第百二十三話 大きくなったくま
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お昼休み、すみれは急いで待ち合わせ場所に向かった。
「ごめん、待った?」
「いいや。今来たところだよ」
穏やかに小龍は言った。
「よかった~」
すみれはほっとした。
「それで用ってなんなの?」
「あ、そうそう。はい。これ」
すみれは紙袋を渡す。
「開けて良い?」
こくりとすみれは頷いた。
さっそく小龍は紙袋を開けた。
水色のふわふわしたくまだった。
「わぁ~! くまのぬいぐるみだね。かわいい。僕に?」
「うん……。それでね……。自分で作ったぬいるぐみに自分の名前を付けて好きな人にプレゼントすると両想いでいられるんだって……。だから……」
赤くなりながらくまの首に頭に巻いていたりぼんを巻く。
「ならこの子の名前は「すみれ」だね」
小龍は微笑んだ。
「……! 大事にしてくれる?」
「もちろん!」
すみれは赤くなった。
「そういえば僕の方もプレゼントがあるんだ」
「はい、これ」
小龍も紙袋を取り出す。
すみれはさっそく開けてみた。
「くまのぬいぐるみ?」
濃い緑色のくまだった。
「周りが作っているみたいだったから僕も作ってみたんだ」
弟の小狼が作るのに付き合って小龍も作ったのだ。
「ありがとう! ならこの子は「小龍」だね」
「おそろい、だね」
二人は笑いあった。
そんなすみれと小龍をこっそりと見守る影があった。
「すみれちゃん、かわいいですわ」
すみれの様子をビデオに撮る智世と
「やるじゃん、李小龍」
それに感心する美空だった。
「お互いくまのぬいぐるみを交換するのってロマンチックだよね。私もそんな人が現れたらいいな……」
美空はいつか思う。
「うわああああ!」
そんな中、悲鳴を上げながら逃げていく小狼が見えた。
「あいつ何やってるんだ?」
「さあ?」
小龍とすみれにはさっぱりと分からなかった。
「ごめん、待った?」
「いいや。今来たところだよ」
穏やかに小龍は言った。
「よかった~」
すみれはほっとした。
「それで用ってなんなの?」
「あ、そうそう。はい。これ」
すみれは紙袋を渡す。
「開けて良い?」
こくりとすみれは頷いた。
さっそく小龍は紙袋を開けた。
水色のふわふわしたくまだった。
「わぁ~! くまのぬいぐるみだね。かわいい。僕に?」
「うん……。それでね……。自分で作ったぬいるぐみに自分の名前を付けて好きな人にプレゼントすると両想いでいられるんだって……。だから……」
赤くなりながらくまの首に頭に巻いていたりぼんを巻く。
「ならこの子の名前は「すみれ」だね」
小龍は微笑んだ。
「……! 大事にしてくれる?」
「もちろん!」
すみれは赤くなった。
「そういえば僕の方もプレゼントがあるんだ」
「はい、これ」
小龍も紙袋を取り出す。
すみれはさっそく開けてみた。
「くまのぬいぐるみ?」
濃い緑色のくまだった。
「周りが作っているみたいだったから僕も作ってみたんだ」
弟の小狼が作るのに付き合って小龍も作ったのだ。
「ありがとう! ならこの子は「小龍」だね」
「おそろい、だね」
二人は笑いあった。
そんなすみれと小龍をこっそりと見守る影があった。
「すみれちゃん、かわいいですわ」
すみれの様子をビデオに撮る智世と
「やるじゃん、李小龍」
それに感心する美空だった。
「お互いくまのぬいぐるみを交換するのってロマンチックだよね。私もそんな人が現れたらいいな……」
美空はいつか思う。
「うわああああ!」
そんな中、悲鳴を上げながら逃げていく小狼が見えた。
「あいつ何やってるんだ?」
「さあ?」
小龍とすみれにはさっぱりと分からなかった。
