第百二十五話 パニックな自転車
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「このデパートも混んでいる~!」
「オープンした当時から比べるとかなり人が増えたね。はぐれないようにしてね」
「うん。大丈夫」
すみれは笑顔を向けた。
「まずはあそこに行こうよ」
すみれは小さな雑貨屋さんを指した。
「いいね」
二人は雑貨屋さんに向かった。
「可愛い〜」
すみれはうっとりと雑貨を見た。
ノートやペン、キーホルダーなど色々なものがあった。
(ん?)
すみれはふとハート型の鈴に目を止めた。
リーン
手にとってみると音が鳴る。
(新学期からする鈴の音に似ている……)
そんなことを思った。
「すみれ? 何かいいものあった?」
しげしげと鈴を見つめていると声をかけられた。
「ううん。特にいいものなかったわ」
ぱっと鈴を元のところに戻した。
何となく鈴を見ていたことを小龍に知られたくなかったのだ。
「そうか…。次に行こうか」
「……うん」
何も聞かないでくれた小龍の気遣いがありがたかった。
「ところで最近木之本さんどう?」
話題を変えようと思ったのか小龍がそんなことを訊いてきた。
「眠そうだけど元気」
「元気なら良かった。カード変えるたびに倒れそうになっているからね」
「ケロちゃんやアップルも言ってたけどさくらカードに変えるのって大変だからね。魔力をかなり使うし……」
すみれもリディアカードをすみれカードに変えるのに苦労したのだ。
「やっぱりそうか。すみれも木之本さんも凄いね。一人で全てのカードと守護者たちを支えているんだから」
小龍がにこやかに言った。
「あ、ありがとう」
すみれは少し照れた。
ただそんな中引っかかることがあった。
(一人でカードと守護者たちを支える、か。カードを使うので精一杯なさくらはケロちゃんやユエさんを支えることができるんだろうか……)
それがすみれにとって最初の引っかかりだった。
「オープンした当時から比べるとかなり人が増えたね。はぐれないようにしてね」
「うん。大丈夫」
すみれは笑顔を向けた。
「まずはあそこに行こうよ」
すみれは小さな雑貨屋さんを指した。
「いいね」
二人は雑貨屋さんに向かった。
「可愛い〜」
すみれはうっとりと雑貨を見た。
ノートやペン、キーホルダーなど色々なものがあった。
(ん?)
すみれはふとハート型の鈴に目を止めた。
リーン
手にとってみると音が鳴る。
(新学期からする鈴の音に似ている……)
そんなことを思った。
「すみれ? 何かいいものあった?」
しげしげと鈴を見つめていると声をかけられた。
「ううん。特にいいものなかったわ」
ぱっと鈴を元のところに戻した。
何となく鈴を見ていたことを小龍に知られたくなかったのだ。
「そうか…。次に行こうか」
「……うん」
何も聞かないでくれた小龍の気遣いがありがたかった。
「ところで最近木之本さんどう?」
話題を変えようと思ったのか小龍がそんなことを訊いてきた。
「眠そうだけど元気」
「元気なら良かった。カード変えるたびに倒れそうになっているからね」
「ケロちゃんやアップルも言ってたけどさくらカードに変えるのって大変だからね。魔力をかなり使うし……」
すみれもリディアカードをすみれカードに変えるのに苦労したのだ。
「やっぱりそうか。すみれも木之本さんも凄いね。一人で全てのカードと守護者たちを支えているんだから」
小龍がにこやかに言った。
「あ、ありがとう」
すみれは少し照れた。
ただそんな中引っかかることがあった。
(一人でカードと守護者たちを支える、か。カードを使うので精一杯なさくらはケロちゃんやユエさんを支えることができるんだろうか……)
それがすみれにとって最初の引っかかりだった。
