さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第五十三話 パニック自転車
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その頃、美空は小龍と共にいた。リディア・リードが残した書物を調べるためだ。
「ねえ……。ここ最近の不思議な出来事についてどう思う?」
美空が小龍に声をかけた。
「何かおかしなことが起こっていると思う。木之本すみれさんは不思議な出来事のたびにリディア・リードの気配を感じると言っていた」
「リディア・リードはずいぶん昔に亡くなったはず……」
「ああ」
小龍は頷いた。
「そういえばリディア・リードがどこで亡くなったか知っている?」
「いや。李家には残されていない」
「ここよ」
「は?」
小龍は面食らった。
「リディア・リードは友枝町で亡くなった。父親と同じ場所でね」
「つまり、リディア・リードが亡くなった場所でリディアカードが解き放たれたという訳か……」
小龍はある種の運命を感じた。
「リディアは新たな主が誰か分かっていたのかも知れない……」
美空は呟いた。
「そうか……。で? 一連の不思議な出来事を起こしているのは誰だと思う?」
「予想はつく。でも確証はないし、起こす理由が分からない」
美空は答えた。彼女は不思議な出来事を起こしている人物に心当たりがあった。
「誰だ?」
「今は教えない。たぶん巻き込むことになる……。……いつか本人に直接聞かなきゃいけなくなる……」
小龍は不思議そうな顔で美空を見た。
(アリアちゃんがこの不思議な出来事を起こしているとしたらそれは何故? やったとしても何の得があるの?)
美空は楓野アリアが犯人だと考えていた。なぜなら不思議な出来事は彼女が友枝町にやってきてから起きたからだ。それに楽器が暴れた時には彼女は昼に音楽室にいたし、糸の時は彼女は糸を買っていた。極めつけはすみれが作ったうさぎはアリアが手伝ったと訊く。
(彼女といつか直接相対しなければいけないかもしれない……)
美空はそう考えていた。
「ねえ……。ここ最近の不思議な出来事についてどう思う?」
美空が小龍に声をかけた。
「何かおかしなことが起こっていると思う。木之本すみれさんは不思議な出来事のたびにリディア・リードの気配を感じると言っていた」
「リディア・リードはずいぶん昔に亡くなったはず……」
「ああ」
小龍は頷いた。
「そういえばリディア・リードがどこで亡くなったか知っている?」
「いや。李家には残されていない」
「ここよ」
「は?」
小龍は面食らった。
「リディア・リードは友枝町で亡くなった。父親と同じ場所でね」
「つまり、リディア・リードが亡くなった場所でリディアカードが解き放たれたという訳か……」
小龍はある種の運命を感じた。
「リディアは新たな主が誰か分かっていたのかも知れない……」
美空は呟いた。
「そうか……。で? 一連の不思議な出来事を起こしているのは誰だと思う?」
「予想はつく。でも確証はないし、起こす理由が分からない」
美空は答えた。彼女は不思議な出来事を起こしている人物に心当たりがあった。
「誰だ?」
「今は教えない。たぶん巻き込むことになる……。……いつか本人に直接聞かなきゃいけなくなる……」
小龍は不思議そうな顔で美空を見た。
(アリアちゃんがこの不思議な出来事を起こしているとしたらそれは何故? やったとしても何の得があるの?)
美空は楓野アリアが犯人だと考えていた。なぜなら不思議な出来事は彼女が友枝町にやってきてから起きたからだ。それに楽器が暴れた時には彼女は昼に音楽室にいたし、糸の時は彼女は糸を買っていた。極めつけはすみれが作ったうさぎはアリアが手伝ったと訊く。
(彼女といつか直接相対しなければいけないかもしれない……)
美空はそう考えていた。
