第百二十話 さくらの新しい星の力
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
アップルティーアが部屋に入ると変わったカードを納める本を宙に浮かべていた。
「ケルベロス」
「アップルティーア」
ケルベロスがアップルティーアに気づいた。
「何か考えている?」
「昨日のことや。昨日のあの気配……。そんなはずはないんや。けど……。アップルティーアも感じるやろ?」
「ええ……。ありえないはずの気配を感じたわ。けどすみれの力が通じなかったことを思うとそれしかないとも思えてきて……」
「すみれか……。彼女はクロウより少し下、リディアより上の魔力を持っているさかい。そのことを考えるとそうとしか考えられないともいえる……」
「「…………」」
部屋の中を沈黙が満ちた。
「この雨どう思う?」
「誰かが故意に降らせている雨」
「わいもそう思う」
ケルベロスは頷いた。
アップルティーアの意見と同じだったからだ。
「問題はどうやってじゃなく誰がじゃない?」
「ああ、そうやな。誰がそうしているかが問題や……」
ケルベロスは窓の外をじっと見た。
つられてアップルティーアも窓の外を見た。
そこには昨日からずっと降り続く雨が見えた。
(リディア……クロウ……)
アップルティーアは心の中でかつての主とその父親の名前を呟いた。
「ケルベロス」
「アップルティーア」
ケルベロスがアップルティーアに気づいた。
「何か考えている?」
「昨日のことや。昨日のあの気配……。そんなはずはないんや。けど……。アップルティーアも感じるやろ?」
「ええ……。ありえないはずの気配を感じたわ。けどすみれの力が通じなかったことを思うとそれしかないとも思えてきて……」
「すみれか……。彼女はクロウより少し下、リディアより上の魔力を持っているさかい。そのことを考えるとそうとしか考えられないともいえる……」
「「…………」」
部屋の中を沈黙が満ちた。
「この雨どう思う?」
「誰かが故意に降らせている雨」
「わいもそう思う」
ケルベロスは頷いた。
アップルティーアの意見と同じだったからだ。
「問題はどうやってじゃなく誰がじゃない?」
「ああ、そうやな。誰がそうしているかが問題や……」
ケルベロスは窓の外をじっと見た。
つられてアップルティーアも窓の外を見た。
そこには昨日からずっと降り続く雨が見えた。
(リディア……クロウ……)
アップルティーアは心の中でかつての主とその父親の名前を呟いた。
