第百二十二話 見えない糸再び
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「ここをこうしてっと……」
ブルーの布を使ってすみれはぬいぐるみを作っていた。
「一度やっていただけあってやるわね……」
アップルティーアが感心する。
「前はうさぎだったけど今回はくまだもの。小龍喜んでくれるといいな……」
すみれはぽつりと呟いた。
「え~。あの若造にやるの?」
アップルティーアは半目になった。
「若造じゃないよ。李小龍だよ。も~。なんでそんなこと言うの?」
すみれは文句を言った。
「だって気に食わないんだもの」
アップルティーアはすねる。
「本当。二人って合わないんだから……」
ぶつぶつ言いながらも手を動かす。
「くまの耳ってこんな感じかな……?」
すみれは頭を作り、耳を付けていく。
「耳はもうちょっと上じゃない? ほら」
アップルティーアがキットの絵を見せる。
「なるほど……。もう少し上につけてっと……。うん、だいぶくまらしくなってきたかも」すみれは満足そうに頷いた。
「あの若造相手っていうのが気に食わないけどね……。喜んでもらえるといいわね。世転ばなかったらぶっ飛ばしてやるわ」
「もうアップルったら……」
すみれはくすくす笑った。
そんな時だった。
「……!」
すみれは険しい顔であたりを見た。
「アップル!」
「ええ。分かっている」
アップルティーアは頷いた。
「クロウの気配ね」
そうクロウ・リードの気配がしていたのだった。
ブルーの布を使ってすみれはぬいぐるみを作っていた。
「一度やっていただけあってやるわね……」
アップルティーアが感心する。
「前はうさぎだったけど今回はくまだもの。小龍喜んでくれるといいな……」
すみれはぽつりと呟いた。
「え~。あの若造にやるの?」
アップルティーアは半目になった。
「若造じゃないよ。李小龍だよ。も~。なんでそんなこと言うの?」
すみれは文句を言った。
「だって気に食わないんだもの」
アップルティーアはすねる。
「本当。二人って合わないんだから……」
ぶつぶつ言いながらも手を動かす。
「くまの耳ってこんな感じかな……?」
すみれは頭を作り、耳を付けていく。
「耳はもうちょっと上じゃない? ほら」
アップルティーアがキットの絵を見せる。
「なるほど……。もう少し上につけてっと……。うん、だいぶくまらしくなってきたかも」すみれは満足そうに頷いた。
「あの若造相手っていうのが気に食わないけどね……。喜んでもらえるといいわね。世転ばなかったらぶっ飛ばしてやるわ」
「もうアップルったら……」
すみれはくすくす笑った。
そんな時だった。
「……!」
すみれは険しい顔であたりを見た。
「アップル!」
「ええ。分かっている」
アップルティーアは頷いた。
「クロウの気配ね」
そうクロウ・リードの気配がしていたのだった。
