第百二十話 さくらの新しい星の力
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すみれはさくらと一緒に下校していた。
(昨日の鈴が鳴ってから攻撃魔法が効かなかった……。なんで……)
お互い別々のことを考えていたため、無言で時間が過ぎる。
「さくらさん」
さくらが声をかけられて振り向く。
「エリオル君」
さくらは少し微笑んだ。
「木之本すみれさんもご一緒で。すみれさんとお呼びしてもいいですか?」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
エリオルも含めて三人で帰ることとなった。
「今朝はお花ありがとう」
さくらが今朝のお花のことをお礼を言った。
「悩み事は解決しましたか?」
「まだ……」
さくらは俯く。
「さくら……」
「でもお花のおかげで元気出たよ」
「さくらを元気づけてくれてありがとう」
すみれは微笑んだ。
「それはよかった。少しでも元気づけようと思ったので」
「あのお花買ったの?」
さくらが訊く。
「いえ、うちの庭に咲いていたものです」
「へえ……。庭付きかあ……」
「へえ! 素敵だね」
二人とも庭から摘んだのは素敵だと思った。
「今度遊びにいらしてください」
「いいの?」
「私も?」
「もちろん」
エリオルが頷く。
「ありがとう」
さくらの顔が輝く。
「そういえばエリオル君って……」
「すみれさん?」
「ううん。何でもないの」
すみれは首を横に振った。
雰囲気と言い感じと言いアリアに似ていると思ったとは言ってはいけないと思ったのだ。
「私、こっちなの」
「僕はこの先です」
エリオルが逆の道を指す。
(アリアちゃんの家があった方に近いな……)
なんとなくそう思った。
「また明日」
「また明日」
「うん、また明日」
笑顔でまた明日と言い合って別れる。
(エリオル君……なんだかさくらには優しい気がする)
そんなことをすみれは思った。
(昨日の鈴が鳴ってから攻撃魔法が効かなかった……。なんで……)
お互い別々のことを考えていたため、無言で時間が過ぎる。
「さくらさん」
さくらが声をかけられて振り向く。
「エリオル君」
さくらは少し微笑んだ。
「木之本すみれさんもご一緒で。すみれさんとお呼びしてもいいですか?」
「う、うん……」
すみれは頷いた。
エリオルも含めて三人で帰ることとなった。
「今朝はお花ありがとう」
さくらが今朝のお花のことをお礼を言った。
「悩み事は解決しましたか?」
「まだ……」
さくらは俯く。
「さくら……」
「でもお花のおかげで元気出たよ」
「さくらを元気づけてくれてありがとう」
すみれは微笑んだ。
「それはよかった。少しでも元気づけようと思ったので」
「あのお花買ったの?」
さくらが訊く。
「いえ、うちの庭に咲いていたものです」
「へえ……。庭付きかあ……」
「へえ! 素敵だね」
二人とも庭から摘んだのは素敵だと思った。
「今度遊びにいらしてください」
「いいの?」
「私も?」
「もちろん」
エリオルが頷く。
「ありがとう」
さくらの顔が輝く。
「そういえばエリオル君って……」
「すみれさん?」
「ううん。何でもないの」
すみれは首を横に振った。
雰囲気と言い感じと言いアリアに似ていると思ったとは言ってはいけないと思ったのだ。
「私、こっちなの」
「僕はこの先です」
エリオルが逆の道を指す。
(アリアちゃんの家があった方に近いな……)
なんとなくそう思った。
「また明日」
「また明日」
「うん、また明日」
笑顔でまた明日と言い合って別れる。
(エリオル君……なんだかさくらには優しい気がする)
そんなことをすみれは思った。
