さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第六十五話 消えゆく聖奈
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「聞いて、聖奈」
梅香は聖奈の目を見て言った。
「私は聖奈が人間じゃないって知っている。だから隠さなくても大丈夫……」
そう云った途端、聖奈の体から羽が生えて姿が変わった。
白銀の翼と銀色の髪、紫の瞳を持つ美女に。
「やっと会えた。名前は?」
梅香は聞く。
「……ルナ。聖奈はずっと恐れていた。自分が人間じゃないとお前にばれることを。だからお前の前だとこの姿になれなかったんだ」
ルナは理由を語った。
「今の主では私の存在を支えきれない。このままだと聖奈は消える。どうすればいいのかわかっているのか?」
「知っている。私の力をあげる。それで聖奈が消えずに済むなら……」
「母親に会えなくなるのよ」
梅香の母がそばにいることは分かっていた。
「いつまでも母さんに会えるのも不公平な気がするのよね……。すみれは母さんのことを覚えていないうえに見えない……」
すみれの魔力は年を追うごとに増えている。ここ最近で急激に増えている。なのに母親のことを見えない。それは波長が合わないからでもあるが、それ以上に母親のイメージがないからなのだと梅香は思っている。
「それに聖奈のためなら惜しくない」
梅香の迷いはなかった。
「あと条件がある。すみれを守って」
「言うまでもない。主は守る。この身に変えて」
「変えられたら困るのよ。あんたが消えると聖奈も消える。だから自分を守ってすみれを守る。それが条件」
「努力はする……」
ずいぶん難しい条件だった。でも努力はしてみようと思った。
ルナは梅香の肩に顔を近づけた。
魔法陣が現れて魔力が渡される。代わりに梅香が倒れた。ルナは彼女を受け止めた。
「力が満ちた……。リディアの魔力の波動に似ている……。新しく主になれたものの血縁者だからか……。ありがとう、というべきなんだろうな」
ルナは優しい顔で言った。
梅香は聖奈の目を見て言った。
「私は聖奈が人間じゃないって知っている。だから隠さなくても大丈夫……」
そう云った途端、聖奈の体から羽が生えて姿が変わった。
白銀の翼と銀色の髪、紫の瞳を持つ美女に。
「やっと会えた。名前は?」
梅香は聞く。
「……ルナ。聖奈はずっと恐れていた。自分が人間じゃないとお前にばれることを。だからお前の前だとこの姿になれなかったんだ」
ルナは理由を語った。
「今の主では私の存在を支えきれない。このままだと聖奈は消える。どうすればいいのかわかっているのか?」
「知っている。私の力をあげる。それで聖奈が消えずに済むなら……」
「母親に会えなくなるのよ」
梅香の母がそばにいることは分かっていた。
「いつまでも母さんに会えるのも不公平な気がするのよね……。すみれは母さんのことを覚えていないうえに見えない……」
すみれの魔力は年を追うごとに増えている。ここ最近で急激に増えている。なのに母親のことを見えない。それは波長が合わないからでもあるが、それ以上に母親のイメージがないからなのだと梅香は思っている。
「それに聖奈のためなら惜しくない」
梅香の迷いはなかった。
「あと条件がある。すみれを守って」
「言うまでもない。主は守る。この身に変えて」
「変えられたら困るのよ。あんたが消えると聖奈も消える。だから自分を守ってすみれを守る。それが条件」
「努力はする……」
ずいぶん難しい条件だった。でも努力はしてみようと思った。
ルナは梅香の肩に顔を近づけた。
魔法陣が現れて魔力が渡される。代わりに梅香が倒れた。ルナは彼女を受け止めた。
「力が満ちた……。リディアの魔力の波動に似ている……。新しく主になれたものの血縁者だからか……。ありがとう、というべきなんだろうな」
ルナは優しい顔で言った。
