第百十九話 再びの不思議な転校生
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
すみれの心臓がどきどきしている。
先ほどの強い気配はさくらの部屋からした。彼女に何かあったのではないかと思うとすみれはたまらなくなって妹の部屋に飛び込んだ。
「さくら!」
部屋に入るとクロウカードの本を持ったさくらとそれをのぞき込んでいるケルベロスがいた。
「すみれ……。これ……」
さくらがクロウカードの本を差し出す。
すみれはそれをのぞき込んだ。
それは緋色の本ではなかった。
桃色の本で『SAKURA』と表紙に書いてあった。
「これって……!」
「うん。ここからクロウさんの声が聞こえたと思ったら変わってたの」
さくらが説明する。
「これは……」
「変わっているわね。すみれと同じ」
アップルティーアが呟く。
アップルティーアの言う通り自分と同じカードを納める本が変わったということだろうか。
うまく説明できなくてすみれは言葉を探した。
そんな中、ある気配を感じた。
「「「「これは……!」」」」
この部屋にいる全員があたりを見回す。
「ケロちゃん、すみれ、感じた?」
「ああ、わいも感じた」
「私も……。リディアさんに似た……」
「これは間違いなくクロウの……」
それぞれ思ったことを呟く。
「いったい何なんや」
ケルベロスの言葉はこの部屋全員の感情を表していた。
『……なお現在、友枝町に降り続いている雨は局地的雨で隣町、その近辺では星さえ見えることのできる快晴なようです』
さくらの部屋につけていたテレビがそう言った。
「やっぱりただの雨やないみたいやな……」
ケルベロスがテレビを睨みつける。
「ええ。そうね……」
アップルティーアだけがその言葉に頷いた。
さくらとすみれは黙ってそのままテレビを見つめていた。
先ほどの強い気配はさくらの部屋からした。彼女に何かあったのではないかと思うとすみれはたまらなくなって妹の部屋に飛び込んだ。
「さくら!」
部屋に入るとクロウカードの本を持ったさくらとそれをのぞき込んでいるケルベロスがいた。
「すみれ……。これ……」
さくらがクロウカードの本を差し出す。
すみれはそれをのぞき込んだ。
それは緋色の本ではなかった。
桃色の本で『SAKURA』と表紙に書いてあった。
「これって……!」
「うん。ここからクロウさんの声が聞こえたと思ったら変わってたの」
さくらが説明する。
「これは……」
「変わっているわね。すみれと同じ」
アップルティーアが呟く。
アップルティーアの言う通り自分と同じカードを納める本が変わったということだろうか。
うまく説明できなくてすみれは言葉を探した。
そんな中、ある気配を感じた。
「「「「これは……!」」」」
この部屋にいる全員があたりを見回す。
「ケロちゃん、すみれ、感じた?」
「ああ、わいも感じた」
「私も……。リディアさんに似た……」
「これは間違いなくクロウの……」
それぞれ思ったことを呟く。
「いったい何なんや」
ケルベロスの言葉はこの部屋全員の感情を表していた。
『……なお現在、友枝町に降り続いている雨は局地的雨で隣町、その近辺では星さえ見えることのできる快晴なようです』
さくらの部屋につけていたテレビがそう言った。
「やっぱりただの雨やないみたいやな……」
ケルベロスがテレビを睨みつける。
「ええ。そうね……」
アップルティーアだけがその言葉に頷いた。
さくらとすみれは黙ってそのままテレビを見つめていた。
