さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第六十八話 過去とリディア・リード
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜―――。
すみれは雪だるまに追いかけられていた。
「もう!」
雪だるまたちをかわしながらすみれはついに怒った。
「リディアの創りしカードよ。古き姿を捨て、生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに! 『雪(スノーイ―)』!」
雪の女王みたいな精霊が出て、雪を逆流させる。それで騒動は終わった。
「やったね。すみれ」
真の姿になったアップルティーアが言った。
「うん……」
しかしすみれは何か考え込んでいるようだった。
「何か気にかかるようなことがあるようだな」
ルナが気づく。
「ルナさん……」
「話してみて。一人では抱え込むな」
その言葉は案外優しい。
「実は―――」
すみれは夢にリディアが出てきたことを話した。
「リディアが……」
アップルティーアはそのことを知らなかったようだ。
「リディアが過去に行けと言ったのだな。それですべてがわかると」
「はい……。でも私、過去に行けるカードは一枚しか知りません。そのカードを使ってリディアさんの生きていた時代に行こうと思います」
「でも『戻(リターン)』は魔力を大幅に消費するカードよ。大丈夫なの……?」
アップルティーアは不安そうだ。
「………明日は満月だな……。月峰神社の御神木を使えばそれほど消費しないで済むと思うが……」
「ルナ! あなたはすみれが心配じゃないの?」
アップルティーアがかみつく。
「もちろん心配している。だけど主がそう望んでいるんでしょう? 私たちが阻んでいいものじゃない」
ルナの言うことは正論だった。
「じゃあ明日の夕方近くなら大丈夫だから……」
アップルティーアはしぶしぶといった
すみれは雪だるまに追いかけられていた。
「もう!」
雪だるまたちをかわしながらすみれはついに怒った。
「リディアの創りしカードよ。古き姿を捨て、生まれ変われ! 新たな主、すみれの名のもとに! 『雪(スノーイ―)』!」
雪の女王みたいな精霊が出て、雪を逆流させる。それで騒動は終わった。
「やったね。すみれ」
真の姿になったアップルティーアが言った。
「うん……」
しかしすみれは何か考え込んでいるようだった。
「何か気にかかるようなことがあるようだな」
ルナが気づく。
「ルナさん……」
「話してみて。一人では抱え込むな」
その言葉は案外優しい。
「実は―――」
すみれは夢にリディアが出てきたことを話した。
「リディアが……」
アップルティーアはそのことを知らなかったようだ。
「リディアが過去に行けと言ったのだな。それですべてがわかると」
「はい……。でも私、過去に行けるカードは一枚しか知りません。そのカードを使ってリディアさんの生きていた時代に行こうと思います」
「でも『戻(リターン)』は魔力を大幅に消費するカードよ。大丈夫なの……?」
アップルティーアは不安そうだ。
「………明日は満月だな……。月峰神社の御神木を使えばそれほど消費しないで済むと思うが……」
「ルナ! あなたはすみれが心配じゃないの?」
アップルティーアがかみつく。
「もちろん心配している。だけど主がそう望んでいるんでしょう? 私たちが阻んでいいものじゃない」
ルナの言うことは正論だった。
「じゃあ明日の夕方近くなら大丈夫だから……」
アップルティーアはしぶしぶといった
