第百二十話 さくらの新しい星の力
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すみれはお菓子の準備をしていた。
「ルナさんは食べないだろうけど、アップルは食べるよね。あ、あと聖奈さんに戻ったらたくさん食べるかも」
すみれはいろいろと考えて楽しくなってきた。
「ほえええ!?」
「……!?」
そんな中、さくらの悲鳴が聞こえてすみれはお菓子を取り落としそうになった。
「あ、ルナさんに……ユエさん……」
そこにはルナとユエがいた。
さくらは二人に驚いたのだ。
「び、びっくりした……。顔を上げたらユエさんがいたから……」
「な、なるほど」
なれないと驚くかもしれないと思った。
「それなら早くさくらの部屋に行きましょう。その方がいいから」
さくらの背中を押して彼女の部屋へと向かった。
そこにつくとケルベロスとアップルティーアはケーキを早速ほおばった。
「あの……ユエさん…お茶……」
さくらがユエにそっとお茶を差し出す。
「こいつはなんも食えへんで」
ケルベロスが何も食べないことを言った。
「ほえ?」
さくらはきょとんとした。
「でもケロちゃんは甘いもの大好きだよね?」
「まあわいはユエと違ごうて食えるさかい。必要に応じてな」
「アップルと同じか……」
食い意地が張っているとすみれは呆れた。
「おかわり」
「あ、はい。アップルは?」
「私もお願い」
さくらはお茶を入れなおしに下に向かった。
「……わざと部屋から出したな」
「まだわいの考えが正しいかどうか分からんからな。そのことを承知してすみれも聞いとくれ」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「この雨、どう思う?」
窓の外を覗いてケルベロスはユエに訊いた。
「誰かが故意に降らせているものだろう」
「わいもそう思う。問題はそれが誰か、やな」
ケルベロスは本来の姿に戻った。
「ええ、本当に誰か、が重要なのよね。すみれの魔法を効かなくする誰か」
アップルティーア本来の姿に戻る。
「…とにかく昨日感じた気配がほんまにあいつのもんか確かめる必要があるな」
「あいつ、ね」
アップルティーアが呟く。
リディアと縁が深い人。
「あいつ……」
「わいとおまえがよう知っとる奴や」
「それって……でも……ずいぶん昔に亡くなった人のはずじゃ……」
ケルベロスが予想している人は本来ならありえない人だとすみれは指摘した。
「ああ。わいはみとったからな……」
ケルベロスは頷いた。
「でもあいつならすみれの魔法を効かなくすることもできるかもしれない、でしょ」
「だが一人でできるのか……?」
「そこなのよねえ……」
アップルティーアは考え込んだ。
「お待たせ」
そこへさくらが戻ってきた。
しばらく無言になる。
「ほええええ!?」
さくらが驚く。
「なんや、どうしたんや?」
「なんだ。ケロちゃんか……」
「ええ加減慣れろちゅうねん」
ケルベロスが呆れる。
「まあぎょっとするよね……」
最初の頃はすみれも慣れなかったのでさくらの気持ちがよく分かった。
「ルナさんは食べないだろうけど、アップルは食べるよね。あ、あと聖奈さんに戻ったらたくさん食べるかも」
すみれはいろいろと考えて楽しくなってきた。
「ほえええ!?」
「……!?」
そんな中、さくらの悲鳴が聞こえてすみれはお菓子を取り落としそうになった。
「あ、ルナさんに……ユエさん……」
そこにはルナとユエがいた。
さくらは二人に驚いたのだ。
「び、びっくりした……。顔を上げたらユエさんがいたから……」
「な、なるほど」
なれないと驚くかもしれないと思った。
「それなら早くさくらの部屋に行きましょう。その方がいいから」
さくらの背中を押して彼女の部屋へと向かった。
そこにつくとケルベロスとアップルティーアはケーキを早速ほおばった。
「あの……ユエさん…お茶……」
さくらがユエにそっとお茶を差し出す。
「こいつはなんも食えへんで」
ケルベロスが何も食べないことを言った。
「ほえ?」
さくらはきょとんとした。
「でもケロちゃんは甘いもの大好きだよね?」
「まあわいはユエと違ごうて食えるさかい。必要に応じてな」
「アップルと同じか……」
食い意地が張っているとすみれは呆れた。
「おかわり」
「あ、はい。アップルは?」
「私もお願い」
さくらはお茶を入れなおしに下に向かった。
「……わざと部屋から出したな」
「まだわいの考えが正しいかどうか分からんからな。そのことを承知してすみれも聞いとくれ」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
「この雨、どう思う?」
窓の外を覗いてケルベロスはユエに訊いた。
「誰かが故意に降らせているものだろう」
「わいもそう思う。問題はそれが誰か、やな」
ケルベロスは本来の姿に戻った。
「ええ、本当に誰か、が重要なのよね。すみれの魔法を効かなくする誰か」
アップルティーア本来の姿に戻る。
「…とにかく昨日感じた気配がほんまにあいつのもんか確かめる必要があるな」
「あいつ、ね」
アップルティーアが呟く。
リディアと縁が深い人。
「あいつ……」
「わいとおまえがよう知っとる奴や」
「それって……でも……ずいぶん昔に亡くなった人のはずじゃ……」
ケルベロスが予想している人は本来ならありえない人だとすみれは指摘した。
「ああ。わいはみとったからな……」
ケルベロスは頷いた。
「でもあいつならすみれの魔法を効かなくすることもできるかもしれない、でしょ」
「だが一人でできるのか……?」
「そこなのよねえ……」
アップルティーアは考え込んだ。
「お待たせ」
そこへさくらが戻ってきた。
しばらく無言になる。
「ほええええ!?」
さくらが驚く。
「なんや、どうしたんや?」
「なんだ。ケロちゃんか……」
「ええ加減慣れろちゅうねん」
ケルベロスが呆れる。
「まあぎょっとするよね……」
最初の頃はすみれも慣れなかったのでさくらの気持ちがよく分かった。
