第百二十四話 ペンギン大王と魔法陣
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「くまが巨大化した⁉︎」
小狼の叫びがあたりに響く。
「うん。私が作ったくまさんのぬいぐるみがいきなり大きくなったの」
「本当に驚きましたわ」
「うん」
「私は聖奈さんの家にいたけど地面が揺れたと思ったらおおきなくまのぬいぐるみがいたんだもの。驚いちゃった」
「そうそう。何事かって思ったもの」
「ええ。くまさんが巨大化して驚きましたわ」
美空と智世が同意する。
「何で俺を呼ばなかったんだ」
「そうだよ。後からそんなことになったなんて聞かされて驚いているんだから」
「ごめんなさい、でも本当いきなりだったの」
「ごめん。今度は気をつける」
さくらとすみれは謝った。
「今度はちゃんと知らせろよ」
「頼んだよ」
「うん! 約束する」
「ええ!」
笑顔で二人は頷いた。
「ではこれを。母の会社の新製品なんです」
「私たちも一台ずつ持っているんです」
知世と智世が渡してきたのは電話だった。
さくらのは桃色で星が上についていてストラップにケルベロスがついたもの。すみれのは水色で上にハートがついていてストラップにアップルティーアがついたものだった。
「これはさくらちゃんにもう一つはケロちゃんに渡して下さいな」
「こっちはすみれちゃんにもう一つはアップルに渡して下さいね」
「ありがとー」
「ありがとう、渡すよ」
それぞれ携帯電話を渡す。
「それとこちらは李小狼君に」
「こっちは李小龍君ですわ」
「あ、ありがとう」
「ありがとう、大道寺さん」
お礼を言って受け取る。
「これでいつでも李小狼君に連絡できるね!」
さくらが微笑むのに小狼は真っ赤になる。
(もしかしてさくらのこと…)
すみれは微笑ましくなってにこにこと笑った。
「でも困ったよう。最近いつも眠くて…」
さくらが目を擦る。
「確かによくうとうとしているものね」
すみれは頷いた。
「仕方ありませんわ。さくらカードを使うのは大変だとケロちゃんもおっしゃってましたし」
「ええ。それだけ力を使っているのですわ」
「そのうち眠くなくなるよ」
智世と美空が励ます。
「さくらカードか…」
さくらはカードを見ながらため息を吐いた。
これからのことを思ったのだ。
「ということはこれから魔法を使う時は全てさくらカードでということになりますのね!」
暗い空気を祓うように知世が言った。
「そ、そうだね」
クロウカードが使えない今そうなる。
「では! 新しいカードと杖に合わせて新しい決めポーズを考えねば!」
「きめぽ…?」
さくらの頭に疑問が浮かぶ。
「ぜひぜひさくらカード版決めポーズも私に考えさせて下さいな! さくらちゃんが可愛く美しくそして凛々しくみえるポーズを考えますわ!」
さくらの手を握って宣言する知世。
「さ、そうと決まれば練習を!」
「ほええええ」
練習に巻き込まれるさくら。
「知世張り切ってますわね」
「あれは前から考えてたわねー」
「あははは」
すみれは苦笑するしかなかった。
2年前に同じように巻き込まれたのを思い出したのだ。
小狼の叫びがあたりに響く。
「うん。私が作ったくまさんのぬいぐるみがいきなり大きくなったの」
「本当に驚きましたわ」
「うん」
「私は聖奈さんの家にいたけど地面が揺れたと思ったらおおきなくまのぬいぐるみがいたんだもの。驚いちゃった」
「そうそう。何事かって思ったもの」
「ええ。くまさんが巨大化して驚きましたわ」
美空と智世が同意する。
「何で俺を呼ばなかったんだ」
「そうだよ。後からそんなことになったなんて聞かされて驚いているんだから」
「ごめんなさい、でも本当いきなりだったの」
「ごめん。今度は気をつける」
さくらとすみれは謝った。
「今度はちゃんと知らせろよ」
「頼んだよ」
「うん! 約束する」
「ええ!」
笑顔で二人は頷いた。
「ではこれを。母の会社の新製品なんです」
「私たちも一台ずつ持っているんです」
知世と智世が渡してきたのは電話だった。
さくらのは桃色で星が上についていてストラップにケルベロスがついたもの。すみれのは水色で上にハートがついていてストラップにアップルティーアがついたものだった。
「これはさくらちゃんにもう一つはケロちゃんに渡して下さいな」
「こっちはすみれちゃんにもう一つはアップルに渡して下さいね」
「ありがとー」
「ありがとう、渡すよ」
それぞれ携帯電話を渡す。
「それとこちらは李小狼君に」
「こっちは李小龍君ですわ」
「あ、ありがとう」
「ありがとう、大道寺さん」
お礼を言って受け取る。
「これでいつでも李小狼君に連絡できるね!」
さくらが微笑むのに小狼は真っ赤になる。
(もしかしてさくらのこと…)
すみれは微笑ましくなってにこにこと笑った。
「でも困ったよう。最近いつも眠くて…」
さくらが目を擦る。
「確かによくうとうとしているものね」
すみれは頷いた。
「仕方ありませんわ。さくらカードを使うのは大変だとケロちゃんもおっしゃってましたし」
「ええ。それだけ力を使っているのですわ」
「そのうち眠くなくなるよ」
智世と美空が励ます。
「さくらカードか…」
さくらはカードを見ながらため息を吐いた。
これからのことを思ったのだ。
「ということはこれから魔法を使う時は全てさくらカードでということになりますのね!」
暗い空気を祓うように知世が言った。
「そ、そうだね」
クロウカードが使えない今そうなる。
「では! 新しいカードと杖に合わせて新しい決めポーズを考えねば!」
「きめぽ…?」
さくらの頭に疑問が浮かぶ。
「ぜひぜひさくらカード版決めポーズも私に考えさせて下さいな! さくらちゃんが可愛く美しくそして凛々しくみえるポーズを考えますわ!」
さくらの手を握って宣言する知世。
「さ、そうと決まれば練習を!」
「ほええええ」
練習に巻き込まれるさくら。
「知世張り切ってますわね」
「あれは前から考えてたわねー」
「あははは」
すみれは苦笑するしかなかった。
2年前に同じように巻き込まれたのを思い出したのだ。
