第百二十四話 ペンギン大王と魔法陣
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「で、やっぱりこうなるのね……」
さくらが呆れた。
さくらは青と黄色のもこもことした服、すみれはお揃いの赤と緑の服だった。
「もちろんですわ! せっかくのビデオ撮影の機会! そして何か起こるかもしれない夜のペンギン公園! こんな特別なシチュエーションには!」
「特別な洋服でね……」
「ええ! せっかくのお揃いの服を着てもらうチャンスですもの! 全部撮影しますわ!」
智世も盛り上がっている。
「知世と智世に連絡したらこうなるんは分かりきっとるやろ」
「学ばないんだから……」
呆れるケルベロスとアップルティーア。
「とにかく気配がするところに行ってみよう!」
「何かあるかもしれない!」
小狼と小龍が促す。
「李君たちも感じる? クロウさんの気配」
「強い魔力は感じるがクロウ・リードの気配かどうか分からない。俺はあったことないからな」
「僕はリディア・リードに似た気配は感じるから多分それがクロウ・リードの気配なんだと思う」
小龍が言った。
「そっか……」
「そうだよね……」
さくらとすみれが呟く。
「分かるのか?」
「うん。ペンギン大王のあたりが強いと思う」
「私もそう思う。行こう」
二人はペンギン大王のところへと向かった。
「うん?」
「ほえ?」
二人は向かう途中首を傾げた。
「どないした?」
「どうした?」
ケルベロスとアップルティーアが訊く。
「なんかあのペンギン大王いつもと違わない?」
「うん。確かに。あんな位置にあったっけ?」
すみれは首を傾げた。
急いでペンギン大王のところに向かうと異変が起きていた。
「「「「ああ!」」」」
四人は声を上げた。
「すみれ? あ!」
「どうした? あ!」
「「まあ……」」
「あ! 噓でしょ!」
後から来た美空たちも驚く。
「ほええええ!」
さくらの叫びがあたりに響いた。
ペンギン大王が移動して大きな穴が開いていたのだ。
「な、なんだ。この穴は?」
「ペンギン大王が移動してできた穴だね……」
小狼の驚きに小龍が指摘した。
「しかしでっかい穴やなぁ……」
「本当にね」
アップルティーアが頷く。
「どなたが開けたんでしょう?」
「それも気になりますが、どうやって開けたんでしょう?」
「さあ? いつもの不思議なことだと思う。気配はする?」
美空はさくらとすみれに訊いた。
「うん。…感じるよ。クロウさんの気配」
「ええ。穴の中が一番気配が強い」
すみれも頷いた。
「確かめてみるしかないか」
「うん」
小狼の言葉にさくらが頷いた。
「では新決めポーズのお披露目ですわね!」
「知世ちゃん~」
さくらが恥ずかしがる。
「さあ! さくらちゃん、心置きなく『封印解除(レリーズ)』をなさってください!」
さくらは一呼吸置くと『封印の鍵』を取り出した。
「星の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ、契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
さくらが新決めポーズで鍵を杖にした。
「『翔(フライ)』!」
さくらが『翔(フライ)』で穴の中に入る。
「わいも行くで~」
ケルベロスが跡を追うが頭から何かに激突してしまう。
まるで見えない蓋があるかのようだった。
「なんやこれ!」
ケルベロスが叩くも破れない。
「雷帝招来!」
小狼が札を発動させる。
ケルベロスは慌ててよける。
当たった雷はなにかに当たったかのようにはじけて消える。
「こ~ら! 小僧! わいに当たったらどないするんや~!」
ケルベロスがブチ切れる。
「強力な魔力で閉じられている!」
小狼はそんなこと気にしないように言った。
「六人とも下がれ!」
ケルベロスが真の姿になって言った。
そして穴に向かって炎を吐く。
その炎も効かなかった。
「この力確かにクロウのものや……!」
「クロウさんの……」
すみれは思わず呟いた。
どうすれば見えない蓋を突破できるのだろう。
さくらが呆れた。
さくらは青と黄色のもこもことした服、すみれはお揃いの赤と緑の服だった。
「もちろんですわ! せっかくのビデオ撮影の機会! そして何か起こるかもしれない夜のペンギン公園! こんな特別なシチュエーションには!」
「特別な洋服でね……」
「ええ! せっかくのお揃いの服を着てもらうチャンスですもの! 全部撮影しますわ!」
智世も盛り上がっている。
「知世と智世に連絡したらこうなるんは分かりきっとるやろ」
「学ばないんだから……」
呆れるケルベロスとアップルティーア。
「とにかく気配がするところに行ってみよう!」
「何かあるかもしれない!」
小狼と小龍が促す。
「李君たちも感じる? クロウさんの気配」
「強い魔力は感じるがクロウ・リードの気配かどうか分からない。俺はあったことないからな」
「僕はリディア・リードに似た気配は感じるから多分それがクロウ・リードの気配なんだと思う」
小龍が言った。
「そっか……」
「そうだよね……」
さくらとすみれが呟く。
「分かるのか?」
「うん。ペンギン大王のあたりが強いと思う」
「私もそう思う。行こう」
二人はペンギン大王のところへと向かった。
「うん?」
「ほえ?」
二人は向かう途中首を傾げた。
「どないした?」
「どうした?」
ケルベロスとアップルティーアが訊く。
「なんかあのペンギン大王いつもと違わない?」
「うん。確かに。あんな位置にあったっけ?」
すみれは首を傾げた。
急いでペンギン大王のところに向かうと異変が起きていた。
「「「「ああ!」」」」
四人は声を上げた。
「すみれ? あ!」
「どうした? あ!」
「「まあ……」」
「あ! 噓でしょ!」
後から来た美空たちも驚く。
「ほええええ!」
さくらの叫びがあたりに響いた。
ペンギン大王が移動して大きな穴が開いていたのだ。
「な、なんだ。この穴は?」
「ペンギン大王が移動してできた穴だね……」
小狼の驚きに小龍が指摘した。
「しかしでっかい穴やなぁ……」
「本当にね」
アップルティーアが頷く。
「どなたが開けたんでしょう?」
「それも気になりますが、どうやって開けたんでしょう?」
「さあ? いつもの不思議なことだと思う。気配はする?」
美空はさくらとすみれに訊いた。
「うん。…感じるよ。クロウさんの気配」
「ええ。穴の中が一番気配が強い」
すみれも頷いた。
「確かめてみるしかないか」
「うん」
小狼の言葉にさくらが頷いた。
「では新決めポーズのお披露目ですわね!」
「知世ちゃん~」
さくらが恥ずかしがる。
「さあ! さくらちゃん、心置きなく『封印解除(レリーズ)』をなさってください!」
さくらは一呼吸置くと『封印の鍵』を取り出した。
「星の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ、契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
さくらが新決めポーズで鍵を杖にした。
「『翔(フライ)』!」
さくらが『翔(フライ)』で穴の中に入る。
「わいも行くで~」
ケルベロスが跡を追うが頭から何かに激突してしまう。
まるで見えない蓋があるかのようだった。
「なんやこれ!」
ケルベロスが叩くも破れない。
「雷帝招来!」
小狼が札を発動させる。
ケルベロスは慌ててよける。
当たった雷はなにかに当たったかのようにはじけて消える。
「こ~ら! 小僧! わいに当たったらどないするんや~!」
ケルベロスがブチ切れる。
「強力な魔力で閉じられている!」
小狼はそんなこと気にしないように言った。
「六人とも下がれ!」
ケルベロスが真の姿になって言った。
そして穴に向かって炎を吐く。
その炎も効かなかった。
「この力確かにクロウのものや……!」
「クロウさんの……」
すみれは思わず呟いた。
どうすれば見えない蓋を突破できるのだろう。
