第百二十話 さくらの新しい星の力
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友枝公園にすみれはさくら、アップルティーア、ルナ、ケルベロス、ユエ、智世、美空、知世と共にいた。
さくらは不安そうに星の鍵を眺めてぎゅっと握りしめた。
「ケロちゃん、何があるか面白いから知世ちゃんと一緒にいて」
「おう」
ケルベロスは頷いた。
「さくら、気を付けてね」
「うん」
さくらはすみれに頷いた。
「アップル、ルナさん」
「分かっている」
「何が起こるか分からんからな」
アップルティーアとルナも険しい顔だ。
「気を付けてくださいね」
「すみれちゃんも気を付けてくださいな」
「うん、ありがとう」
すみれは少し微笑んだ。
それからしばらくしてさくらはユエと仮の姿である雪兎とのことを話していた。
「…………早くしないといけないな……」
ルナがぼそりと呟く。
「ルナさん?」
「……なんでもない」
まだ主には知らせるべきではないとルナは首を横に振った。
「…??」
すみれはルナの言っている意味が分からなくて疑問だらけだった。
だがある気配を感じてすみれは意識を戻した。
「……!」
「これは……!」
「くる……!」
ルナとアップルティーアも顔を上げる。
水が天井で渦を巻き始める。
そして水が次から次へとやってくる。
「ハートの力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
すみれは鍵を杖に戻した。
「『盾(シールド)』!」
水の攻撃を防ぐ。
また次の攻撃がやってくる。
ユエがさくらを連れて逃げる。
「『跳(ジャンプ)』!」
すみれも跳躍して避ける。
「このっ!」
ルナが水に向かって攻撃したが、攻撃が通らない。
「……! 攻撃が通らない」
ルナが冷や汗をかく。
「「ああっ!」」
「ユエ!」
知世とケルベロスの息をのむ声とアップルティーアの叫び声ですみれはさくらたちの方を見た。
ユエが水に弾き飛ばされて木に叩きつけられた。
「さくら!」
すみれは思わず叫んだ。
「ユエさん!」
さくらが声をかけるも痛みで答えられない。
「闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
鍵が杖にならないままだった。
「封印解除(レリーズ)! やっぱりだめ……!」
さくらは首を横に振った。
その一瞬後、水の柱が空から降ってきた。
ケルベロスは火を空に向かってはいた。
炎がはじき返される。
「わいとユエの力が通じん……! ちゅうことは……!」
ケルベロスは歯噛みした。
「次は私!」
アップルティーアが手から炎を出す。それもはじき返される。
「すみれ! 『火(ファイアー)』のカードを使ってみて!」
「うん! 『火(ファイアー)』!」
すみれが『火(ファイアー)』を使うも同じくはじき返された。
「嘘……! 昨日と同じ……」
すみれは昨日と同じだと思った。
「『盾(シールド)』も『跳(ジャンプ)』も使えたはずだな?」
「うん……。攻撃カードだけが通用しない……。どうして……」
『火(ファイアー)』のカードをぎゅっと握りしめる。
「やっぱりこれは……!」
ルナは空を睨んだ。
その空から水がさくらに向かっていく。
「さくら!」
ケルベロスが動こうとするも彼の動きが止められる。
リーン!
「さくら──! ……うっ」
すみれも駆け寄ろうとするが、鈴の音が聞こえたと思ったら何かに縫い留められるように動けなくなった。
「ケロちゃん! すみれ!」
さくらが心配そうな顔で二人を呼ぶ。
「ケロちゃん!」
「すみれちゃん!」
知世と智世が駆け寄ってくる。
「アップルとルナまで……!」
美空があたりを見回すとアップルティーアとルナも動けなくなっていた。
「動けねえ……! さくら! 逃げろ!」
「動かない……! さくら! 逃げて!」
「あああああっ!」
忠告するも一足遅かった。
さくらは竜巻の中に吸い込まれていった。
「さくら……!」
すみれはなすすべもなく竜巻の中に吸い込まれてしまった妹を見ているしかなかった。
「この力……!」
「あの男しか……!」
ユエとルナは動けない中でも犯人について考えていた。
「あの男……。ってきゃああああっ!」
すみれは次の瞬間、水に飲み込まれていった。
他のみんなも一緒だ。
すみれたちは水の竜巻に巻き込まれてしまったのだ。
さくらは不安そうに星の鍵を眺めてぎゅっと握りしめた。
「ケロちゃん、何があるか面白いから知世ちゃんと一緒にいて」
「おう」
ケルベロスは頷いた。
「さくら、気を付けてね」
「うん」
さくらはすみれに頷いた。
「アップル、ルナさん」
「分かっている」
「何が起こるか分からんからな」
アップルティーアとルナも険しい顔だ。
「気を付けてくださいね」
「すみれちゃんも気を付けてくださいな」
「うん、ありがとう」
すみれは少し微笑んだ。
それからしばらくしてさくらはユエと仮の姿である雪兎とのことを話していた。
「…………早くしないといけないな……」
ルナがぼそりと呟く。
「ルナさん?」
「……なんでもない」
まだ主には知らせるべきではないとルナは首を横に振った。
「…??」
すみれはルナの言っている意味が分からなくて疑問だらけだった。
だがある気配を感じてすみれは意識を戻した。
「……!」
「これは……!」
「くる……!」
ルナとアップルティーアも顔を上げる。
水が天井で渦を巻き始める。
そして水が次から次へとやってくる。
「ハートの力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、すみれが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
すみれは鍵を杖に戻した。
「『盾(シールド)』!」
水の攻撃を防ぐ。
また次の攻撃がやってくる。
ユエがさくらを連れて逃げる。
「『跳(ジャンプ)』!」
すみれも跳躍して避ける。
「このっ!」
ルナが水に向かって攻撃したが、攻撃が通らない。
「……! 攻撃が通らない」
ルナが冷や汗をかく。
「「ああっ!」」
「ユエ!」
知世とケルベロスの息をのむ声とアップルティーアの叫び声ですみれはさくらたちの方を見た。
ユエが水に弾き飛ばされて木に叩きつけられた。
「さくら!」
すみれは思わず叫んだ。
「ユエさん!」
さくらが声をかけるも痛みで答えられない。
「闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ! 契約の元、さくらが命じる! 封印解除(レリーズ)!」
鍵が杖にならないままだった。
「封印解除(レリーズ)! やっぱりだめ……!」
さくらは首を横に振った。
その一瞬後、水の柱が空から降ってきた。
ケルベロスは火を空に向かってはいた。
炎がはじき返される。
「わいとユエの力が通じん……! ちゅうことは……!」
ケルベロスは歯噛みした。
「次は私!」
アップルティーアが手から炎を出す。それもはじき返される。
「すみれ! 『火(ファイアー)』のカードを使ってみて!」
「うん! 『火(ファイアー)』!」
すみれが『火(ファイアー)』を使うも同じくはじき返された。
「嘘……! 昨日と同じ……」
すみれは昨日と同じだと思った。
「『盾(シールド)』も『跳(ジャンプ)』も使えたはずだな?」
「うん……。攻撃カードだけが通用しない……。どうして……」
『火(ファイアー)』のカードをぎゅっと握りしめる。
「やっぱりこれは……!」
ルナは空を睨んだ。
その空から水がさくらに向かっていく。
「さくら!」
ケルベロスが動こうとするも彼の動きが止められる。
リーン!
「さくら──! ……うっ」
すみれも駆け寄ろうとするが、鈴の音が聞こえたと思ったら何かに縫い留められるように動けなくなった。
「ケロちゃん! すみれ!」
さくらが心配そうな顔で二人を呼ぶ。
「ケロちゃん!」
「すみれちゃん!」
知世と智世が駆け寄ってくる。
「アップルとルナまで……!」
美空があたりを見回すとアップルティーアとルナも動けなくなっていた。
「動けねえ……! さくら! 逃げろ!」
「動かない……! さくら! 逃げて!」
「あああああっ!」
忠告するも一足遅かった。
さくらは竜巻の中に吸い込まれていった。
「さくら……!」
すみれはなすすべもなく竜巻の中に吸い込まれてしまった妹を見ているしかなかった。
「この力……!」
「あの男しか……!」
ユエとルナは動けない中でも犯人について考えていた。
「あの男……。ってきゃああああっ!」
すみれは次の瞬間、水に飲み込まれていった。
他のみんなも一緒だ。
すみれたちは水の竜巻に巻き込まれてしまったのだ。
