さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第六十四話 吹雪のスキー合宿
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夜―――。
就寝時間には早い時間に共有スペースに学生たちはいた。
「やっぱりこういう時は怪談でしょう!」
奈緒子が言い始めた。
「怪談って夏じゃない?」
真子が突っ込む。
「でもイギリスとかだと冬だって聞くよ」
「そうなんだ。じゃあ誰から話始める?」
利佳が訊く。
そのやりとりをすみれたち三姉妹は震えながら聞いていた。
いくつもの怪談が話されるが怪談が夏のもののせいかいまいち季節にはあっていなかった。
「じゃあアリアちゃんが話してよ」
「私が?」
「うん。怪談はイギリスとかだとすごそうじゃない」
「ご期待に添えられるかはわかりませんが……」
そう言ってアリアは話し始めた。
「こういうスキー場がある山々では吹雪が時々吹き荒れます。吹雪が吹き始めると山に住む人々は家にこもって外には出ません。なぜなら吹雪ともに雪女が出るといわれているからです……。白い装束に長い黒髪の美しい女は吹雪の中から現れて、彼女に見ほれた人間に近づいてきて冷たい息を吹きかけます。その息を吹きかけられた人間は体が冷たくなって……凍死すると言われているのです……」
すみれたちはごくりと息をのんだ。
アリアの話はそこで終わった。
「雪女の伝説だ~」
奈緒子が言った。
「ロンドンの伝説より、こちらの方がいいと思いまして……。いけませんでしたか?」
アリアは微笑んだ。
「ううん。面白かったよ。今度、向こうの伝説を聞かせてね」
「はい。よろこんで」
アリアは微笑んでいたがすみれは(二度と聞かせないで―――!!)と真っ青になっていた。
ボーン! ボーン!
壁に賭けられている時計が鳴る音がする。
「もうこんな時間。そろそろ寝なきゃね」
利佳の言葉にみんな時計を見た。現在、10時半である。
「そうだね、おやすみ」
みんなおやすみを言い合ってそれぞれのベッドに入った。
すみれは智世、美空、真子、奈菜、千鶴と一緒の部屋に入った。みんなすぐに眠りについたが、彼女はガタガタベッドのなかで震えていた。
(なんでみんな怖い話をするの!?)
妹であるさくらとあやめも震えているのかなと思ったが、自分も怖い。
すみれたちは怪談が大嫌いなのだ。
「眠れない……」
周りには同室者の寝息が聞こえる。
すみれはたまらず共有スペースへと向かった。
就寝時間には早い時間に共有スペースに学生たちはいた。
「やっぱりこういう時は怪談でしょう!」
奈緒子が言い始めた。
「怪談って夏じゃない?」
真子が突っ込む。
「でもイギリスとかだと冬だって聞くよ」
「そうなんだ。じゃあ誰から話始める?」
利佳が訊く。
そのやりとりをすみれたち三姉妹は震えながら聞いていた。
いくつもの怪談が話されるが怪談が夏のもののせいかいまいち季節にはあっていなかった。
「じゃあアリアちゃんが話してよ」
「私が?」
「うん。怪談はイギリスとかだとすごそうじゃない」
「ご期待に添えられるかはわかりませんが……」
そう言ってアリアは話し始めた。
「こういうスキー場がある山々では吹雪が時々吹き荒れます。吹雪が吹き始めると山に住む人々は家にこもって外には出ません。なぜなら吹雪ともに雪女が出るといわれているからです……。白い装束に長い黒髪の美しい女は吹雪の中から現れて、彼女に見ほれた人間に近づいてきて冷たい息を吹きかけます。その息を吹きかけられた人間は体が冷たくなって……凍死すると言われているのです……」
すみれたちはごくりと息をのんだ。
アリアの話はそこで終わった。
「雪女の伝説だ~」
奈緒子が言った。
「ロンドンの伝説より、こちらの方がいいと思いまして……。いけませんでしたか?」
アリアは微笑んだ。
「ううん。面白かったよ。今度、向こうの伝説を聞かせてね」
「はい。よろこんで」
アリアは微笑んでいたがすみれは(二度と聞かせないで―――!!)と真っ青になっていた。
ボーン! ボーン!
壁に賭けられている時計が鳴る音がする。
「もうこんな時間。そろそろ寝なきゃね」
利佳の言葉にみんな時計を見た。現在、10時半である。
「そうだね、おやすみ」
みんなおやすみを言い合ってそれぞれのベッドに入った。
すみれは智世、美空、真子、奈菜、千鶴と一緒の部屋に入った。みんなすぐに眠りについたが、彼女はガタガタベッドのなかで震えていた。
(なんでみんな怖い話をするの!?)
妹であるさくらとあやめも震えているのかなと思ったが、自分も怖い。
すみれたちは怪談が大嫌いなのだ。
「眠れない……」
周りには同室者の寝息が聞こえる。
すみれはたまらず共有スペースへと向かった。
