第百二十話 さくらの新しい星の力
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木之本家──。
「ごちそうさま」
「ごちそうさま、おいしかったわ」
「ごちそうさん」
「ごちそうさま」
さくらとすみれが共同で作った夕飯を食べてそれぞれごちそうさまといった。
「すっごく美味しかったよ。ありがとう、さくらちゃん、すみれちゃん」
さくらの顔が赤くなる。
「ええ、とっても美味しかったわよ」
聖奈も笑顔で頷く。
「じゃ、俺、バイトだから」
「私もバイト」
桃矢と梅香が鞄を掴んで立ち上がる。
「僕、後片付け手伝っていくよ」
「私も手伝うわ」
雪兎と聖奈が申し出る。
「悪りいな」
「悪いわね」
桃矢と梅香が言った。
「ありがとうございます」
「お二人ともありがとうございます」
さくらとすみれもお礼を言った。
「それじゃあ運ぶわね」
聖奈がお茶碗を運ぶ。雪兎もそれに続いた。
そして梅香と桃矢を見送るために玄関に向かった。
「まだ降っているね」
「そうね……」
聖奈は雪兎に同意する。
「普通の雨じゃねえからな……」
「2年前と同じ……」
「「え」」
「いや。行ってくる」
「何でもない。私も行ってくる」
「「行ってらっしゃい」」
笑顔で聖奈と雪兎に梅香と桃矢は見送られていった。
そんな雪兎にケルベロスは近づいていく。
「元の姿に戻れや。ユエ」
それに反応して雪兎の意識は沈んでいった。
「じゃあ変わるね」
聖奈はアップルティーアを見て笑顔で行った。
そしてもう一人の自分へと姿を変えていった。
次の瞬間、そこにはルナとユエがいた。
「ふん」
「なんや。寝起きみたいに機嫌悪いな」
ケルベロスはユエの不機嫌を感じ取った。
「仮の姿と本来の姿が別人格というのは面倒なものだな」
「あ?」
「ああ……」
「それか……」
ルナとアップルティーアは遠い目をした。
「どのくらい持つと思う」
「……うまくいけば来年の春、だろうな……」
ルナとアップルティーアはひそひそ声で話をした。
「そこの二人何のこそこそ話をしとんのや?」
「さあな」
「さあね」
「?」
そっけない二人にケルベロスはますます疑問を覚えた。
「ごちそうさま」
「ごちそうさま、おいしかったわ」
「ごちそうさん」
「ごちそうさま」
さくらとすみれが共同で作った夕飯を食べてそれぞれごちそうさまといった。
「すっごく美味しかったよ。ありがとう、さくらちゃん、すみれちゃん」
さくらの顔が赤くなる。
「ええ、とっても美味しかったわよ」
聖奈も笑顔で頷く。
「じゃ、俺、バイトだから」
「私もバイト」
桃矢と梅香が鞄を掴んで立ち上がる。
「僕、後片付け手伝っていくよ」
「私も手伝うわ」
雪兎と聖奈が申し出る。
「悪りいな」
「悪いわね」
桃矢と梅香が言った。
「ありがとうございます」
「お二人ともありがとうございます」
さくらとすみれもお礼を言った。
「それじゃあ運ぶわね」
聖奈がお茶碗を運ぶ。雪兎もそれに続いた。
そして梅香と桃矢を見送るために玄関に向かった。
「まだ降っているね」
「そうね……」
聖奈は雪兎に同意する。
「普通の雨じゃねえからな……」
「2年前と同じ……」
「「え」」
「いや。行ってくる」
「何でもない。私も行ってくる」
「「行ってらっしゃい」」
笑顔で聖奈と雪兎に梅香と桃矢は見送られていった。
そんな雪兎にケルベロスは近づいていく。
「元の姿に戻れや。ユエ」
それに反応して雪兎の意識は沈んでいった。
「じゃあ変わるね」
聖奈はアップルティーアを見て笑顔で行った。
そしてもう一人の自分へと姿を変えていった。
次の瞬間、そこにはルナとユエがいた。
「ふん」
「なんや。寝起きみたいに機嫌悪いな」
ケルベロスはユエの不機嫌を感じ取った。
「仮の姿と本来の姿が別人格というのは面倒なものだな」
「あ?」
「ああ……」
「それか……」
ルナとアップルティーアは遠い目をした。
「どのくらい持つと思う」
「……うまくいけば来年の春、だろうな……」
ルナとアップルティーアはひそひそ声で話をした。
「そこの二人何のこそこそ話をしとんのや?」
「さあな」
「さあね」
「?」
そっけない二人にケルベロスはますます疑問を覚えた。
