さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第四十八話 目覚めた力
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(苦しい……!)
すみれはごぼりと息を吐く。
水の中でうまく息ができなかった。
周りを見ると智世たちがそれぞれ竜巻の中に巻き込まれていた。
(このままだとみんなおぼれちゃう……! そんなの絶対に嫌だ……!)
すみれはそう強く思った。
その思いにこたえるかのようにすみれの体が輝く。その後、周りに魔法陣ができる。
「あの魔法陣は……」
「リディアが創ったものじゃない……!」
ルナとアップルティーアが竜巻の中からそれを見て驚く。
そうそれは太陽を基調とした魔法陣ではなく、ハートを基調とした魔法陣だったのだ。
見たことが無い魔法陣だった。
〔その杖には新しい力が宿っているわ。太陽でも月でもないあなただけのハートの力……。一つ一つの力は小さいけれど集まれば輝く心――ハートの力……〕
リディアの声がすみれの耳に聞こえる。
(ハートの力……)
「ハートの力を秘めし鍵よ……。真の姿を我の前に示せ…契約の元、すみれが命じる……。封印解除(レリーズ)!」
するとハートに羽が生えた青い杖に鍵がなった。
すみれの竜巻が割れて外にすみれは出ることができた。
「『火(ファイアー)』!」
しかしカードが使えなかった。
「このままじゃみんなが……!」
すみれは焦った。
みんな死んじゃう……!
やがてあることに気付く。
杖が変わったのならカードも……
「やってみるか! リディアの創りしカードよ! 古き姿を捨て生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに!」
カードが光りはじめて、光が収まると赤を基調とし、ふちがオレンジのカードから水色のカードに変化した。
「『火(ファイアー)』!」
赤い髪の男性がカードから飛び出し、竜巻を炎で包む。竜巻を消滅させると天へとのびる一筋の柱となって雨を止ませた。
「良かった……」
すみれは竜巻から救い出された四人をみてほっとした。
「すみれ、大丈夫!?」
アップルティーアが駆け寄る。
「うん、大丈夫……」
頷くとすみれは意識を失った。
「すみれ!」
「すみれちゃん!」
「すみれ!」
美空、智世、アップルティーアが叫ぶ。
ルナがすみれをお姫様抱っこする。
「すみれはどうしたの?」
アップルティーアが訊く。
怪我をしたのではないか。そんな心配が見え隠れする。
「寝てるだけだ」
ルナの言葉にアップルティーアががっくりする。
「雨、やみましたわね……」
「うん。でも誰がやったんだろうね……?」
智世と美空がそんな会話をする。
それをよそにルナは公園の近くの建物の屋上を見つめていた。
「やるね」
「新しい魔法ですね」
水色の髪の青年と紫の髪の女性が言った。
「リディアカードを元にして自分でカードを創るとはやりますね……」
二人に挟まれた少女はそう言ってにやりと笑ったのだった。
すみれはごぼりと息を吐く。
水の中でうまく息ができなかった。
周りを見ると智世たちがそれぞれ竜巻の中に巻き込まれていた。
(このままだとみんなおぼれちゃう……! そんなの絶対に嫌だ……!)
すみれはそう強く思った。
その思いにこたえるかのようにすみれの体が輝く。その後、周りに魔法陣ができる。
「あの魔法陣は……」
「リディアが創ったものじゃない……!」
ルナとアップルティーアが竜巻の中からそれを見て驚く。
そうそれは太陽を基調とした魔法陣ではなく、ハートを基調とした魔法陣だったのだ。
見たことが無い魔法陣だった。
〔その杖には新しい力が宿っているわ。太陽でも月でもないあなただけのハートの力……。一つ一つの力は小さいけれど集まれば輝く心――ハートの力……〕
リディアの声がすみれの耳に聞こえる。
(ハートの力……)
「ハートの力を秘めし鍵よ……。真の姿を我の前に示せ…契約の元、すみれが命じる……。封印解除(レリーズ)!」
するとハートに羽が生えた青い杖に鍵がなった。
すみれの竜巻が割れて外にすみれは出ることができた。
「『火(ファイアー)』!」
しかしカードが使えなかった。
「このままじゃみんなが……!」
すみれは焦った。
みんな死んじゃう……!
やがてあることに気付く。
杖が変わったのならカードも……
「やってみるか! リディアの創りしカードよ! 古き姿を捨て生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに!」
カードが光りはじめて、光が収まると赤を基調とし、ふちがオレンジのカードから水色のカードに変化した。
「『火(ファイアー)』!」
赤い髪の男性がカードから飛び出し、竜巻を炎で包む。竜巻を消滅させると天へとのびる一筋の柱となって雨を止ませた。
「良かった……」
すみれは竜巻から救い出された四人をみてほっとした。
「すみれ、大丈夫!?」
アップルティーアが駆け寄る。
「うん、大丈夫……」
頷くとすみれは意識を失った。
「すみれ!」
「すみれちゃん!」
「すみれ!」
美空、智世、アップルティーアが叫ぶ。
ルナがすみれをお姫様抱っこする。
「すみれはどうしたの?」
アップルティーアが訊く。
怪我をしたのではないか。そんな心配が見え隠れする。
「寝てるだけだ」
ルナの言葉にアップルティーアががっくりする。
「雨、やみましたわね……」
「うん。でも誰がやったんだろうね……?」
智世と美空がそんな会話をする。
それをよそにルナは公園の近くの建物の屋上を見つめていた。
「やるね」
「新しい魔法ですね」
水色の髪の青年と紫の髪の女性が言った。
「リディアカードを元にして自分でカードを創るとはやりますね……」
二人に挟まれた少女はそう言ってにやりと笑ったのだった。
