第百二十三話 大きくなったくま
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「行ってきます!」
「行ってらっしゃい。ぶっ倒れないようにしなさいよ」
「しないもん」
すみれは膨れる。
「はいはい。……聖奈によろしく」
「は~い。あんまり遅くならないようにするから」
すみれは姉に見送られて家を出て行く。
急いで角を曲がり、聖奈の家に行く。
「アップル。出てきていいよ~」
聖奈の家近くになったところですみれは声をかけた。
「ふう……。う~ん」
出てきてアップルティーアは伸びをした。
「もう聖奈の家の近く?」
「うん。もうすぐそこ」
雪兎の家を二、三軒通り過ぎれば聖奈の家だ。
「智世と美空もいるわね」
「うん。お~い!」
すみれは手を振った。
二人も振り返す。
「まあ。すみれちゃん素敵なお洋服ですわ」
「えへへ……」
すみれは照れた。
彼女は濃いブルーのワンピースを着ていたのだ。
「二人も素敵だよ」
「ありがとうございます」
「ありがとう」
智世はグリーンのワンピースで美空は白いセーターに黒いスカートを合わせていた。
「さ、押しましょう」
アップルティーアはさっさとインターフォンを押してしまう。
『はい』
「あ、あの。すみれです」
『すみれちゃん? 待っていたよ』
聖奈が出迎える音がする。
「こんばんは。来てくれてありがとう」
「こちらこそ急なのにありがとうございます。あ、あのこれ。お姉ちゃんと私で作りました」
すみれがバスケットを差し出す。
昨日のうちに姉とともに作ったのだ。
「ありがとう! おいしそうなケーキにクッキーだね。後で食べよう」
聖奈はパウンドケーキやクッキーをみて目を輝かせる。
「それじゃあお茶を入れるね」
「私、手伝います!」
すみれが慌てて手伝おうとする。
「いいの。来てもらったんだから待ってて」
聖奈は自分の部屋に案内すると笑顔でそう言った。
すみれは落ち着かない時間を聖奈の部屋で過ごした。
「お待たせ。紅茶でいいかなって思って紅茶にしたのよ」
聖奈が人数分のティーカップを渡す。
「それで話したいことって?」
「話したいことがあるのは私よ」
アップルティーアが顔を出す。
「ならもう一人の私の方がいいかな?」
「お願い」
アップルティーアの言葉を聞くと聖奈は背中から羽を生やして体を覆った。
全て覆った後、一瞬だけ光って次の瞬間そこにはルナがいた。
「それで? 話とはなんだ。アップルティーア」
相変わらずの薄い表情でルナが言った。
「行ってらっしゃい。ぶっ倒れないようにしなさいよ」
「しないもん」
すみれは膨れる。
「はいはい。……聖奈によろしく」
「は~い。あんまり遅くならないようにするから」
すみれは姉に見送られて家を出て行く。
急いで角を曲がり、聖奈の家に行く。
「アップル。出てきていいよ~」
聖奈の家近くになったところですみれは声をかけた。
「ふう……。う~ん」
出てきてアップルティーアは伸びをした。
「もう聖奈の家の近く?」
「うん。もうすぐそこ」
雪兎の家を二、三軒通り過ぎれば聖奈の家だ。
「智世と美空もいるわね」
「うん。お~い!」
すみれは手を振った。
二人も振り返す。
「まあ。すみれちゃん素敵なお洋服ですわ」
「えへへ……」
すみれは照れた。
彼女は濃いブルーのワンピースを着ていたのだ。
「二人も素敵だよ」
「ありがとうございます」
「ありがとう」
智世はグリーンのワンピースで美空は白いセーターに黒いスカートを合わせていた。
「さ、押しましょう」
アップルティーアはさっさとインターフォンを押してしまう。
『はい』
「あ、あの。すみれです」
『すみれちゃん? 待っていたよ』
聖奈が出迎える音がする。
「こんばんは。来てくれてありがとう」
「こちらこそ急なのにありがとうございます。あ、あのこれ。お姉ちゃんと私で作りました」
すみれがバスケットを差し出す。
昨日のうちに姉とともに作ったのだ。
「ありがとう! おいしそうなケーキにクッキーだね。後で食べよう」
聖奈はパウンドケーキやクッキーをみて目を輝かせる。
「それじゃあお茶を入れるね」
「私、手伝います!」
すみれが慌てて手伝おうとする。
「いいの。来てもらったんだから待ってて」
聖奈は自分の部屋に案内すると笑顔でそう言った。
すみれは落ち着かない時間を聖奈の部屋で過ごした。
「お待たせ。紅茶でいいかなって思って紅茶にしたのよ」
聖奈が人数分のティーカップを渡す。
「それで話したいことって?」
「話したいことがあるのは私よ」
アップルティーアが顔を出す。
「ならもう一人の私の方がいいかな?」
「お願い」
アップルティーアの言葉を聞くと聖奈は背中から羽を生やして体を覆った。
全て覆った後、一瞬だけ光って次の瞬間そこにはルナがいた。
「それで? 話とはなんだ。アップルティーア」
相変わらずの薄い表情でルナが言った。
