さくらの三つ子の姉です。撫子さんに生き写しです。
第四十七話 不思議な転校生
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「李君、どうしたの? 難しい顔して」
すみれは帰り道に小龍に訊いた。
すみれ、智世、美空、小龍の四人で家に帰るところだった。小龍はいらいらしながら歩いていた。
「なんでもない……」
「何かあったら私に言ってね。李君もうすぐ香港に帰っちゃうかもしれないけど……」
「帰らない」
「え?」
すみれはびっくりした。
「当分帰らない」
「本当!? よかった~!」
すみれは喜んだ。小龍が日本にいると言ってくれたのがうれしかったのだ。
「あ、あそこにアイス売っている。私買ってくるね!」
すみれはそう言ってアイスを買いに行ってしまった。
「気になることもありますし香港に帰るのは当分お預けですわね」
「すみれが心配なんでしょ~」
智世と美空がにやにやしながら言った。
「だから違うって!」
小龍がむきになる。
「お待たせ~」
すみれがアイスキャンディーをもって帰ってくる。
すると後ろからひょいとすみれのアイスを取られる。
「ああっ!」
すみれは後ろを振り返って驚く。
「お姉ちゃん!」
犯人は梅香だった。
「駄目だよ。梅香」
聖奈がたしなめる。
「はあ……」
そんな梅香はどことなく疲れているようだった。
「どうしたの?」
「うちのクラスに転校生が来たのよ……」
「うちもだよ。でもなんで転校生が来ると疲れるの?」
高校生と小学生の姉妹のクラスに同時期に転校生が来るなんて偶然は滅多にない。そのことにすみれは驚きながらも転校生で疲れる理由が分からなかった。
その理由はすぐに分かる。
「梅香ちゃ~ん!」
茶色の髪を後ろで一つにくくっている青年がやってくる。
「また会えてうれしいですよ~」
ニコニコしながら梅香に声をかける。
どことなく軽そうだ。
「はあ……」
梅香がため息をつく。
梅香は軽い男が嫌いなのだ。
「一緒に出掛けましょうよ~。……ん?」
青年がすみれに気付く。
「妹ちゃん?」
「木之本 すみれです」
すみれは頭を下げた。
「可愛いね~」
ニコニコしながらすみれを見る。
「僕は佳月 光夜 。よろしくね~」
「はい。よろしくお願いします」
「あ、僕もう行かなきゃ。じゃあまたね~」
そう言って光夜は去っていった。
「騒がしい人ね……」
「うん……」
美空の言葉にすみれは頷いた。
そんな彼らの頭上に雨が降り始める。
すみれたちは家へと急いだのだった。
すみれは帰り道に小龍に訊いた。
すみれ、智世、美空、小龍の四人で家に帰るところだった。小龍はいらいらしながら歩いていた。
「なんでもない……」
「何かあったら私に言ってね。李君もうすぐ香港に帰っちゃうかもしれないけど……」
「帰らない」
「え?」
すみれはびっくりした。
「当分帰らない」
「本当!? よかった~!」
すみれは喜んだ。小龍が日本にいると言ってくれたのがうれしかったのだ。
「あ、あそこにアイス売っている。私買ってくるね!」
すみれはそう言ってアイスを買いに行ってしまった。
「気になることもありますし香港に帰るのは当分お預けですわね」
「すみれが心配なんでしょ~」
智世と美空がにやにやしながら言った。
「だから違うって!」
小龍がむきになる。
「お待たせ~」
すみれがアイスキャンディーをもって帰ってくる。
すると後ろからひょいとすみれのアイスを取られる。
「ああっ!」
すみれは後ろを振り返って驚く。
「お姉ちゃん!」
犯人は梅香だった。
「駄目だよ。梅香」
聖奈がたしなめる。
「はあ……」
そんな梅香はどことなく疲れているようだった。
「どうしたの?」
「うちのクラスに転校生が来たのよ……」
「うちもだよ。でもなんで転校生が来ると疲れるの?」
高校生と小学生の姉妹のクラスに同時期に転校生が来るなんて偶然は滅多にない。そのことにすみれは驚きながらも転校生で疲れる理由が分からなかった。
その理由はすぐに分かる。
「梅香ちゃ~ん!」
茶色の髪を後ろで一つにくくっている青年がやってくる。
「また会えてうれしいですよ~」
ニコニコしながら梅香に声をかける。
どことなく軽そうだ。
「はあ……」
梅香がため息をつく。
梅香は軽い男が嫌いなのだ。
「一緒に出掛けましょうよ~。……ん?」
青年がすみれに気付く。
「妹ちゃん?」
「木之本 すみれです」
すみれは頭を下げた。
「可愛いね~」
ニコニコしながらすみれを見る。
「僕は
「はい。よろしくお願いします」
「あ、僕もう行かなきゃ。じゃあまたね~」
そう言って光夜は去っていった。
「騒がしい人ね……」
「うん……」
美空の言葉にすみれは頷いた。
そんな彼らの頭上に雨が降り始める。
すみれたちは家へと急いだのだった。
