第百二十四話 ペンギン大王と魔法陣
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「はあ……」
部屋ですみれはため息をついた。
「なあに? ため息なんてついて……」
アップルティーアがふよふよとこちらに向かってくる。
「うん。さくらのくまが大きくなったじゃない?」
「ああ! あれはびっくりしたわね。話し合いをしていたらいきなりだものね」
アップルティーアが頷く。
「でしょう? で、さくらがみせてくれたんだけど……。あの魔力の源にクロウカードを使うときの魔法陣が描かれた紙があったの」
「え? クロウカードを使うときの魔法陣が?」
「そう」
すみれは机に向かうと一枚の紙を取り出した。
二年前に同じく大きくなったぬいぐるみから出てきた魔法陣だ。
「この魔法陣と同じ……。あの時はアリアちゃんの仕業だったけど……」
「今回も誰かの仕業ってことね」
ふよふよとその紙を見ながらアップルティーアが唸る。
「その紙がでてきたならクロウの関係者でしょ。絶対」
「そうかもしれないね。ただ今のところは何とも言えないかも。ところで喉乾いたから下に行かない?」
「お兄ちゃんもお姉ちゃんもお父さんもいないんだっけ? なら行こうかな」
すみれはアップルティーアとともに1階に下りた。
「ってうわっ! ケロちゃんとユエさんか……」
リビングに行くと本来の姿のケルベロスとユエがいたのでびっくりした。
「すみれもおどろきすぎや……」
ケルベロスが呆れた。
「すみれ? 下に下りたの? ところでお菓子あるんだけどケロちゃんと食べる? ってほえ!?」
さくらが入ってきて驚く。
「ケ、ケロちゃんか……。なんだかまだ大きいほうのケロちゃんになれないよう……」
さくらが言った。
「仮の姿に戻る……」
ユエが翼を出す。
それに慌てるさくら、すみれ、ケルベロス、アップルティーア。
「おいおい、ユエ! この姿の時は隠れるの大変なんやで!」
ケルベロスが文句をいうもすでに雪兎にユエは戻っていた。
「あれ? 僕、玄関にいなかったっけ?」
「ほえ~!」
「どうすんの、これ……」
すみれは額に手をあてた。
「雪兎さんごまかすの大変だったよう……」
「二人でごまかしたもんね……」
残りのお菓子をしまいながらすみれがしみじみと呟く。
「さくらにごまかされるようじゃゆきうさぎは天然やな」
「二人にごまかされたものね」
「なんですって~!」
「アップル!」
怒りを示すさくらとすみれ。
そこに電話がかかってきた。
「小龍? どうしたの?」
すみれは電話に出た。
さくらも同じくかかってきていた電話に出る。
「公園? 公園に何かあるの? 分かった。すぐ行く」
すみれは電話を切った。
「さくら!」
「うん」
二人は頷きあって公園に行く準備をした。
部屋ですみれはため息をついた。
「なあに? ため息なんてついて……」
アップルティーアがふよふよとこちらに向かってくる。
「うん。さくらのくまが大きくなったじゃない?」
「ああ! あれはびっくりしたわね。話し合いをしていたらいきなりだものね」
アップルティーアが頷く。
「でしょう? で、さくらがみせてくれたんだけど……。あの魔力の源にクロウカードを使うときの魔法陣が描かれた紙があったの」
「え? クロウカードを使うときの魔法陣が?」
「そう」
すみれは机に向かうと一枚の紙を取り出した。
二年前に同じく大きくなったぬいぐるみから出てきた魔法陣だ。
「この魔法陣と同じ……。あの時はアリアちゃんの仕業だったけど……」
「今回も誰かの仕業ってことね」
ふよふよとその紙を見ながらアップルティーアが唸る。
「その紙がでてきたならクロウの関係者でしょ。絶対」
「そうかもしれないね。ただ今のところは何とも言えないかも。ところで喉乾いたから下に行かない?」
「お兄ちゃんもお姉ちゃんもお父さんもいないんだっけ? なら行こうかな」
すみれはアップルティーアとともに1階に下りた。
「ってうわっ! ケロちゃんとユエさんか……」
リビングに行くと本来の姿のケルベロスとユエがいたのでびっくりした。
「すみれもおどろきすぎや……」
ケルベロスが呆れた。
「すみれ? 下に下りたの? ところでお菓子あるんだけどケロちゃんと食べる? ってほえ!?」
さくらが入ってきて驚く。
「ケ、ケロちゃんか……。なんだかまだ大きいほうのケロちゃんになれないよう……」
さくらが言った。
「仮の姿に戻る……」
ユエが翼を出す。
それに慌てるさくら、すみれ、ケルベロス、アップルティーア。
「おいおい、ユエ! この姿の時は隠れるの大変なんやで!」
ケルベロスが文句をいうもすでに雪兎にユエは戻っていた。
「あれ? 僕、玄関にいなかったっけ?」
「ほえ~!」
「どうすんの、これ……」
すみれは額に手をあてた。
「雪兎さんごまかすの大変だったよう……」
「二人でごまかしたもんね……」
残りのお菓子をしまいながらすみれがしみじみと呟く。
「さくらにごまかされるようじゃゆきうさぎは天然やな」
「二人にごまかされたものね」
「なんですって~!」
「アップル!」
怒りを示すさくらとすみれ。
そこに電話がかかってきた。
「小龍? どうしたの?」
すみれは電話に出た。
さくらも同じくかかってきていた電話に出る。
「公園? 公園に何かあるの? 分かった。すぐ行く」
すみれは電話を切った。
「さくら!」
「うん」
二人は頷きあって公園に行く準備をした。
