダッシュ)』を追ってきていた。
いったんは見失ったが、見つけることが出来た。
「まったく……。のんきに電話しているからいったん見失うのよ」
アップルティーアはご立腹だった。
「だって約束したし……。さてと『駆(ダッシュ)』は……」
図書館の壁に『駆(ダッシュ)』はいた。すみれはローラーブレードでそこをよじ登る。
しかし重力には逆らえず下に落ちてしまう。
「風華将来!」
小龍が助けてくれた。
「大丈夫か!?」
「うん。来てくれてありがとう……」
すみれが微笑むと小龍は赤くなった。
「すみれ、大丈夫?」
そこへ美空もやってきた。
「美空も来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
美空は微笑んだ。
「それにしてもあの子をどうしよう……」
すみれは『駆(ダッシュ)』をみた。完全に怯えている。
「よし……」
小龍が攻撃しようとした。
「駄目! 私が悪いの。あの子は今混乱しているの。攻撃したらますます怯えちゃう……!」
「だがどうする?」
攻撃しない限り、無理だと小龍は思った。
「はあ……。何か包み込めるものがあればね……」
美空がため息を吐きながら言った。
「包む……。そうだっ!」
すみれは一枚のカードを取り出した。
「『囲(エンクローズ)』ね……。でも体力が限界に近いのに……」
アップルティーアは心配そうだ。
「すみれはきっと倒れてもやるつもりだと思う。でしょ?」
「うん! 私の責任だから」
「分かったわ。倒れても支えるつもりでいくわ」
「僕も支えるから」
「若造が支えられるの~?」
「何だと~!」
「そこ。喧嘩しない」
すみれが注意する。
「それじゃあ頑張って!」
「分かっている。リディアの創りしカードよ、古き姿を捨て、生まれ変われ。新たな主、すみれの名のもとに! 『囲(エンクローズ)』!」
丸いドームが形成される。
『駆(ダッシュ)』は怯え始めた。
「我の声に従って縮め!」
ドームが縮み始める。
一メートルのところになるとすみれはもう一枚カードを使った。
「風よ。彼のものをとらえよ! 『風(ウインド)』!」
『駆(ダッシュ)』は『風(ウインド)』によってすみれのもとに運ばれた。
「大丈夫だよ……」
すみれは落ち着かせる。
しばらく撫でていると落ち着いたのか、手をぺろりとなめた。
「大丈夫だよ。ごめんね。お願いだからもとに戻って」
そういうと『駆(ダッシュ)』はカードに戻った。
「これで……終わった……」
すみれはホッとしたのかアップルティーアを下敷きにして倒れこんだ。
「ぐえっ。おもっ!」
アップルティーアはじたばたと暴れる。
「ああ―――っ!」
そこへ智世がやってきた。
「せっかくのすみれちゃんの魔法を使うところを逃すなんて……! ちょっとお風呂に入っている隙に……」
智世は悔しそうだ。
「せめて……せめて……」
「智世ちゃん?」
美空は智世の異様な雰囲気にちょっと引いていた。
「すみれちゃんの寝顔を撮りますわ!」
「相変わらずね……」
「ああ。相変わらずだな……」
美空と小龍は頷き合った。
智世の撮影会は彼女が満足するまで続いた。
いったんは見失ったが、見つけることが出来た。
「まったく……。のんきに電話しているからいったん見失うのよ」
アップルティーアはご立腹だった。
「だって約束したし……。さてと『駆(ダッシュ)』は……」
図書館の壁に『駆(ダッシュ)』はいた。すみれはローラーブレードでそこをよじ登る。
しかし重力には逆らえず下に落ちてしまう。
「風華将来!」
小龍が助けてくれた。
「大丈夫か!?」
「うん。来てくれてありがとう……」
すみれが微笑むと小龍は赤くなった。
「すみれ、大丈夫?」
そこへ美空もやってきた。
「美空も来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
美空は微笑んだ。
「それにしてもあの子をどうしよう……」
すみれは『駆(ダッシュ)』をみた。完全に怯えている。
「よし……」
小龍が攻撃しようとした。
「駄目! 私が悪いの。あの子は今混乱しているの。攻撃したらますます怯えちゃう……!」
「だがどうする?」
攻撃しない限り、無理だと小龍は思った。
「はあ……。何か包み込めるものがあればね……」
美空がため息を吐きながら言った。
「包む……。そうだっ!」
すみれは一枚のカードを取り出した。
「『囲(エンクローズ)』ね……。でも体力が限界に近いのに……」
アップルティーアは心配そうだ。
「すみれはきっと倒れてもやるつもりだと思う。でしょ?」
「うん! 私の責任だから」
「分かったわ。倒れても支えるつもりでいくわ」
「僕も支えるから」
「若造が支えられるの~?」
「何だと~!」
「そこ。喧嘩しない」
すみれが注意する。
「それじゃあ頑張って!」
「分かっている。リディアの創りしカードよ、古き姿を捨て、生まれ変われ。新たな主、すみれの名のもとに! 『囲(エンクローズ)』!」
丸いドームが形成される。
『駆(ダッシュ)』は怯え始めた。
「我の声に従って縮め!」
ドームが縮み始める。
一メートルのところになるとすみれはもう一枚カードを使った。
「風よ。彼のものをとらえよ! 『風(ウインド)』!」
『駆(ダッシュ)』は『風(ウインド)』によってすみれのもとに運ばれた。
「大丈夫だよ……」
すみれは落ち着かせる。
しばらく撫でていると落ち着いたのか、手をぺろりとなめた。
「大丈夫だよ。ごめんね。お願いだからもとに戻って」
そういうと『駆(ダッシュ)』はカードに戻った。
「これで……終わった……」
すみれはホッとしたのかアップルティーアを下敷きにして倒れこんだ。
「ぐえっ。おもっ!」
アップルティーアはじたばたと暴れる。
「ああ―――っ!」
そこへ智世がやってきた。
「せっかくのすみれちゃんの魔法を使うところを逃すなんて……! ちょっとお風呂に入っている隙に……」
智世は悔しそうだ。
「せめて……せめて……」
「智世ちゃん?」
美空は智世の異様な雰囲気にちょっと引いていた。
「すみれちゃんの寝顔を撮りますわ!」
「相変わらずね……」
「ああ。相変わらずだな……」
美空と小龍は頷き合った。
智世の撮影会は彼女が満足するまで続いた。
