第百二十三話 大きくなったくま
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「まあ、完成したんですのね」
「うん。昨日の夜なんとか」
すみれは頷いた。
「いつ渡すんですの?」
「今日のお昼休み……」
もじもじと俯く。
「李小龍には言ってあるの?」
「うん。呼び出ししてあるよ」
「ならお願いがあるんです」
智世はすみれの手を取った。
「すみれちゃんが李小龍君にくまのぬいぐるみを渡すのをこっそり撮らせてほしいんです」
「え?」
すみれはきょとんとした。
「そんなの撮りたいの?」
「ええ。すみれちゃん、李小龍君にくまのぬいぐるみを渡すの巻。こんなビッグイベント逃せませんわ~」
智世の顔がキラキラと輝く。
「ええ……」
すみれは呆れた。
「あきらめなよ、すみれ。こんなイベント智世ちゃんが逃すわけないって」
美空があきらめるように言ってくる。
「それはそうなんだろうけど……」
確かに今までの経験から言っても逃すとは思えなかった。
「絶対に絶対にお二人の邪魔はしませんから」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「ありがとうございます! 楽しみですわ」
智世はうきうきだ。
「ちゃんと渡せるかな……」
ぎゅっと手に持っていた紙袋を握り占める。
「すみれなら大丈夫だよ」
美空が静かに言った。
「ちゃんと渡せるし、喜んでくれるよ」
「ありがとう、美空」
すみれは微笑んだ。
「うん。昨日の夜なんとか」
すみれは頷いた。
「いつ渡すんですの?」
「今日のお昼休み……」
もじもじと俯く。
「李小龍には言ってあるの?」
「うん。呼び出ししてあるよ」
「ならお願いがあるんです」
智世はすみれの手を取った。
「すみれちゃんが李小龍君にくまのぬいぐるみを渡すのをこっそり撮らせてほしいんです」
「え?」
すみれはきょとんとした。
「そんなの撮りたいの?」
「ええ。すみれちゃん、李小龍君にくまのぬいぐるみを渡すの巻。こんなビッグイベント逃せませんわ~」
智世の顔がキラキラと輝く。
「ええ……」
すみれは呆れた。
「あきらめなよ、すみれ。こんなイベント智世ちゃんが逃すわけないって」
美空があきらめるように言ってくる。
「それはそうなんだろうけど……」
確かに今までの経験から言っても逃すとは思えなかった。
「絶対に絶対にお二人の邪魔はしませんから」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「ありがとうございます! 楽しみですわ」
智世はうきうきだ。
「ちゃんと渡せるかな……」
ぎゅっと手に持っていた紙袋を握り占める。
「すみれなら大丈夫だよ」
美空が静かに言った。
「ちゃんと渡せるし、喜んでくれるよ」
「ありがとう、美空」
すみれは微笑んだ。
