第百二十四話 ペンギン大王と魔法陣
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「草原にはたくさんの羊がいました」
碧先生の声がする。国語の授業中だ。
すみれはその声を聞きながらもの思いにふけった。
(あの魔法陣……)
昨日はさくらが雪兎に渡すはずだったくまが巨大化したのだ。
その巨大化したくまの手をさくらが切った時に魔法陣が描かれた紙が降ってきたのだ。
(あれはさくらがクロウカードを使っていた時の魔法陣……)
リディアのものと似ているようで少し違うからすぐ分かった。それに数ヶ月前までよく見かけた魔法陣だったからだ。
(やっぱりクロウさんに関係しているの? だとしたら目的は何? 分からないことだらけだわ…)
すみれが延々と考えていた時だった。
「お、おい!」
小狼の声があたりに響く。
すみれは思わず後ろを向いた。
見ると眠さで椅子から落ちそうになっていたさくらを支えていた。
「ほえ? …李君」
さくらは不思議そうに小狼をみた。
「どうしたの? 木之本さくらさん、李小狼君」
先生が訊く。
「す、すみません…!」
二人とも真っ赤になって謝った。
碧先生の声がする。国語の授業中だ。
すみれはその声を聞きながらもの思いにふけった。
(あの魔法陣……)
昨日はさくらが雪兎に渡すはずだったくまが巨大化したのだ。
その巨大化したくまの手をさくらが切った時に魔法陣が描かれた紙が降ってきたのだ。
(あれはさくらがクロウカードを使っていた時の魔法陣……)
リディアのものと似ているようで少し違うからすぐ分かった。それに数ヶ月前までよく見かけた魔法陣だったからだ。
(やっぱりクロウさんに関係しているの? だとしたら目的は何? 分からないことだらけだわ…)
すみれが延々と考えていた時だった。
「お、おい!」
小狼の声があたりに響く。
すみれは思わず後ろを向いた。
見ると眠さで椅子から落ちそうになっていたさくらを支えていた。
「ほえ? …李君」
さくらは不思議そうに小狼をみた。
「どうしたの? 木之本さくらさん、李小狼君」
先生が訊く。
「す、すみません…!」
二人とも真っ赤になって謝った。
